香月美夜のレビュー一覧

  • 【小説1巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘I」

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    中高生のビブリオバトルで紹介された作品です。
    あまり最近のライトノベルスは読んでいなかったのですが、転生モノとはいえ、バトルシーンもなく、(無駄な)ハーレム要素もなく、地に足のついたストーリー展開だったように思います。

    本が好きな主人公が、本という文化の無い異世界に転生したことで、「本がないなら自分で作る」という固い決意のもと奮闘する(しかし年齢的・体力的な制約もあって思うようには進まない)という設定は、読書が好きな人たちにとっては魅力的だと思います。
    本を書くための媒体を作ろうとする際も、実際の古代文明を参考に「パピルス」や「粘土板」「木簡」などから取り掛かる辺り、まるで文明発展の歴史を見

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    2023年11月09日
  • 【小説2巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘II」

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    ネタバレ

    面白かったです。商才を発揮しベンノと対等に交渉するマイン。人の使い方も上手です。
    子どもとは思えないマインの博識さに変だと感じるルッツ。
    「…お前、誰だよ」
    とうとうルッツに訊かれてしまったマイン。事情を説明してルッツが望むなら消えてもいいと言いますが、ルッツは「オレのマインはお前でいいよ」と。くぅぅーとなってしまいましたよ(笑) ルッツ、本当にいい子だ!

    そして、マインのことを周囲が怪しまないのは何故かと思ったら、突拍子もない行動をとると思われているギュンターお父さんの子だからなのですね。受け入れられているなら良かった(笑)


    すぐ熱をだすマインが実は“身食い”という病気であることが分か

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    2023年11月05日
  • 【小説1巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘I」

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    ネタバレ

    再読。
    娘が携帯のアニメ動画で観ていた時、音声だけ聞こえてきて気になっていました。だからマイン、ルッツ、ベンノさんという名前は知っていました。
    めちゃコミ無料分の漫画を読み、いよいよ原作小説へ手を出してしまいました。

    本に囲まれて生きていたいほどの本好き女子大生が異世界の病弱な5歳の女の子マインに転生し、その世界では本が高価で手に入らないため本を作ろうとする話です。

    生まれ変わったマインの身勝手さに比べ、病弱なマインの面倒をみる一歳上の姉トゥーリや近所の男の子ルッツがとてもいい子に思えました。
    マインは本の為なら周りが見えないところがあって、それがマインの生きる目標になっているからいいのか

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    2023年11月04日
  • 【小説10巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女III」

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    活版印刷
    ここでは活字の美しさが 語りつくされてはいないようだ

    処刑する方法については 魔法の世界観になっている 人の死がショーになることもあるのではないか
    身分格差社会

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    2023年10月28日
  • 【小説24巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身III」

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    トルーク危険な植物 焚く甘い匂い
    記憶を混濁させて幻覚を見せるような強い作用のある植物
    (ハシシュをイメージする)
    戦いの場面は面白いと思ったら

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    2023年10月28日
  • 【小説4巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いI」

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    神官見習いの話。商人とは、また、違う世界。
    世界が違うとこんなにも違う。
    違う世界でのマインの奮闘が面白い!
    最後のおまけコラムは、幼馴染のルッツと
    お姉さんのトゥーリの話。
    トゥーリが、同じ仕事仲間といっしょに
    北の街に行く。同じ服を見て、諦める友人と
    意を決するトゥーリ。
    各キャラからの視点で描かれてて、
    また良い。

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    2023年10月24日
  • 【マンガ】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部 「領地に本を広げよう!6」

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    ネタバレ

    今巻はローゼマイン&神官長が怒りモード突入します。
    ヴィルフリートが自業自得としか言われない手厳しくシゴかれるそんなSTORYです。

    リヒャルダ無双します(監督役を担います)。

    フェルディナンド曰く「廃嫡」という単語が出てきます。
    ※読めば「廃嫡」や「自業自得」の意味がわかります(^^)
    ※容赦なく怒る神官長はやっぱりコワイです(^_^;)

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    2023年10月15日
  • 【小説】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集2

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    本編の裏側や描かれない他の登場人物達の心境が描かれるのが面白い。特に下町の家族や関係者の話は貴族院編や女神編ではなかなかわからなかったのでトゥーリとルッツの婚約話が読めて良かった。バルトルトの旧ヴエローニカ派の子供から見た粛清、ゲオルギーネに礎を奪わせればいいと考えていたみたいだけど、で、その後どうするの?という展望がない。領主交代を軽く考えすぎ、エーレンフェスト防衛戦後のバルトルト達はどうなったんだろ?

