デービッド・アトキンソンのレビュー一覧

  • イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言

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    日本経済に対する厳しい見方と、現在関わっている文化事業の在り方と
    二つのテーマが重なる部分がある様でも有り、ストーリーを難しくしている

    日本経済については、戦後「高度成長」を皆で頑張ろうというムードでできた
    問題はその後、「サイエンス」を習得することが出来なかった
    年功序列の仕組みが、実力主義も革新も否定する
    著者は戦後日本の成功の大部分は生産年齢の人口増によるものとする
    いわゆる「人口ボーナス」である
    これから逆回転をしようとする日本の前途は悲観と言うこと
    アベノミクスの経済政策も2−3年で出来るわけはなく、
    サッチャーイズムと同じなら、10年かかる
    問題は金融が持続可能ではないと言うこと

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    2022年11月05日
  • デービッド・アトキンソン 日本再生は、生産性向上しかない!

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    外国人から見た日本。素直な意見。

    観光業や伝統産業について、その接客のマズさ、特にルール至上主義で融通利かず、クレームに対して大多数を無視して禁止項目の乱立、そんな風にリスク回避思考が強いためにIR誘致や富裕層向けホテルの発想にも到らない。

    日本は勤勉さや技術力に自信があるようだが、GDPの成長との相関関係は証明されておらず、データサイエンスによるEBPM(証拠に基づく政策立案)ができていない。だから、自分たちが「おもてなし」を目的に海外旅行をした事がないにも関わらず、外国人には日本の「おもてなし」を目的に日本に来てくれる事を期待してしまう。クールジャパン政策。お客さんではなく、社内の論理

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    2022年05月05日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    ネタバレ

    イギリス人元アナリスト兼文化財修復企業代表兼、政府成長戦略会議メンバー(だったらしい。今はどうだか知らない。)たる、異色外国人活動家(でいいのかな)による日本改革論。

    ・良かった点
    8章「経営者と政府の動機の乖離」
    「(※競争や圧力に晒されない状況下の)経営者は自分のことだけ。変わることへのメリットがない」という指摘にあーまー確かにね~というのは思った。
    だから政府が介入し生産性の向上を促すべき、らしい。
    ここ最近の最低賃金上昇とか電子帳簿保存とかああせいこうせい言ってくるのはこういう意図なんだなーと。こういう方向性については今更ながら頭の隅においといて損はないと思う。

    ・よくなかった点

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    2022年01月10日
  • 新・日本構造改革論 デービッド・アトキンソン自伝

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    菅前首相のブレーンと言われたデービット・アトキンソン氏が自ら記した本。バブル崩壊後の不良債権処理を進めた時代に、アナリストとして経験した様々な出来事を振り返りつつ、日本が歩むべき新たな道を提案する。

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    2021年12月25日
  • 日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

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    300ページ以上ある本ですが、主張としては「日本は最低賃金上げよ」の1点のみだと思います。
    最低賃金を上げれば、企業は生産性を上げざるを得ない。
    その結果として、企業は高付加価値・高収益体質になり、税収が増えるので、少子高齢化が進んで人口が減少しても、社会保障制度は維持できる、という内容です。

    そういう意味では、シンプルでわかりやすい主張なのですが、そのためだけにこれだけの紙面を使うのは、生産性が低い(著者にとっても、読者にとっても)ように思います。
    また、生産性を上げよ、と繰り返し書いている割には、具体的な施策があるわけではないので、具体的な行動にはつながらない気がします。

    ここ最近、現

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    2021年10月06日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

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    観光という面で日本の足りないところを指摘してる。確かにと思うことが何点もあった。少子高齢化を迎えてる日本に、これから伸びる産業が観光というのも納得できた。

    ただし、良くも悪くもコロナがなければ・・・

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    2021年09月27日
  • 日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

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    GDPの成長は人口増加化と生産性向上の2つに分解することができる.これから少子高齢化を迎え,生産性向上による経済成長を目指さなければならない.方法として高生産・高所得資本主義(付加価値が高くそれに見合った価格の商品),企業規模の拡大と企業統合,最低賃金の引き上げを主張している.また人材のレベルは高いがうまく活用できていない部分をどうするかを考えなければならない.それぞれを研究をもとに提案をしていて説得力がある.日本はおうおうにしてアメリカを目指すが状況が違うよねという観点は確かにそうだと強く同感した.

