二村ヒトシのレビュー一覧

  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    久しぶりに痺れる本を読みました。
    今まで、言語化できなかった気持ちの正体を照らしてくれて、紐解いてくれるような、そんな感覚になりました。
    直接的な表現も多く、性的な言葉もバンバンでてくるのですが、この本で伝えたい本質は、 「心の穴」に向き合うということ。
    恋愛指南書ではなく、自身の心のひずみと向き合うための本です。
    「こうでなきゃいけない」と形を変えてまで愛されたい、心の穴を抱えた愛おしい人たちに読んで欲しいです。

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    2025年12月05日
  • 深夜、生命線をそっと足す

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    ラジオは聴けていませんが、とっても良かった
    燃え殻さんも二村さんも優しい話をしたり言葉を言ってる訳じゃないだけど、優しい人、、
    途中途中、心がグッと苦しくなった。
    最初に載ってる2人の写真が
    深夜、と言う雰囲気と人柄が出ている感じでとても良い

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    2025年05月27日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    恋愛系の本なのは間違いないけど、これは人間関係全般に共通する話だからぜひ色んな人に読んでもらいたい。


    世にある自己啓発はいつも自己愛だの自己受容だの書くけど、結局それが具体的にどうなれたらそれになれるのか書いてなくてモヤモヤしてたけど、そこを論理的に落とした本だと思う。
    だからその理論をちゃんと頭で分析して理解したい人向けかな。それを欲してない人にはただ説明してくる本に見えるかも。

    好きな人に好きになってもらえる、がどういうことかわかる。
    結局は我慢せずに自分の本当の部分を見せることだし、その勇気を出さないといつまでも本音でぶつかれる人に会えずに対等に扱ってくれなかったり長続きしない人を

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    2025年04月20日
  • すべてはモテるためである

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    千葉雅也、國分功一郎追いかけてると不意に現れる異色な二村ヒトシ。小手先のモテテクニックを解説する書籍には手をつけずのは違うなーと思う反面、モテたい欲求もあるそんなタイミングにちょうど良い。

    自分なりの解釈として。モテるのは確固たる自分を確立しており、そうすると他人に合わせるというより自然体で振る舞えるわけだから余裕が醸し出される。そうなると謙虚で寄り添うムーブを取れる。相手と同じ土俵でコミュニケーションが取れる。

    周囲のモテてるやつっていうのは、美醜はあくまで付属的なアドバンテージであってガツガツせず同性からも(悔しいが)魅力的だなって思える雰囲気がある。つまりはモテてるのは主目的ではなく

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    2024年11月11日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    タイトルを見て、自分のための本なんじゃないか、と惹かれて購入しました。
    愛してくれない人を好きになることで苦しんでいるわけではなく、それは自分に原因があることは腑に落ちていたので、興味津々でした。
    本を読む前に、タイトルの答えを頭に浮かべてから読みました。

    今まで、ぼんやりこうだろうな〜って思っているが、怖くて言葉にはしなかったことがすべて言語化されていました。

    マクドナルドで読書をしていたのですが、半泣きで読んでました。

    自分を肯定できないことに悩んでいる人に読んで欲しい。

    私にとって、お守りのような本になりました。

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    2024年10月27日
  • 日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない

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    自分はなぜセックスをする(してきた)のだろうというところを言語化できそうだなと興味を持った一冊。いざ読んでみると、当初の動機とは全然違った角度なのだけれど、恋人をもっと喜ばせたいとか恋人ともっと気持ちよくできる技があるのだろうなとかいうところが最終的に心に留まりました。
    「しなくなるかもしれない」というタイトルですが、読めば、もっと恋人とのセックスを大切にしたいと思えるようになる内容です。

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    2024年08月14日
  • 欲望会議 性とポリコレの哲学

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    三者三様の視点から多岐にわたる話題の応酬で、敷衍し続ける議論で結論めいたことを明言してくれることはない。扱っている話題もメディアでは憚られるようなものばかりですので、ドキドキハラハラの読書体験でした。

    表層的な内相に脊髄反射している批判に対して、人間の正しさと醜悪な部分を合わせ持つ両義性への信奉が本書の骨子でしょうか。

    社会全体がポリコレで合理的に損得ベースの世界へと変革されている途上であるという認識はあります。そこに対する危機感というか、個人としての感覚を研鑽することを忘れずに過ごして行こうと思うのです。

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    2024年08月04日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    ここ最近恋バナした人全員にオススメしてる。
    好きな人、恋人は自分の弱さや寂しさを埋めるものではなく、自分を自分として受け入れることを肯定してくれる存在。
    お互いに弱い部分も受け入れ合うのが愛なんだなあと気付かされた。

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    2024年05月27日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    私はこの本を読んで救われました。大号泣した。二村さんはどうしてこんなに私の気持ちが分かるんだろうと思うほど。この本と出会ったから、今私は幸せに過ごすことができています。

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    2024年02月20日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    本書はセックスレス研究の一環として手に取ったのだが、直接的にその課題に触れられていたわけではなかった。
    ただ、セックスレスという一つの人間関係における表層的な課題よりも、一段階抽象度が上がったところにある視点で重要な示唆、セックスレス改善につながるソリューションへのヒントが読み取れた。
    セックスレスにおいては、そもそも相手が自分を受け入れていないが故に起きているわけであるが、その裏で自分が相手を受け入れていないという事実が本書から読み取れる。

    自分がパートナーを選ぶ段階で、既に人は自分の心の穴をふさぐために相手に恋心を抱いてしまっている。
    そういった不完全な関係性から始まったとしても、本書で

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    2023年11月28日
  • どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント

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    感情が劣化した当方に、この本はグサリと刺さった。

    心の穴を埋めるように恋人、パートナーを扱ってはいないか?自分の気持ちはオートマタ的な損得に基づいて発露されていないだろうか?

