VOFANのレビュー一覧

  • 掟上今日子の旅行記(単行本版)

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    ネタバレ

    今日子さんが旅行に出るというイレギュラーは面白いです。
    ワトソン役が厄介さんのも個人的には嬉しいです。

    ただやはりミステリーとしては弱いです。
    結末も肩透しな感じですし、一体どうやって怪盗は今日子さんの部屋に忍び込んだのか
    厄介さんを眠らせて拉致したのか、なども納得いきませんでした。

    忘却探偵の記憶がリセットされ始める前にパスポートを持っていた、
    などではなく、謎の依頼者が裏から手を回して
    という設定もちょっとチープかなと思います。

    0
    2019年03月18日
  • 掟上今日子の婚姻届(単行本版)

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    ネタバレ

    厄介さんが好きなので、ワトソン役が厄介さんだと安心感があります。
    講演会で今日子さんの記憶がいくつから無いのかにも、真実だったかどうかは兎も角今日子さんの口から語られますし、
    インタビューに答える形で厄介さんの冤罪体質についての厄介さんの考え方も語られ、シリーズをずっと読んできた人にとっては、おっ、と思う内容ではないでしょうか。

    ミステリーとか謎解きとかいう部分よりも、兎に角今日子さんが可愛いです。
    講演会で相談のような質問を受けたときに答えた
    「男なんて、どいつもこいつもみんな一緒です」や
    厄介さんに対しての手厳しい
    案外感謝してもらえるんじゃないかというのは男性特有の都合のいい妄想
    という評価が非常に今日子さんらしく痛快でした。

    そんな手厳しい今日子さんから絶好調モードの今日子さんへの変貌ぶりも面白いですし、
    実は恋人『ごっこ』であることをわかった上でやっていたというのも
    今日子さんらしい『オチ』です。
    忘却探偵だからこそ出来る、記憶が一日しかもたないことを逆手にとったリセット技でした。

    『婚姻届』のタイトルはちょっと無理があるように思いましたし
    口紅で人の体に読める文字を書くのは大変な上
    厄介さんはべとべとだし服も着られないし寝られないしと
    かなり不快なのでは、なんて思いもしましたが。
    謎解き自体も、囲井さんが自覚的に
    ここまで無茶な行動を取る理由が自分には納得できませんでした。

    でも、今日子さんが初めの印象をひきずって厄介さんへの嫌悪感を持ったまま仕事が完遂できないところが
    正に冤罪の発生する要因ですし、
    そして世の中は成功よりも失敗のほうが多いから、
    好きになった対象が成功すると思いこむ人より
    好きになった対象が失敗すると思いこむ人が多いのもその通りで
    頷くところも多かったです。

    0
    2019年03月13日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    ネタバレ

    仕事を辞めたいとは誰でも一度は考えたことがありそうですが
    今日子さんの場合は考えたとしても記憶に残らないから
    毎日毎日ただ粛々と依頼をこなすというのも、良いような悪いような
    幸せなような可哀想なような不思議な感じです。

    今回の今日子さんの相棒を務めるのはみんな女性の警察官で
    それぞれの思いや立場を抱えつつ事件に向き合っています。

    忘却探偵シリーズは読みやすいですが
    やはり一冊目の衝撃は薄れ、ミステリーとしても弱いかなという感じです。
    今日子さんの突飛な発想は面白いですが、飽く迄も思いつきで
    状況証拠があるに過ぎず、証拠や裏付けなどがないのは変わらず。

    警察が探偵にこんなに頻繁に依頼するというのも現実ならちょっとどうかと思ってしまいますし
    中には警察の捜査が甘すぎるのでは? と思われるケースもあります。
    思いつきだけであれば、
    読んでいて犯人もトリックもわかってしまいます。
    本当にそうなのかという証拠固めが重要なのであって
    探偵がそれを犯人に突きつけるパターンが多いのもそのためです。
    ですが、今日子さんは思いつきを解説し、あとは警察のお仕事。
    今日子さんの妄想であって事実ではありませんでした、とはならず
    その理由は今日子さんがすごい探偵だから、というのはちょっと納得がいかないです。

    経験上、服についたペットの毛は洗濯くらいでは取れないものだと思うのですが
    警察や鑑識さんはその当たり調べなかったのでしょうか。
    全体的にもう少しミステリー要素を強めてほしいなと感じます。