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    2023年10月15日
  • 【マンガ】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部 「本のためなら巫女になる!8」

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    ネタバレ

    今巻は少しうるっとしたり泣きに泣けるシーンがいつもよりありました。

    (内容)
    最初の(37話)にはマインを急いで迎えに来たルッツが(手の怪我を)心配して走って来るシーンで、思わず「良い子だなぁ⋯」とうるっときました。

    次の(38・39話)での記憶を探る為の魔術具を使用し、麗乃時代の現代日本の映像や日本食そして麗乃の母が登場します。
    マインの姿で、母に謝るシーンでの言葉ですが⋯⋯
    「逆縁の親不孝でごめんなさい」そこからはもう涙涙でして⋯⋯⋯そこからは香月美夜先生(あとがき)の言葉ですが「涙なしには読めません」と言葉道理でした。

    (40話)ではヨハンがあるコトを(マインとベンノに)頼みに行く

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    2023年10月07日
  • 【マンガ】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部 「本のためなら巫女になる!7」

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    ネタバレ

    内容が気になって思わず(昨日今日と)2日続けて読んでしまいました。

    (内容)
    最初(32話)はルッツやデリア達と冬服を買いに行きます。また、マインの冬服をルッツがプレゼントするシーンがあります。

    中盤からは「トロンベ(魔木)討伐」のSTORYです。
    神官長が鎧を纏いマントを羽織って騎獣(翼の生えた獅子)にマインを連れ同乗します。

    (神官長はライオン好きらしい⋯好みという話だが⋯強そうだから?それとも百獣の王だから?)

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    2023年10月01日
  • 【マンガ】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部 「本のためなら巫女になる!6」

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    ネタバレ

    やっと「本好きの下剋上」2部VI巻が読めました(^^)
    ※最近このシリーズが全然読めなかったのです。

    (内容)
    (読むと)やっぱり面白い!
    最初(26話)に新キャラ登場します。
    綺麗な絵を描くヴィルマや新アイテムを作るヨハンetc登場します。
    そして本(絵本)がとうとう出来ました(喜)

    ※番外編&書き下ろし短編小説があります。
    紙の本にもカバー外すと4コマがあります。

    ⋯というかベンノさんが、また怒ってるシーンがありますが、(神官長も険しい表情が多い)もしかして(2人共)苦労キャラ?

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    2023年09月30日
  • 【マンガ】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部 「領地に本を広げよう!7」

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    ネタバレ

    前巻でやり込められた、義兄ヴィルフリートの廃嫡回避のために色々と条件が出される。
    再教育のためにカルタも活用されたりするが、ヴィルフリートの側近はつい忖度してしまい、発奮にならないので、マインと対戦して向上心をだしてもらうことに。

    ユストクス登場。
    諜報活動を趣味として、その為なら下町にその装いその言葉使いで潜り込んだり、女装もしたりする変人気質な人。

    ハッセの孤児の扱いとかについて情報を得て、どう策を巡らすかマルク中心に画策してみたり。

    前神殿長の倣いのまま、マインたちをもてなすハッセの町長。
    昼間から酒をドドンってどんな歓待されてたのやら。
    銀盃を供されて、「重っ!」ってなるのもさも

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    2023年09月25日
  • 【小説25巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身IV」

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    フェルディナンド今回も登場なし、寂しい。ヴィルフリート浅はかすぎる・・・、今までの関係があるんだからいきなり両手を上げて歓迎、とならないに決まってんじゃん、側近たちにいいようにされててかつての学習遅れの時の反省はないのか?ランプレヒトは一方的に責められてかわいそうに。クラリッサ暴走娘、いくら早く来たかったからって家出みたいじゃん。ブリュンヒルデの決断、シャルロッテともいい関係が築けてよかった。

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    2023年09月24日
  • 【小説24巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身III」

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    プロローグはローゼマインの側近たちの会話、主への心配からヴィルフリートへの怒りへ。大した苦労も知らないお坊ちゃんはこれだから。フロレンツェアは何も手を打ってなかったのか。ヴィルフリートとオズワルトはこの先ますますローゼマインの側近たちを怒らせるんだろうな。久々に再会のローゼマインとフェルディナンド、二人の会話が楽しい。ハンネローレに聞かれて答えたローゼマインのルッツとフランを足した架空の「心の拠り所」。でも側近たちはフェルディナンドだと思ったよ、絶対。

