デービッド・アトキンソンのレビュー一覧

  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

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    「平成の観光業は、日本人のマス向けに作った観光インフラをアジアのマスに使ってもらうというモデルで発展してきた」

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    2020年05月10日
  • 日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

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    最低賃金の引き上げは雇用に悪影響を及ぼすとは限らない
    少子高齢化と人口減少の課題に晒されているのは日本だけ
    海外=アメリカ、と思いがち
    色んな思い込みや理解不足に気づくことができて良かった。データを見るときは比較対象や基準に気をつけよう。

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    2020年09月13日
  • イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言

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    タイトルから妄想
    「元ゴールドマン・サックスの凄腕の人が日本の国宝に魅せられて…はたまた日本の美術品か寺社仏閣の修復する会社の跡取り娘と恋愛して苦労しながらも会社を継いでいく苦労話ストーリー」なのかな~と思っていたら…
    あ~た!
    もう全然違う内容に読みながらびっくり!
    (いや…勝手に内容を妄想した私が悪いんだが…)

    日本の経済界のバカバカしいところやらからくりやらを説明しつつ「観光大国になるには根本考え直さなきゃムリ~」っていうのを解説している内容だった!

    でも、ある意味これがおもしろかった。
    日本の経済界の大物たちはデータではなくカンで仕事してる話やら、(だから占い師とか頼っちゃって詐欺

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    2020年01月30日
  • デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

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    全体的に、経済アナリストという視点での個人的見解と主観を書き連ねました、という印象。
    要点はわかるけど、具体的な主張の根拠が乏しいから細かい部分で説得力に欠ける。

    観光立国の大きな方針として、インバウンドに力を入れていくという点については賛成。観光地として宿やサービスの質を高めていくというのも必要だと思う。
    観光PRとして「おもてなしの精神」だったりを押し出していくのは的外れだということも納得できる。その他、展示やガイドの必要性などはもっともな指摘。

    しかし、期待してたほど面白くはなかったしさほど目新しさもなかった。初版が2015年で、用いられてるデータも古いから仕方ないかも。

    国ごとの

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    2020年01月12日
  • イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言

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    なんと言うか、違和感があるのは否めない。ちゃんとした人なのだろうが。日本人に対して媚びへつらうことなく物を言う姿勢はよいと思う。

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    2019年06月27日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    日本の潜在能力を信じて疑わないイギリス人アナリストの書。
    最終章に書かれている復活のための施策を一つでも実現することで
    いろんなことが変わってくる気はした。
    ただ、日本人は守りと公益より個人の益を意識する期間が長すぎたので、変化するにはどの世代も
    相当の覚悟が必要だと再認識する

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    2019年06月12日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

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    観光産業は、世界では2015年に全GDPの10%を突破し、自動車産業を上回る規模に成長した。日本の観光客も10年足らずで3倍になったが、自然・気候・文化・食の全てを持つ日本のポテンシャルはまだまだ活かされていない。昭和パターンを脱し、より稼げるように作り変えていくべき。

    データが豊富で説得力がある。ほんとに、これからの産業は観光だって思いました。

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    2019年04月14日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    ●かつて日本が第2位の経済大国にのし上がった成功要因は、人口増加だったと喝破する。人口が減っている今、これまでと同じやり方をしていては失敗すると警鐘を鳴らす。

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    2018年10月24日
  • デービッド・アトキンソン 新・生産性立国論―人口減少で「経済の常識」が根本から変わった

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    労働人口が激減するこれから、高齢者や移民や女性活用だけでは補えない。一人当たりGDP=生産性を上げないと、社会保障が維持できない。低価格に逃げず、男女とも高い能力を持った日本の労働者が適切に稼げるしくみを作るのは、経営者や政治の役目。

    仕事というと、労働者の意識・目線でしか考えていませんでしたが、明確に経営者の役割を位置付けているところが、日本人にはない目線だと思いました。

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    2018年10月13日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    日本人一人あたりの生産性は世界で27位、アメリカ50州と並べると49.5位。一人当たり輸出額は44位。GDPが大きかったのは人口ゆえであり、成長も人口増に伴っていただけ。経営者の意識を変えて、投資し生産性を上げ時価総額を上げ、潜在能力をフル活用せよ。

    ワーキングプアや子どもの貧困が問題になっているのは、豊かなのに例外的に、ではないのだと。皆が、本来稼げるはずの額の半分しか稼いでいないのだということを認識しました。

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    2018年10月13日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    日本の生産性の低さについて、データを用いて客観的に指摘し、その原因は日本企業の経営者に生産性を向上させるインセンティブが無い事を上げている。それに対する唯一の解決策は、GPIFに対する運用成績のプレッシャーを与え、結果的に時価総額を上げるプレッシャーが経営者に向くという事である。その通りだと思う。

    GDPが議論の切り口になるが、日本のGRPは95年に500兆円を超えて以来横這いである。対米比較において日本経済のピークであった1995年に日本のGDPは約7割だったのが、2014年には26%にまで縮小してしまっている。