    0
    2019年03月11日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    ネタバレ

    テンポが良くてライトな読み心地です。
    初期に比べて謎解き要素が薄くなっている感じは否めないと思います。
    今日子さんがすらすらと謎解きをしてみせて、その裏付けは後ほど、という感じで
    単に言っているだけとも取れますし、少々ご都合主義に感じるところもあります。

    恨んでいて道連れにするにしても
    そこに至るまでの動機がいまいち納得しづらく、
    その点を多感でわかりづらい十代だからというところに求めてしまうと
    つまらなくなってしまうと思うのです。
    その当たりも含めて謎解きして欲しかったなと思います。

    自分の感覚で言えば、いつもぶっきらぼうに見える店主が優しくしてくれて
    自分を気にかけてくれたら、気恥ずかしいけれど嬉しいだろうなと思うので
    良かれと思ってしたことで恨まれるのはとても気の毒です。

    制服姿の今日子さんという絵面はとても美味しいのですが
    いくらなんでも一応お嬢様学校の生徒が人の服を脱がせて燃やすに至る理由は
    相当なものが必要だと思うのですが…。
    特にその理由についての描写はありません。

    厄介さんが出てきたのは嬉しいですが、流石の厄介さんと雖も
    このシチュエーションで加害者扱いされるのは無理があるのではないでしょうか。

    全体的にコミカルなので許されますが、完全なミステリー作品と捉えると
    ちょっと厳しい評価が出てくるのも致し方ないかなと思います。

    ライトノベルとしてはとても面白いと思いますし
    厄介さんのワトソンぶりを見るのは楽しく、もう少し仲が進展したら良いのになと思います。
    また、ストーリーとは関係ないのですが相変わらず執筆速度が凄いなと思います。

    今後中学生が退院して登場するような展開があればちょっと救われるかなとも思いました。

    飛び降りを防ぐための方法は、屋上に柵を作ることじゃない という言葉は
    まったくその通りだと思います。

    あとがきの 明日地球が終わる日 は ほとんど地球が終わっている今日 と同義 というのも
    とても共感しました。
    余命三ヶ月と言われて三ヶ月生きていられるかといえば
    一ヶ月ほどは意識が朦朧としているしその前の一ヶ月はだんだん辛くなって
    活動力が落ちているという話を聞いたことがありますが
    地球が終わるという話もそれと同じことが言えるでしょうね。

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    2019年03月08日
  • 掟上今日子の旅行記(単行本版)

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    隠館語りの長編で安心。色々波乱のフランス旅行でしたが、あっさり落ち着いてました。あの文字、実は今日子さんが書いてたんじゃない?とか思ってたらそんなオチはなかった。ところで、今日子さんの過去の話はいつになったら出てくるんでしょうね。そろそろ待ちくたびれたなー。

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    2019年03月05日
  • 掟上今日子の裏表紙(単行本版)

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    掟上今日子、強盗殺人容疑で逮捕。話は面白いんだけど、相変わらず一向に進展せず、いつまで続くんだろう? と不安に思ってみたり。そういえば両面カバーは戯言シリーズ以来ですかね?

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    2019年03月05日
  • 忍物語

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    西尾維新大辞展やら、傷物語の映画化で気づいたことを作中にそのまま書いたのかなー?と思えるメタが多数。個人的には、大学生になったことで、あの頃の自分とは違うと思ってしまってる暦がちょい痛いなと思う。実際そういうものなんだろうけど。結物語が面白かったので、あっちのシリーズが読みたかったな。

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    2019年03月05日
  • 宵物語

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    終物語後のの阿良々木暦は、なんだか高校時代と一線を画したいのかなと思える。得体のしれない誘拐された女児を求めてのロリトリオとのあれやこれ。これ、どうやって怪異と繋がってくるのかなと思ってたら、なるほどなぁと言う感じ。八九寺神は素晴らしいですね。それと、撫子のほうのエピソードで寧ろ大切な話をしていたようで、そっちはそっちで気になる。

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    2019年02月26日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    ネタバレ

    ・15分割の死体と14人の容疑者
    ・野球場のマウンドに飛び降り死体
    ・高齢の入院患者の絞殺死体
    ・ため池の水死体

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    2019年02月08日
  • 終物語 (上)

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    今回はミステリ風。
    人は都合の悪いことは記憶のフタをとじてしまう。自分の都合良いように。他の人にとっては重要な事でも。
    新キャラ老倉育。いつか幸せになってほしい。
    しかし扇ちゃんってほんとに何者?敵?

