高山羽根子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高山羽根子は変な生き物を書くのが上手くて、表題作でもタッタという、犬や猫と同じ位の大きさの愛玩動物(田舎の人は食べたりもする)が出てくる。なんとなく、ショーン・タンの『アライバル』に出てくる生き物を想像した。毛が生えているらしいからちょっと違うけど、奇妙で不気味でしかも愛らしいイメージ。
表題作は家業を手伝ってくれた研修生の外国人女性と結婚した男が、彼女の希望で、彼女がかつて住んでいた町を二人で訪ねる話なのだが、その家業が何なのか、彼女はどこの国の人なのか(中国人みたいだけど)、その町はどこなのか、全ては曖昧にしてある。はっきり書いて、きちんとオチをつけたら、ホラーかSFミステリになりそうな話 -