VOFANのレビュー一覧

  • 死物語 下

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    ちょっと撫子のサバイバルが長すぎる

    飛行機の中の3人の会話も面白かったけど、後日談はなかなか深く、興味深いものだった。
    たしかに人類としては火を使えるようになったことよりも、絵を描くようになったことが大きな変化点か。それが文字になり、知恵をシェアできるようになったことが発展につながったのかも。

    鱗、迂路子、雨露、虚
    さすがだ

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    2021年10月09日
  • 死物語 下

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     モンスターシーズン最終巻は千石撫子のハナシ。

     臥煙伊豆湖の実娘、洗人迂露子を探しに出かける寄せ集めトリオは、

    ・貝木泥舟
    ・斧乃木余接
    ・千石撫子

     詐欺師と死体人形と元蛇神の三人だ。
     そして、往路の飛行機が墜落。

     ここから始まる無人島ストーリー。
     撫子単独、すっぽんぽん。
     アニメ化不可。

     火を起こし、飲み水を探し、食料を得るためのサバイバル小説!?

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    2021年09月29日
  • 死物語 上

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     モンスターシーズン5巻目、通算は,,,何巻目だ?
     阿良々木暦の大学二年時のハナシ。

     世はコロナ禍。
     大学進学で友達百人計画推進中だった暦は大学二年にして、全てリモート授業に切り替わった。
     ちなみにできた友達は一人(命日子)だ。

     悶々とした日々を送る中、影の中に住む金髪幼女からの提案は、このご時世でまさかの”海外旅行”だった。
     キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを吸血鬼にした始祖、デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターのことが気になるという。

     そして同時に暦に舞い込んだ仕事は、暴力陰陽師から、ルーマニアでの調査依頼だった。
     ここ、デストピアの

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    2021年09月26日
  • 扇物語

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    ネタバレ

    シリーズ26作目(モンスターシーズン4冊目)

    テーマはあとがきにもあるように「謝罪」。
    「謝罪」という行為に対してここまで深い考察を言葉遊びの中で展開するのはさすがです。
    独白の叙述テクニックを使ってミステリー仕立てにしているのもうまいと思います。
    ただ、メインの暦主人公の物語は卒業後の物語との絡みが無いようで、大学時代単独のエピソードのような感じがして盛り上がれなかったです。
    むしろ併設の撫子の専門家修行の方がシリーズ通しての物語となっていて面白いです。
    貝木さんの復活、貝木+余接とのコラボで沖縄でのお仕事へ出発したところで次巻のお楽しみとなりました。

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    2021年09月08日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    ネタバレ

    なんか乱読して結局読み終わるまで3ヶ月くらいかかった。
    ちょっと文体が苦手と思うようになってきたかも。

    一章
    鑑定する今日子さん
    美術館で警備員をする親切さんの依頼。親切さんの人生を狂わせた3人の人物。
    今日子さんがある絵で必ず長い時間鑑賞する、気になった親切さんは声をかける。2億の価値があるだろうという。しかし、ある日を境に今日子さんがその絵を素通りすることになる。なぜか気になり聞くと2百万の価値となっているという。
    二人目は絵が天才的にうまい少年。
    三人目は突然絵を杖で破壊した和久井老人。
    絵を破壊されたことで警備員を解雇されてしまった。
    なぜ突然絵を破壊したのか?今日子さんが謎を説

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    2021年04月16日
  • 扇物語

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    ネタバレ

    p.34
    元より友達の彼氏に会うつもりなんてなかったけれど

    物語シリーズは全部読んできました。
    昔は面白く感じた言葉遊びが、今は微妙になってしまいました。歳をとったせいかな。

    上記の阿良々木君のセリフは流石だなと思いました。そりゃあ友人、コミュニティは拡がらないよなと感服しました。

    撫子の物語はどうなるのかな?

    世界に羽ばたいた羽川のことはもうやらないのかな?

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    2021年04月16日
  • 掟上今日子の色見本

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    少し前のシリーズ10作目は事件を解決でなく、事件に巻き込まれる今日子さん。トリックありきの話に感じられ、残念ながら私には合わなかった

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    2021年04月04日
  • 掟上今日子の旅行記(単行本版)

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    ネタバレ

    今日子さんと厄介さんの組み合わせっていうだけでテンションは上がるんだけど、やっぱり今日子さんには探偵でいてほしいなと思わされました。

    今日子さんの話し方や態度は変わらないけど、立場が変わるだけでこんなにも印象は変わるんだな、と。

    最後に探偵の今日子さんが登場してホッとするものの、遅いよ今日子さんと思ってしまったのも事実。
    次作で探偵の今日子さんと再会するのを楽しみにしたいと思います。

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    2021年03月20日
  • 扇物語

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    謝罪がテーマ。
    クビキリシリーズを始めとした西尾維新作品を学生時代に夢中で読んでいた身として、当時のようにのめり込めず残念。
    本シリーズの魅力である言葉遊びに対して、よく思いつくなという尊敬の念を覚えながら読んだ。

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    2021年03月13日
  • 掟上今日子の家計簿(単行本版)

