二村ヒトシのレビュー一覧

  • 日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない

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    日本人の性、愛、セックスについて対談形式で書かれている。かなり読みやすい。

    普段、性について考えずにボヤッと生きていては内容が難しいと思う。自分も性について深く考えたことがなかったので読み直して、理解を深めないといけない。
    対話内容と自分の経験を照らし合わせて、過去の恋愛がなぜうまくいかなかったのか考えることができた。
    逆に今の恋愛が上手く行っているのか少しわかった。

    日本における男尊女卑の植え付け、それから無意識で生まれる男女の行動や心理が少しわかったと思う。もちろんいろいろな考え方があるが、自分は人間をベースにして男女関係を進めたいなと思った。

    20240629追記
    快楽で自分を異界

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    2022年11月13日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    ネタバレ

     なぜ現代の社会というのは、こんなに「やらなければいけないこと」が増えちゃったのでしょう?
     そもそも、社会というのは、かつて男たちが作ったものです。
     そのころの社会は、男たちのためだけにあり、女には「女だけの社会」があったのです。
     しかし時代の移り変わりとともに、男の社会に女性も加わるようになり、今では「女が、外で仕事をすること」はあたりまえになりました。
     別々だった「男だけの社会/女だけの社会」が「男と女の社会/女だけの社会」になった。女性は両方の社会に属さなければならなくなったため「やらなければならないこと」が増えてしまったのです。
     女性たちは自己愛しにくい状況だからこそ、愛され

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    2022年11月03日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    どうなんだろう…と思ったけれど面白かった!!
    恋愛には自分にないもの、確かに求めちゃうし、それが自分にないからこそ辛くなる。
    自己受容ってほんとに難しい。まだまだ自分を否定しちゃうしダメだって思うけれど少しずつでいいから受け入れていけたら。

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    2022年09月21日
  • すべてはモテるためである

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    序盤の方に「男性向けの本だけど、女性もぜひ読んでほしい」と書かれていて安心して読み切りました!
    男性ってこんなこと思ってるんだ、なるほどなー、がよくわかる本!
    哲学者の方との対談もあったりして、モテ本だけど自己啓発に近いです!

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    2022年08月06日
  • すべてはモテるためである

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    モテるための実践的なアドバイスも書いてあるけど単純に読みものとして面白かったなぁ笑
    あなたにとってモテるとは?
    あなたは本当にモテたいのか?
    どんな相手にモテたいのか?
    どういう風にモテたいのか?
    こうやって自己分析するのが大事らしい
    恋愛も就活と同じだ!

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    2022年06月29日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    ネタバレ

    岸田奈美さんがおすすめしてていつか見つけたら読んでみようと思ってたものを発見(恵文社)

    これ、タイトルが中身を言い当てて妙はそうなんだけど、でももったいないとも思う。このタイトル、手に取りづらそうだもん。でもおすすめしたい!

    これ、恋のノウハウとかそういう小手先のことではなくて、恋人、夫婦に限らず、人間の心理学的なことが書かれていて、 心の穴 と 自己受容がキーワードになっていて(!)自分を愛しましょう本のわかりやすい版みたいな。
    (自己肯定より自己受容、という表現も個人的には好き)
    AV監督が書いている本なだけあって、そういう系の話もかかれているけどなかなか興味深い。

    _φ(・_・

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    2022年10月16日
  • すべてはモテるためである

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    ネタバレ

     自分に自信のないあなた、臆病すぎる(ネガティブな自意識過剰の)あなたは、他人から、特に女性からカッコわるいと思われてしまうんじゃないか、自分が他人からどう見られているか、いつも、すごく気にしてることでしょう。
     そんなあなたは、自分では自分のことを、どう見てますか?
    「モテない」「臆病だ」というのは、わかったから、それ以外に。
     あなたは、たとえば「自分が何者なのか」ということを、会社名とか学校名とか職業とか収入とか血液型とか星座とかではないことで、自己紹介することは、できますか?
     この本の第1章で考えたことを思い出してください。たとえば、あなたはどうしてモテたいと思う人、なのか?
     いま

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    2022年05月05日
  • すべてはモテるためである

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    村田紗耶香さんのオススメを見て読んでみた。
    キモチワルさへの解像度が高い。
    モテ本というより哲学書で、居場所と好きなものさえはっきりしていた方が人生は幸せという分かりきってはいるけれど素直になかなか信じられないことを細かく砕いて説明してくれた。
    非モテが起こす事件がどうのこうのみたいな論調を聞き飽きた時、ちょうどいいかもしれない。

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    2021年12月26日
  • すべてはモテるためである

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    男も女も読むべき

    思いやり

    相手の立場になって考えること

    心の穴を埋めるように惹かれ合うんだろう

    自分の中の男もしくは女がいる

    その人は理想の彼、彼女
    彼らに聞いてみる

    どんな気持ち?って

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    2021年08月15日
  • すべてはモテるためである

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    対談パート面白い

    その人の心の穴から湧いてくるものが他人の心の穴を刺激する
    親は子どもに必ず穴をあける

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    2021年06月22日
  • すべてはモテるためである