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    2019年02月07日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    掟上今日子さん
    忘却探偵は 1日で事件を解決する物語だけど
    推理というより 人の生き方を辿るような
    被害者の心情を推察するちょっと良い感じの1冊でした。

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    2019年02月03日
  • 掟上今日子の挑戦状(単行本版)

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    忘却探偵
    マンガを読むように 楽しく読めました。
    可愛い女の子に惹かれるような感覚で
    掟上今日子さんにトキメキを感じました。

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    2019年02月01日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    ネタバレ

    本屋の屋上から身投げした少女は、運悪く(?)厄介の上に落ちる。その少女の真意を掟上今日子が解き明かす。

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    2019年01月31日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    シリーズ2作目?なのかな。出版順だとそのようだけど。
    と、何故思ったかというと、登場人物、語り手が前作とは違うからです。思わず前作の感想を読んで確認してしまいました(笑)。
     さて、今作は長編です。謎自体はそんなに難しいものではなかったと思います。謎解きの部分が少しまどろっこしく感じてしまいました。今回で“推薦”された彼は次作からも登場するのかしら。

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    2019年01月28日
  • 宵物語

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    化物語シリーズの終りなき蛇足シリーズの追加シリーズ?
    本編が一応終わって、過去未来と登場人物を使いまわしして一話完結みたいなシリーズを続けているけど、新鮮味はなく、懐かしきキャラとの再会みたいなものかな。それほど読む価値はないけど暇つぶしにはなるみたいな・・まぁ八九寺は好きだし(笑)
    それにしても、主人公が邪魔・・他の連中だけのシリーズにしてくれないかなぁ~・・うん?前にあったかも・・既に読み捨て(^^;

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    2019年01月16日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    前作の狂言回しというかワトソン役が出てこなくてビックリ。(^^;
    今回は連作中編というのではなく、長編の仕立てでしたね。
    美術関連の事件でちょっと新鮮な感じ。
    掟上今日子の性格がちょっと定まりきれていないような印象を受けますが、狙いなのかどうなのか。
    で、今回のワトソン役は次作ではちゃんとレギュラーになっているんだろうか。(^^;

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    2019年01月15日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    ネタバレ

    面白かったー
    シリーズ三作目。今回は長編、そして厄介氏復活でした。
    ビルの屋上からの飛び降りに巻き込まれた側なのにどうやったらそんな報道に至るのか、ここまでくると才能としか言えない。
    遺言少女の名前がまさに西尾ネームだなぁとか思ったり。
    殺害方法が思いつめすぎてて、でもこの極端すぎるところが思春期少女らしいとか思ってしまう。
    思ったことはほぼ厄介さんが語ってくれてるので言うことなし!
    お話途中で出てきた今日子さんとの初遭遇とか、この事件の前に関わってた事件のことも今後語られるのかな、楽しみです。
    考えてみると時間軸はっきりはしてないから警備員さん雇ったのも後なのかなんなのか、今後出てくるのか。
    諸々たのしみに続きを読もうと思います

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    2018年12月18日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    ネタバレ

    一作目があの終わり方&あとがきだったので厄介君が登場するのかなーと思っていたらちらりともでなかった・・・!
    それぞれの人物から見た今日子さん像で掘り下げていくスタイルなんでしょうか。

    前回はそれぞれ単発ものなお話でまとまってた感じでしたが今回はまとめて一つのお話。
    美術館から始まる一連のお話でした。

    しかしこういう人って実在したらすごくかっこいいと思う
    そして忘れられるところはほんとにへこむなぁと思う
    シリーズが続く中で少しづつ明らかになるのが楽しみです。
    今日子さん目線のお話もあったら面白そう

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    2018年12月04日
  • 宵物語

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    ネタバレ

    真宵ちゃんの紅口孔雀への言葉はとても泣ける。孔雀ちゃんにはどうか幸せになって欲しい。
    まよいスネイクの方は短いわりには斧乃木ちゃん絡みの呪いの話とか気になる話が多い。

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    2018年11月10日
  • 掟上今日子の色見本

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     私は何度でも繰り返す。失敗だろうと、犯罪だろうと繰り返す。たった一度、目的を果たすまでは。
    (P.83)

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    2018年11月04日