高山羽根子のレビュー一覧

  • 居た場所

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    高山羽根子は変な生き物を書くのが上手くて、表題作でもタッタという、犬や猫と同じ位の大きさの愛玩動物(田舎の人は食べたりもする)が出てくる。なんとなく、ショーン・タンの『アライバル』に出てくる生き物を想像した。毛が生えているらしいからちょっと違うけど、奇妙で不気味でしかも愛らしいイメージ。
    表題作は家業を手伝ってくれた研修生の外国人女性と結婚した男が、彼女の希望で、彼女がかつて住んでいた町を二人で訪ねる話なのだが、その家業が何なのか、彼女はどこの国の人なのか(中国人みたいだけど)、その町はどこなのか、全ては曖昧にしてある。はっきり書いて、きちんとオチをつけたら、ホラーかSFミステリになりそうな話

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    2020年04月05日
  • 居た場所

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    中短編集。SF?ファンタジー?
    『行き先は特異点』で「太陽の側の島」を読んだだけの著者。
    第一印象から変わらず、ノスタルジックで奇妙な雰囲気の作風。
    表題作は、最後まで謎だらけのまま終わる不思議なお話。ホラーチックなシーンがあったり、民俗学・生物学的な謎があったり。とにかく変な作品という印象が強い。
    個人的には、「蝦蟇雨」の不条理な世界観と清らかな描写が絶妙で、とても好み。
    この著者の作品は、自分で想像を膨らませながら読むのが良いのかな?

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    2019年06月27日
  • 居た場所

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    留学生としてやってきてのちに妻となる小翠。働き者。生まれ故郷ではなく初めて一人暮らしをした街に行きたいと言い、主人公は一緒に旅をする。
    難しいというか、不思議、わからない、味わえない。謎のまま終わるものばかり。漂う空気は悪くはないけれど。わからないままのもの、?なものをうまく不自然でなく書き上げ、一つの世界を作っていることが良さなのかな。どうも私には合わなかったようだ。

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    2019年05月17日
  • Genesis 一万年の午後

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    魅力あふれる6つの異世界。没入した頃に物語が終わるので現実世界に取り残された気持ちになる。
    年1,2回ペースで続刊予定ということで楽しみ。

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    2019年04月27日
  • うどん キツネつきの

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    「少し不思議」の方のSF短編集。
    どれも粒ぞろいですが、核心を書かない&明らかにしない書き方は好みが分かれるところだと思います。ガチガチゴリゴリのSFやファンタジーを読みたい人にはおススメできませんね…昨今流行のゆるふわ系とか日常系もありけり。
    「シキ零レイ零ミドリ荘」が好きです。何か起こりそうな要素がたっぷりなのに!(笑)平和な日常で終わってしまうあっさり感が、もう何とも。
    「母のいる島」も、途中までは重たい話かと思い読み進めていくと「はー…そうですかぁ」脱力させられるという…。

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    2019年03月09日
  • うどん キツネつきの

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    え?なに?え??みたいな
    SFかどうかは置いておいて、
    SFとか何とか規定するのはわたしたちの脳なんだなー、と、まぁありだよなー、と。

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    2016年12月16日