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    2021年08月13日
  • 日本企業の勝算―人材確保×生産性×企業成長

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    会社の偉い人に薦められた本。なるほと、日本はガラパゴスと思っていたが、データで語るとなんて事はない、ギリシアやイタリアと同じね、と。人口減の日本は社会の構造から変えないといけない。

    大企業なんて、と思っていたけれど、大企業はそれだけで教育なり資本なり、知らず知らずのうちに生産性が高くなる行動に繋がってるのね、と肯定できた。

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    2021年07月02日
  • 日本企業の勝算―人材確保×生産性×企業成長

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    日本企業のさまざまな問題の根本に下向き矢印が多すぎる。↑は“格差”のみ、汗。“SINKING” の二種類の意味。興味深いものでした。日本の行く末、心配です┉

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    2021年06月19日
  • デービッド・アトキンソン 新・生産性立国論―人口減少で「経済の常識」が根本から変わった

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    生産性と効率性を混同しない
    誰も求めていない商品を効率よく作ることは可能、しかし売れない以上生産性はゼロ。生産性のないものを無駄と呼ぶ。効率性を上げることが生産性の向上に繋がるわけではない。

    日本人は有能で仕事の質に問題はない。
    国連他各種国際機関も日本人労働者の有能さは絶賛に値すると非常に高く評価されている。

    World Economic Forumによると日本の人材の質の高さは世界4位。トップテンの国の中で唯一の人口大国。

    高品質・低価格は労働者の地獄を生む
    先進国として胸を張れる世界最高水準のモノづくりが求められ、それに応えているにも関わらず、先進国の最低水準の所得しかもらえない。

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    2021年05月05日
  • 日本企業の勝算―人材確保×生産性×企業成長

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    日本が世界と比べて劣っている点、今後の日本の経済が上がるために必要なことがわかりやすく書かれている。

    日本の経済から自分たちの会社まで落とし込んで考えると面白い

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    2021年01月26日
  • 日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

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    ☑︎高生産性・高所得資本主義
    ☑︎企業の規模拡大・統合促進政策
    ☑︎最低賃金の継続的な引き上げ
    ☑︎人的資本形成のためのトレーニング

    所得と生産性を上げることの重要性について学べました!

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    2021年01月03日
  • 日本企業の勝算―人材確保×生産性×企業成長

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    ネタバレ

    元ゴールドマン・サックス金融調査室長の著者が、データ分析に基づき、日本企業の課題の本質を明かす。

    人口減少が進む日本では、企業が強くならなければならない。
    企業が強くなるとは、生産性を上げること。
    日本は生産性が低い。その理由は、中小企業が多すぎること。
    日本は中小企業を優遇しすぎている。
    生産性が低い理由は経営者の質の悪さも影響している。
    経営者の質が悪い理由は、中小企業が多く、能力が低くても社長になってしまうこと。また、大学でクリティカルシンキングを教えていないこと。

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    2020年12月15日
  • 日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

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    目次から読みやすそうなタイトルから読み始めた。
    そしたら、作者がなにをいいたいかがわかってきた。こういう読み方もあり。

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    2020年11月18日
  • デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

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    日本の観光が産業としと成り立っておらず、いかに未熟であるか痛感した。データは少し古いが、東京オリンピックがあるにも関わらずまだまだ日本のインバウンドは未熟。確かに、日本人は綺麗さやきめ細かさ、おもてなし、サービスを日本のいいところと主張するが、わざわざそれを主食として日本に来るとは思えない。自然、気候、文化、食事、全ての要素を持っている日本は、産業としとどうやって自立させるか、どうやってお金を落としてもらうお客になってもらうかが大切である。

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    2020年11月13日
  • 日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

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    データに基づいた論調でいつものアトキンソン節が効いているものの、他の本と書かれてることが似ているので読むのが辛い。
    また、引用している論文の妥当性が分からないのでデータの恣意性が気になる

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    2020年11月08日
  • 日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

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    ネタバレ

    イギリス出身で日本在住30年の著者が、少子高齢化でこれまでのような経済成長が見込まれない日本が今後生き残るためのヒントを示す。人口減少は国力をそぎ厳しい未来が待ち構えているので、これまで以上に生産性を向上させる必要があり、著者は最低賃金の引き上げを提唱している。日本の生産性の低さは、多すぎる中小企業の影響が大きいことが分かった。

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    2020年09月19日
  • 国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか

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    日本の経済問題
    ・先進国で唯一経済成長してない
    ・デフレから抜け出せない
    →これらの原因は人口減少が大きい。経済理論において成長が持続するのは単に人口が増え続けるから。しかも、解決策は「不明」
    さらに、賃金の低下、生産性の減少が挙げられる。

    これらの結果、経済成長が止まってる理由は、「生産年齢人口の減少により、需要が減る→価格下落→賃金低下」のデフレスパイラルに陥っているため。

    どうすればよいかというと、賃金を上げればよい。
    賃上げは個人消費の刺激を生み、経済活性化し、デフレを食い止められる

    日本停滞の原因は、「中小企業が多い」という社会構造から。

    女性の有給取得、最先端技術の導入、社

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    2020年06月07日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

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    前回の本、『新•観光立国論』の発展編。前回よりもより詳しくどこをどうするべきかが書かれていた。
    データで見る部分は少し理解が難しかった。

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    2020年05月17日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    「便利になってあらゆるものや時間が短縮される。たが、その時間は何に費やされるようになったのか」
    「成功を分析してみると意外と外部的要因が大きかったりする」

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    2020年05月10日