    業界別の生産性についても、よく言われているようにサービスの生産性の低さにつ

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    2018年10月08日
  • イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言

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    本書の発刊は2014年6月であるが、その1年後の2015年6月発刊の『新・観光立国論』を先に読んでいたため、内容の重複も多かった。
    日本のGDP全体に占める観光産業は2%であるが、世界平均は9%である。
    したがって観光産業はまだまだ伸びしろがあり、そのためにはきちんと日本文化を伝えるサービスを提供するべきである。
    京都には約200万人の外国人観光客が来るが、大英博物館は年間420万人が訪れる。京都でさえまだまだ伸びしろがあるのだ。
    日本の文化財保護は単に保護することを目的としてきた。
    客を楽しませる観光資源であるという発想がなかったのだ。
    しかも、観光産業は女性の比率が高いため、観光産業が元気

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    2018年07月11日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    相変わらず、「根拠」「数字」「客観的事実」に基づく分析や比較でぐうの音も出ない主張が展開される。日本人はこういう議論が苦手ではないかという指摘にも深く納得。国の借金がとか少子高齢化がとか、悲観的あるいは他責で考えている事柄も、真っ当な変化を起こせば改善の余地は十分にありそう。まずは女性の活躍を応援することから。

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    2018年06月19日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    これから日本人としてどうすればいいのか非常に考えさせられる一冊。これから自分がどうすればいいのかということと、やはりいわゆる大企業の経営者が変わらないといけないんだろうな。

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    2018年05月13日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    2015年 購買力調整後一人当たりGDP 世界27位、シンガポールの半分以下でアジアでは香港、台湾に次ぐ第四位ながらすぐ下に韓国が迫る。労働者一人当たりのGDPは先進国17位でついでにアメリカの州別ランキングと比べると50位に相当する。一人当たり輸出額は4914$で44位、ただこれはアメリカもそれほど変わらないが。

    技術立国なのかというとデータはそれも否定する。一人当たりでは研究開発費はシンガポール、韓国、台湾に次ぎアジア4位で世界では10位。研究開発費の対GDP比率は3.58%と世界3位つまり研究開発が経済の成長に貢献できていないということだ。最近増えた印象のノーベル賞授賞者は1000万

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    2018年04月22日
  • 国宝消滅―イギリス人アナリストが警告する「文化」と「経済」の危機

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    元ゴールドマンサックスのアナリスト。現在は、重要文化財や国宝修復を行う、超伝統企業の社長。そんな著者が伝統文化に対して警鐘を鳴らす。この本を読みながら、昔読んだ、「美しき日本の残像/アレックス・カー」を思い出した。

    日本人は日本の良さに気がついてない!とは言わないが、インバウンドブームで「日本の良さを海外に!」という前に、まずは自分たちが知らなければいけないことがたくさんある気がする。。。(個人的には、「クールジャパン」と海外に発信するのも大事だけど、自分が日本文化に関われば関わるほど、日本人自身も知りたいけど知る機会やきっかけがないだけなんだと。。。)

    日本のことをもっと日本人に!笑

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    2018年04月04日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    GDPを主として、日本人がその潜在能力を十分に発揮できていない現実について、その理由を書かれています。十分に多いように見える各指標ですが、一人当たりに換算して、さらに諸外国と比べると。。。数値を実際に出して比較することで冷静に説得されています。著者の本業からも感じられるところが書かれており、具体的な例もあり理解しやすかったです。まず冷静に現実を知ること。それから経営者を中心に生産性改革を行うこと。そうすれば全体が良くなること。よくわかるし、分かっているんですがね。

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    2018年03月30日
  • イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」

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    内容は面白いし提言もその通りなのですが、日本人としてうまく心に響かない内容だなぁ、と個人的には思った。非常に不思議な感覚に包まれた。文化の違いなのか、オイラが日本人の意識に毒されているだけなのか。

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    2017年12月28日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

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    観光大国になる4条件は「自然・気候・文化・食]と筆者は指摘。
    そして、日本は文化観光に頼りすぎて、より客層が広い国立公園などの自然観光を十分に整備しておらず、観光客向けの情報発信も不十分。
    世界の人が日本に求めてるのは豊かな自然でそれこそ大事にすべきだと主張する。
    日本では、自然はお金にならないと言われることがありますが、それは世界の常識に反しています。自然こそ、「稼げる観光資源」なのですと。
    とくに日本では、スキーを除いて、自然を使うアクティビティが十分に育っていない。
    たとえば釣りや狩猟。日本ではとくに害獣で問題になっているけど世界には金をはらっても狩猟したいひとがたくさんいる。
    そういう

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    2017年11月01日
  • デービッド・アトキンソン 日本再生は、生産性向上しかない!

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    前半は論旨がよく理解できなかった。観光で経済再生というのは腹落ちできた。
    生産性の定義が自分の理解と少しズレているような感覚を持った。

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    2017年10月08日