小熊英二のレビュー一覧

  • 基礎からわかる 論文の書き方

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    いわゆる文系的なテーマ論文ってどう書くのか?を知りたくて読み始めました。あまりその辺は理解できなかったものの、パラグラフライティングなど参考になる所は多かったです

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    2024年07月07日
  • 社会を変えるには

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    500ページ越えの大作で期待していました。各章それぞれには学ぶ点も多いのですが、最終章のまとめのために、各章読んだ割につながりが今ひとつ見いだせない。

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    2024年04月20日
  • 社会を変えるには

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    感想
    無知のベールを被る。しかし人々が属性化されていない世界で有効なのか不明。間接民主制と多様性は真に両立するのか。全員の声を聞くのは困難。

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    2023年04月17日
  • 基礎からわかる 論文の書き方

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    いままでの論文の書き方として475ページもある最も厚い本である。対話形式でも説明している。厚い本を読んだことがない学生にとってはきついかもしれない。しかし全く論文の書き方を知らない学生にとっては自習書として役立つであろう。ただ、ゼミの先輩がいたりした場合には、この本を読むよりも先輩の卒論を読んだ方が早いかもしれない。この本はゼミの先輩もおらず、指導教員とも疎遠で、ひとり卒論に取り組もうとする学生にとってはいい本であろう。

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    2023年01月31日
  • 基礎からわかる 論文の書き方

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    引用文献references
    参考文献bibliography

    P.81 4つの基本構造類型と分野別分布状況

    主題 抽象的な問い
    対象 具体的に観測できるもの

    仮説検証or仮説生成

    著者の意図 独立変数
    作品    従属変数

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    2022年06月10日
  • 生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後

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    仕事のスタイルは
    時代が求めるものによって変化する。
    当たり前のことだけれど
    社会はどんどん変化していく。

    戦中、戦後
    激動の時代に求められた「生きる力」は?
    全体を俯瞰的に見ること。
    ニーズを把握すること。
    ニッチな分野に目を向けること。
    人と繋がり合うこと。
    ご縁を大切にすること。

    今求められる力と、同じ。

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    2020年12月01日
  • 社会を変えるには

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    工業化、ポスト工業化と原発との関連はわかりやすかった。と言っても原発の知識がないので他の本でも確認したい。
    政治思想や社会学、経済に関する考察が幅広く知識の補給、整理ができたのは良かった。
    デモまでいかなくても、問題意識を行動に繋げてみようと思った。

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    2020年10月22日
  • 生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後

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    ここで書かれていることが本当のことなんだろうなと思う。戦争とその後のある平凡な男性の話
    実は平成になってもまだ戦後が残っていたんだなあと思った。

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    2020年10月11日
  • 地域をまわって考えたこと

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    人への質的調査として、典型的な1日を聞くことが多い。そうすることで、その人を結節点として広がっている、地域社会の関係の網の目を探り出していける。

    ― 冒頭にある、そんな言葉の通りに、各地の人へのインタビューから見えてきた社会関係・地域性を紐解いた1冊。よくある事例紹介の本だと思ったけれど、読んでみると地理学的・歴史的な背景も織り交ぜてあって、インタビューの発言も取り入れてよく分析されているのにまとまっている、練られた本だなと思った。

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    2020年05月26日
  • 地域をまわって考えたこと

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    移住希望者向けの雑誌において、著者が実際に地域・地方に行って移住者や地域活性化のキーパーソンに直接会って取材した記録エッセイ。高島平団地から群馬県南牧村まで、六つの地域の地域ごとの特徴を完結に整理し、地域移住とは?地域とは?を問う著作。

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    2020年05月04日
  • 社会を変えるには

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    社会運動の歴史や文化的、時代による違いなど、膨大なページ数でたっぷりとレクチャーしてくれる良書。多少、著者の主観も混じりはするが、イデオロギーに係る市民運動を体系的学ぶには良いと思う。

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    2020年01月18日
  • 私たちの国で起きていること 朝日新聞時評集

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    20190908 今、なにがおきているか。自分が共感できる論者の意見は参考になる。今、自分の意見を持たないとこの先後悔する事になりそうだ。そういう時に信用できる論者をどう確保するかは大事だ。

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    2019年09月08日
  • 私たちの国で起きていること 朝日新聞時評集

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    117ページまで読んだ。筆者による朝日新聞論壇時評の2017年11月から2019年3月分まで。広い知見に基づく時評は面白いが、古い時評には興味が薄くなり、途中でやめた。

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    2019年08月02日
  • 社会を変えるには