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    2023年09月20日
  • 【小説22巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身I」

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    フェルディナンドがアーレンスバッハに行ってしまったため、彼の出番は誰かの話題かお手紙のみ・・・寂しい。随所でフェルディナンドの立場が良くなるようにと気にして勉強をがんばったりディートリンデの髪飾りはフェルディナンドの見立てじゃないよ、とアピールするローゼマインがかわいい。前巻でもそうだけど他領とローゼマインの神殿に対する認識が違いすぎてまたトラブルになりそうな予感。

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    2023年09月17日
  • 【小説32巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身XI」

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    やっぱりあと一冊で終わるようです。最後から二冊目の本作。味わって読ませていただきました。
    マインの頃の大切な記憶がごっそり抜け落ちてしまったローゼマインはさらに危機的状況に。もちろん名捧げしたあと人やこの人も道連れ。巻末おまけのマンガが凄く笑えます。ローゼマインのまわりがキラキラしてる表現も面白。
    個人的にはワガママも劣ったところもないゆえにあまり登場場面のなかったエグランティーヌ様の活躍と、ダンケルフェルガーのハンネローネ目線の短編が載っていて嬉しかったです。

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    2023年09月03日
  • 【小説25巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身IV」

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    ランプレヒトはやっぱり浅はかだよなー
    貴族的に実妹というローゼマインをそのままの意味で捉えているままだからな

    エックハルトは元々フェルディナンド様至上主義で、実妹として振る舞えと言われているのと、自分にはできないフェルディナンド様への貢献を理解している
    コルネリウスも最初は第三夫人の娘という意識はあったけど、その虚弱さ、努力家なところ、考えの危うさから親身になって接するようになった
    その点、ランプレヒトはヴィルフリートの側近という環境が、ヴェローニカの常識を当たり前としているが故に、現在のエーレンフェストの実態とも乖離しているのも厄介なところですね


    領主一族の会議
    シャルロッテが眩しすぎ

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    2023年08月17日
  • 【小説24巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身III」

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    ブリュンヒルデの反省と怒り
    ただ単に主の望みを叶える事が側仕えの役目ではない
    諫める事も一流の仕事の内という事ですね

    活動報告のラウレンツによる女性側近達の評価
    ちゃんと見れているんだなという感想と共に
    グレーティアに対しては失礼
    オチに使うなよ……

    本音を言えないフェルディナンド 研究したい=エーレンフエストに帰りたい
    貴族表現なのか、フェルディナンド表現なのか判断がつかないけど、分かりづらいよー

    領地対抗戦
    リュールラディ視点SS
    勘違いして盛り上がるリュールラディとミュリエラに冷静に突っ込むフィリーネ
    次々と神様表現が出てくる二人にハルトムートっぽさを感じる
    いや、エルヴィーラ母様

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    2023年08月15日
  • 【小説22巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身I」

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    フェルディナンド様がいなくなってからの貴族院3年生開始

    粛清の情報に動揺する旧ヴェローニカ派の生徒
    その態度ににキレるレオノーレに乗っかるブリュンヒルデ
    やはりライゼガングだと感じる
    ブリュンヒルデの怒りはこれまでもあったけど、レオノーレが表に出すのは珍しいよね

    あと、リーゼレータは派閥関係ないけど、やはり内心では怒りを感じてたりするんだろうなぁ


    オルタンシア登場
    知識の番人契約についてWEB版では説明されていなかったので、初読のときには驚いたものですね
    このあたりから、「誰か意図的に情報を隠している?」という疑問が湧く
    前上級司書は知識の番人契約について説明できなかったのか?
    ソラン

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    2023年08月11日
  • 【小説20巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員VIII」

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    フェルディナンドのアーレンスバッハ行き準備のあれこれ

    ローゼマインの「アーレンスバッハが欲しくなりました」発言
    まさかこれがああなるとは、初読のときには思いもよらなかったですねぇ

    そして、後に食欲のないローゼマインを気遣ったフェルディナンド様の行動にも繋がってたりと、伏線の要素があったりする


    エックハルトの忠誠心が怖い
    王命による婿入りなら、王を殺せばという解決方法の思考が危うい
    その発想、ミステリの犯人の思考だよぉ


    フェルディナンドの引取りのあれこれ
    前アウブ・エーレンフェストは時の女神のお導きと言っているけど
    時かけ案件ってことで良いのだろうか?


    フェルディナンド様が言う、

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    2023年08月04日