    一度通読しただけでは咀嚼し切ることはできない、性愛と社会の諸問題。

    自分自身がそんな「クソ社会」の一員であることを自認した上で読むと、より興味深い示唆を与えてくれる。

    本著は年齢や性別を跨いで、性愛で悩む多くの現代人のガイドブックになりうる。
    そしてこの一冊が個人、社会にとって要らなくなる。
    そうなれば著者のお二人、私にとって御の字だろう。

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    2023年08月07日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    わかりにくい部分もあったけどすごい面白かった。
    こころの穴っていう的確な表現が心に刺さった。
    親から作られたこころの穴を埋めるために恋愛をするっていうのも心にささった。
    もう一度読み直したい

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    2023年06月23日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    核心をついつるなぁ〜と思うところが多かった

    どんな恋愛の悩みにも効くんじゃないかと思う
    (むしろ悩みの根っこの部分は同じという感じ)

    悩むと読みたくなる本

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    2023年06月09日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    生き方の本だった。恋愛から心の穴を考えるということに焦点を絞って書かれているおかげで、自分の心の穴(ラカンのいうファンタスムに近いものだと思う)について具体的にいろいろ考えることができた。おかげで自分でこれまで想定していた自分の形が崩れて、新しく見たくない醜い自分の形が見えてきた。けどまだまだ醜い自分の大部分は、綺麗な形に覆われてるんだと思う。
    著者自身も、対談を通して自分の心の穴に気づいて狼狽する様子が掲載されていて、印象的だった。
    完全に心の穴を知ることなんてできないのだということを、体感を持って知ることができた。それでも、自分と向き合い続けて、見えてきた部分から順番に受け入れられたらいい

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    2023年05月11日
  • すべてはモテるためである

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    ネタバレ

    モテ本マニュアルというより、心理学哲学チックなものを感じた。
    自分の肚を見せて、相手がどう受け取るかは相手の問題という考えは、心が軽くなる。

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    2022年10月08日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    「はじめに」の見開き2ページですでに泣いてしまった、あまりにも痛いところを突かれたので。。。本書は全体的に図星過ぎてしんどかった。その分気付けたことがたくさんあったので、この本に出会えてよかったと思う。
    自己受容、難しい。確かに理想のタイプって自分にない要素を持ってる人だなぁ。その人で自分の心の穴を埋めようとしていたのか。付き合う人は自分の鏡なんていうけど、その通りだなとしみじみ実感した。

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    2022年07月03日
  • 欲望会議 性とポリコレの哲学

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    この本を読んで思い出した事があります。

    もしかしたら何かの偶然で千葉さんや柴田さんの目に止まる事もあるかもしれないとも思い書いておきたいと思いました。またどうか一人でも多くの方の目に止まればなと思っています。


    ジェンダーやトランスジェンダーという言葉を聞くようになったのは、2000年の初めの頃でした。
    当時、自分はファッション業界で仕事をしていて、ゲイの多いファッション業界とその周辺ではとても身近な話題となっていました。当時のマルタン・マルジェラやジャン・ポール・ゴルチェなど多くのメゾンがコレクションのテーマにしていたシーズンがあった事も記憶にあります。ゴルチエ本人の口から聞いた事も覚

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    2022年03月16日
  • すべてはモテるためである

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    モテない男の原因をキモチワルイからであるとし、その要因をバカ、臆病と分類する。
    まずはバカを治し臆病になった上で、一人でいても寂しく無い自分の「居場所」を作る。その結果、モテるようになる。

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    2021年07月08日
  • すべてはモテるためである

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    「あなたはなぜモテないのか。それはあなたがキモチワルイからです」
    ぶったまげした…
    あの上野千鶴子様までもが解説で本書の内容については称えておられます。
    モテ本としてだけでなく、コミニケーション論としても秀逸です。
    でわ何故、我々が女性にモテたいと思うのか。他人から「あなたは、そんなにキモチワルくないよ」って保証してほしいから。という考察に感動さえしてしまいました。 

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    2020年08月26日
  • オトコのカラダはキモチいい

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    以前から気になっていた本としてTwitterのフォロワー様から頂いた物です。
    読んでみた感想ですが、未知である男性の体の魅力を知れて大変満足です。私自身は腐女子として男同士のあれこれの小説をよく書く人間なので、これからの小説の資料にも大変役立ちそうな1冊だと思いました。また新しい扉、新しい価値観(この場では語れない助平なことばかりです)を得れたことも、高評価の理由です。
    おすすめしない理由は腐女子としてないですが、ただ最後の方で腐女子が実際のゲイの方と絡み、ナマモノ妄想(実際の芸能人の名前が出てきます)やそういった妄想をぶつけるところがある、またゲイの方を腐の世界に半ば強引に?引きずりこもうと

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    2020年08月01日