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    エッセイだと思って買ったら「自分の気持ち悪さ」と向き合う啓発本だった。上野千鶴子さんが解説を書いていて驚き!第五章がすごくよかった。自分の心の穴と向き合うことはとても大切なことだと思う。自意識をこじらせて苦しんでいる全ての男の子とそんな気持ち悪い男の子の気持ちを知りたい全ての女の子に贈る本。

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    2020年06月24日
  • どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント

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    対談をまとめたからなのか、読みにくいところもあるが、結構腑に落ちたりする文もあって、なんとか読み終えた。相手の幸せを望むことが大事。

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    2020年04月11日
  • どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント

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    二村さんの「あなたがモテないのは、自分について多面的に考えていないから」に納得。宮台さんの、好みからかけ離れた相手を好きになることが恋に落ちるってことというのも心に残った。

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    2018年10月14日
  • どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント

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    損得勘定の意識が強くなっていた自分に改めて社会生活をする上でもっと重要な事を気づかせてくれた本。

    性愛時にフェチ系という自分の趣向のみを追求する人とダイブ系という相手と一緒にトランス状態(変性意識)になる人がいるが、前者は相手は代替可能なので長続きはせず、後者は相手は代替不可能でいつ迄も幸せな性愛生活を送る事ができる。

    日本の若者の性的退化が言われて久しいが、その原因としては体育会的なホモソーシャリティ文化が失われた事が原因と著者は分析する。周りから強制・サポートする人が居なくなったから、若者の性に対する意識は退化してしまったのだ。

    社会が良くなれば性愛的に幸せになれるかと言うと全くその

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    2018年02月10日
  • オトコのカラダはキモチいい

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    BLだとかLGBTだとかだけではなくて、
    ただ、自由に、正直に、お互いの違いを楽しみながら、関係性を大事にしながら、パートナーと楽しく生きていけたらいいなぁと思うのです。

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    2018年01月14日
  • どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント

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    ネタバレ

    宮台さんの映画の本が非常に面白かったため、しかも今度は興味が強い「性愛」についての話ということで購入。AV監督二村ヒトシとの対談形式で本書は進むが、主には宮台さんの語りが占める。自分の中でうまく言語化できていない世の中に対してや人間に対しての思いみたいなものを言語化してくれているように感じる。ハレとケというのか、誰もが持つバンパイヤ的なものとか、いい変態と悪い変態、神経症、精神病、倒錯者。もう一度読み返すにはカロリーが高いが、いつかまた読むように思う。アメーバになる。時間が立つのを忘れる。

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    2017年12月10日
  • すべてはモテるためである

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    安易なハウツーもののようなタイトルですが、巻末に収められている著者との対談で國分功一郎が述べているように、本書はまさしくその本質において倫理の書です。

    著者が説いていることをごく簡単にまとめてしまうならば、自分自身の「モテたい」という気持ちをしっかりと見つめ、自分の「キモチワルさ」を謙虚に考えなおし、そのことを通して「自分の居場所」がどこにあるのかを知ることが、「モテる」ためには重要だということになるかと思います。しかも、そうしてモテるようになったところで、著者自身がそうであったように心が苦しくなるというのですから、モテるための手っ取り早いハウツー本を求めている読者にとっては、まったくなんの

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    2017年08月13日
  • なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

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    AV監督である著者が、恋に悩む女性たちに向けて書いたエッセイです。

    「心の穴」や「自己受容」といったキーワードは著者独自のものですが、精神分析が論じてきたことと重なり合うところも多く、いわゆる「恋愛指南本」とは一線を画する内容になっています。

    巻末の信田さよ子との対談では、著者自身が女性に「菩薩」を求めてしまうことが暴露されて厳しいツッコミをもらっていますが、これだけ鋭い恋愛論を展開している著者が、そうした彼自身の女性観の「身勝手さ」に無自覚であるとは思えません。むしろそのことを自覚しているからといって、容易にそれを克服できないところに、一番のむずかしさがあるような気がします。

    著者のい

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    2024年10月22日
  • モテと非モテの境界線 AV監督と女社長の恋愛相談

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    「なぜ愛」を読んで面白かったので本書を手に取りました。今回は対談という形で、話がさらに入って来やすかった。
    恋愛、結婚するなら別にすごいスペックを持つわけでなく普通の独身男性でいいんだ!と思いますが、そんな「普通の独身男性」がいかにいないかもよく分かった(笑)
    昨年ヒットした逃げ恥の平匡さんもスペックは悪くないのに自己肯定感が低く、こじらせてましたし。
    いろんな人に読んで欲しい、そしてレビューを読んでみたい一冊。

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    2017年05月14日
  • 恋とセックスで幸せになる秘密

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    R25の書評を見て心惹かれて買った本。
    タイトルが「おっと」という感じだけど、内容は至ってまじめな「どうやったら自分を、他人を愛せるのか?」というものです。

    ちょっとつきあいの長い人は「私ってナルシストだからぁ〜」という言葉を私から聞いたことが1度はあるかと思いますが(うざくてすいません)、まさにこの本が取り上げているのも「自己肯定」と「ナルシシズム」の違い。

    自分のことは可愛いけれど、自分を愛せているわけではない。
    自分を愛してあげなさいと言うことは簡単だけど、難しい。

    私が人生でずーーーっと思っていること、だから生きにくいんだよなぁと思っていたことをそのまま、私が思っているよりもずっ

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    2017年05月11日