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    確かに、昔のように『資本家』と『労働者』等のように単純なカテゴリーの分類が出来なくなっている。それなのに民進党は未だに「連合」なるものの影響下にある。古い枠組みの中で活動する組織では、社会を変えることは不可能だろう。
    右翼・安倍の言いなり自民党に変わりうる政党には程遠い。
    しかし対岸の米国では、一人の大統領で社会が大きく変わろうとしている。しかも人種差別主義者で自国第一主義者という、アメリカの矜持を捨て去った人間により。
    なんだか世界が全て自国第一主義に変わり始めている。英國のユーロ離脱、ロシアのクリミア併合、中国の海洋進出、そして今回のトランプショック。
    社会を変えると言っても、悪い方向にな

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    2016年11月10日
  • 社会を変えるには

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    戦後日本の社会運動の歴史を振り返るとともに、自由で多様なポスト工業化社会においては従来の社会運動を理解するためのカテゴリーが無効となったことなどが、西洋の政治思想における自由主義と民主主義の歴史にも言及しつつ、わかりやすく解説されています。ただし本書は、単に分かりやすい解説書というだけではありません。じっさいに声をあげ、社会を変えていくための具体的な戦術についても、ある程度説明されています。

    著者の本はどれも分厚いのですが、新書なのに本書も500ページ超というヴォリュームです。分厚いだけに多くのテーマがあつかわれているのですが、概説としてもちょっと不十分な印象です。とくにフッサールの現象学か

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    2016年09月03日
  • 生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後

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    社会学者の小熊英二氏が、父親、小熊謙二氏から聞き取りを行いまとめた1925年(大正14年)から今日の記憶。戦争、シベリア抑留、結核療養所、高度経済成長、未精算の植民地支配。ひとりの、平均的ではないにせよ平凡な男の個人史を大きな文脈に結び付ける作業を通して、東アジアと日本の大きな変動、その中における都市下層商人の生活や意識、移動が浮かび上がる。
    晩年には朝鮮系中国人とともに戦後補償裁判の原告にもなり、今も人権団体の活動を支援しているという謙二氏も興味深い人物だが、その人生と絡めて語られる社会事情の細かい話が知らないことが多くてとても面白い。たとえばホワイトカラーとブルーカラーの間には城詰めの侍と

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    2016年09月02日
  • 私たちはいまどこにいるのか 小熊英二時評集

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    約10年前の時評集、政治学者でなく社会学者の分析がユニークで説得力!。「新しい歴史教科書をつくる会」が広く支持されていったのは、「エピソード混じりで物語として楽しく教えたい」という現場のニーズに合っているというのはその通りだと思うのだが・・・。なぜサヨクが心をつかめないのかと繋がる。1955年頃までは保守が護憲、革新が憲法反対・改正の立場だったのが、逆転して現在に至るとの謎解き説明がそうだったのか!と実に興味深い。ラズロ氏の国民と住民と市民の定義が出てくる。市民とは「特定の地域において政治に参加できる者」とは考えさせられる。北方領土が日本に返還された場合のロシア系日本人にどう対応するかを考えて

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    2015年09月15日
  • 生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後

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    1925年からの現実に生きた歴史。祖父から親、姉弟の死、学校と仕事、軍隊、満州、シベリア抑留、民主運動、帰国、仕事の流転と結核療養、高度成長、結婚、事業拡大、引退、戦後補償裁判。

    慰安婦もそうだけれど、更に多くの兵士がひどい境遇にあったということを再認識。世の中の状況と切り離せないことだということも。

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    2016年05月07日
  • 社会を変えるには

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    「新書大賞2013」を受賞した作品。だけどそこまでよい作品とも思えなかった。なぜなら、あまりにも理想論、建前論に寄りすぎているからだ。内容は大半が社会運動史の概説に近く、理論的なことをダラダラと述べているだけの部分も多い。歴史や方法を知ることが社会を変えることの第1歩なのはそのとおりかもしれないが、しかしいくら高邁な理想を掲げていても、できうるかぎりの方策を講じてみても、じっさいには限界があってなかなか社会は変えられないのである。その好例が、著者がたびたび言及している原発問題だろう。あの事故いらいスッカリ日本じゅうに原発を嫌悪するムードが漂い、世論調査においてもつねに反対派が多数派を占めるよう

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    2017年07月16日
  • 社会を変えるには

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    新書としては異色の1,300円する社会学者の小熊英二さんの本。
    社会を変えるにはというタイトルだが、内容は社会運動(デモなど)について。反原発についても議論している。

    結論がよくわからない本だったな。
    原発のところの海外事情については事実を淡々と客観的に書いているところもあり、そこは読みごたえがあったな。
    だけど、本当に結論がわかり難い本。
    社会学者に特有のまわりくどい言いまわしが多いからだな。フッサールとかを出しているが、カッコよくは見えるが結局どう関係があるのかよくわからないな。
    こういう本をありがたがる人間にはなりたくないな。

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    2025年08月23日