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    今日子さんと警察シリーズ
    言葉遊びはいつも通り
    「心理実験」は、後味悪いけど1番印象に残っている。
    “人間の心理を人間味なく理解する”
    そうは言っても、やはり人間味がなくては理解できないよなぁって思うのだが…これも希望なのか。
    西尾さんのあとがきの、面従腹背の話が興味深い。

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    2021年03月09日
  • 扇物語

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    大学の友人命日子から彼氏に一方的に謝罪されるという困惑を聞いた直後、謝るという概念知ってますか?な戦場ヶ原&老倉から異常な謝罪が。怪異が原因なのか調べていく阿良々木君パートの話は「謝罪」に関してあらゆる考察が出てきてそこは読み応えあった。表面的には謝ったらはいそこでおしまい!でもそうはいかないのが感情の難しい所。しかし読みにくいのなんの。何度も目が滑った。仕掛けが判ってもはいそうですか、な感想。呪ってきた相手に対峙する撫子ちゃんパートはすっきり読みやすかったし話も大きく展開して先が気になる終わり方。タイトルは扇ちゃんなのに全然物語られないのは正体が正体だし妥当か。

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    2021年02月23日
  • 掟上今日子の備忘録(単行本版)

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    ネタバレ

    1話
    更科研究所から機密情報が入ったSDカードがなくなった。
    犯人は誰か?
    トラブル巻き込まれメーカーの隠館厄介が犯人と目されてしまうが、寝ると記憶を無くす掟上今日子という探偵に真相追求を依頼する。

    2話
    冷蔵庫に保存していた100万が盗まれた、その100万を取り返したい、1億払ってでも。それはなぜか?

    3話
    著名なミステリ作家が新作を書き上げたが、毎回謎解きをして原稿を渡す。そこに掟上今日子が乗り込む。
    しかしその作家は前日に亡くなっていた。内緒にしていたのだが、バレてしまう。

    4話
    亡くなった作家の死因を探るべく、100冊ほどの著作を寝ずに読み続ける。4徹目にて、、、ついに倒れてしま

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    2021年02月09日
  • 結物語

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    子どもと大人の境目とは…?そういった部分を考えさせられるお話だった。
    忍物語とは打って変わって怪異譚ってよりも現実的な、最終巻!って感じのまとまり方だった。発行順は逆だけれども。

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    2021年01月23日
  • 扇物語

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    謝罪ねぇ。それにしてもセカンドシーズンからこっちは読んでいてもあまりワクワクしない。撫子編はそれなりに面白く、先が気になる作りではあるけれども。あと、読みながら作者はプライベートで子育てでもしてるんだろうか? と思いながら読んだ。

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    2021年01月11日
  • 囮物語

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    ネタバレ

    千石撫子の全て妄想と捏造だった。
    最終章につながる話になってる。
    執行猶予期間がどのように取り決めたかが明らかになってよかった。
    ※恋物語を先に読んでしまったので。

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    2020年12月13日
  • 扇物語

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     阿良々木暦大学生のモンスターシーズン三巻目。
     今回のテーマは「謝罪」。
     タイトルは「おうぎライト」「おうぎフライト」だが、あまり忍野扇ちゃんくんさんは関わってない。


    「おうぎライト」

     暦の大学での友人、命日子から、彼氏が私を傷つけたという勘違いの謝罪をされ、そのことを周りにも公言して憚らずどうにかならないかという相談を受ける。
     
     更に後日、ひたぎからは過去のこと(ホッチキスの件)を謝りたく別れ話をされ、
     さらには絶対に謝らない性格の育からも謝罪攻勢を受ける。
     
     明らかに怪異がかかわっている。
     調査するにつれ、謝罪している人たちには、直江津高校OBでオープンキャンパスの

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    2020年12月10日
  • 続・終物語

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    ネタバレ

    実際はまだまだ続くけど一応完結後のおまけ。

    鏡の世界に閉じ込められた阿良々木暦が矛盾なんて関係のない
    ちぐはぐな世界から脱出しようとする話。

    まあここまで来て夢オチなんてされた日には読者は黙っていられないですが。

    まっすぐ前を見て生きているような登場人物たちにも様々な思いがあって、
    そんな切り捨てられた20%を垣間見るお話でした。


    ひとまずシリーズはここまでで続きはまたどこかで。
    (長かった!)

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    2020年12月08日
  • 掟上今日子の挑戦状(単行本版)

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    掟上今日子シリーズ第三弾。

    ここまで読んできて思うことは、ドラマのガッキーはかなりはまり役だったということ(笑)。
    ガッキーが頭の中で再生される以上、このシリーズは私の中で最強。

    気軽に楽しめるミステリーって貴重。

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    2020年11月12日
  • 終物語 (上)

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    ネタバレ

    扇ちゃんによる暦の過去にまつわる謎解きミステリー。

    アニメを見ていたから正解を知っての読みとなったけど、
    知らなかったら一応推理することも出来る内容でした。
    いやあ、分からないと思うけどね。

    扇ちゃんの正体は細かく覚えてないので読んでくのが楽しみ。
    不気味ですねえ。

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    2020年11月04日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    今日子さんの相方が隠舘厄介じゃなく、親切守になってる!
    厄介はもう出てこないんだっけ?

    ドラマでは厄介が警備員だった記憶。

    当然ながら原作の方が奥行きがあって面白かった。

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    2020年11月02日