二村ヒトシのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自己肯定感と恋愛のお話。ハウツー本の類ではありません。
ナルシシズムと自己肯定というキーワードから書かれているようです。
恋愛は,その人が長年かけてつくってきた他者との関係の取り方や,遡ると両親との関係を密かに反映させてるんだろうなと思います。(色々,社会やメディアの男性観・女性観とかで自分の求めてるものが見え辛くなったりするんだけども)。恋愛になるといつも似たような人を好きになったり,同じような失敗をして,似たような別れ方をしてしまったり。自分が知らずしらず作り上げてしまった台本を繰り返してしまっているようで。
まだ,表面的なところだと思いますが読んでると,この考察は深いなあなんて思うと -
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Posted by ブクログ
ただ単に「これこれこうであれ」と言うだけの本じゃない。
相手がいて、その相手を想うこととはこういうことで、あなたや相手のその考えかたや捉えかたによって、気持ちに変化が生まれていく。
理解できるであろう人と、できないであろう人とが分かれる作品であると思っています。
『自分を大事にしていて、自分のために生きている人』と、『自分を大事にしていなくて、他人のために生きている人』と、『自分を大事にしていなくて、自分のために生きている人』がいるから。
ゆっくりゆっくり読んでいって、身に沁みこませていって、「嗚呼、こういうことを言いたかったのかあ」ってなっていく本です。
傷ついた人には、あなた -
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Posted by ブクログ
とても良かったです
文字数少なめ・読みやすい文章ですらすら読める
「心の穴」がキーワードでした
人間はみんな子供の時に親から心の穴(傷)を開けられるみたい
親だけじゃなくて友達や他人との関わりで受けた傷やトラウマも心の穴になると私的には思う!
で、その心の穴を肯定し合えるような恋愛が良い恋愛で、セックスはお互いの心の穴に触れ合う行為になれば幸せを感じるみたい
恋愛本かと思いきや、自分と向き合おうぜ的なマインド系の本でした
でも嫌な感じしなくてスーッと入ってくるし、ちゃんと理解しようと真剣に読み込めた
これから変な人に出会ったら「この人はどんな心の穴が開いてるのかな」って考えちゃいそう
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