VOFANのレビュー一覧

  • 掟上今日子の旅行記(単行本版)

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    しまった家計簿を読み忘れていた。
    しかし特に支障はなかった。
    というわけで、忘却怪盗華麗に参上であった。

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    2017年09月02日
  • 掟上今日子の家計簿(単行本版)

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    男性警部編4作。2話の叙述トリックは、まさにこのシリーズの説明みたいで(笑)その中でもこの家計簿は強引、無理さがきつい。犯罪の解明が目的で、犯人の人間性、動機には興味がないと言いながら・・文章で騙そうとされても、納得できる筈ないなぁ~
    まぁ、このシリーズは時間潰しと割り切っているので、あまり期待はしていない。読みやすさで合格ですね。

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    2017年08月21日
  • 忍物語

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     新シリーズ、<モンスターシーズン>が開幕! 今回は決死にして必死にして万死の吸血鬼が再登場!

     真相には目を丸くした。らしくないのはわかっていたので「血を吸われた被害者が加害者に」という展開は予想できたが、まさかもう一捻りあったとは。「自分に何かが起きて、そして何かがどうにかなってしまえばいい」という、醜くも生々しい、誰もが抱く想いから端を発する動機も、現役の学生だけでなく誰もが共感できるのではないだろうか。私だって同じ想いを抱いたことが少なからずあるが、実際に事が起きると「起きなければ良かった」という気持ちを抱くものだ。

    「何かが起きてほしい。でも本当に起きてほしくはない」

     ゆえに

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    2017年08月19日
  • 結物語

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    「化物語」の後日譚。成長した暦が、キャリアの警察官として再び直江津市へやってくる。そこで、様々な怪異を事前に防ぐというお話。羽川翼や神原駿河、老倉育、戦場ヶ原ひたぎなどのその後も描かれる。しかし、残念ながら、蛇足の感は拭えない。

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    2017年08月16日
  • 忍物語

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    表紙の忍めっちゃかわいくないですか!!!鬼鬼しい!不穏かわいい!
    ごほん。失礼、はしゃぎました。
    えー、モンスターシリーズ開幕です。いや、てっきり社会人編スタートだと思っていたので大学生だったのはうれしい。
    前巻の結物語に比べれば俄然高校時代からの地続き感があって、あーやっぱそうですよね!という安心感が。傷からの地続き感もまた強いのはメディアミックスの力を感じる。
    しかし地続きといえばなんといっても「あせろらボナペティ」。まだまだスーサイドマスターは出張りそうである。

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    2017年08月11日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    ネタバレ

    短編集、日常で凝っている頭をほぐす感じ。だんだん今日子さんの記憶がリセットされることの重みが増してきた感じがする。状況は初めから変わっていないんだけど。

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    2017年08月04日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    若者意識と雨がポイント。動機に納得できるかは人それぞれだろう。サブの軸としてクリエーター、作家の功罪を語っていてそちらの方が気になったかな。

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    2017年08月04日
  • 忍物語

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    ネタバレ

     大学生編突入。内容を忘れてしまった巻も増えてきた物語シリーズだけど、メインの時間軸では化物語から一年しか経っていないということに違和感があったりなかったり。今回は怪異が絡んだ推理モノ。神原と女バスOBが眩しすぎた。運動部のなかでも光と影があってそういう言葉にできないもやもやを西尾維新は巧みに表現するなー。

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    2017年08月04日
  • 掟上今日子の旅行記(単行本版)

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    『今日子さんのおごり?
    守銭奴今日子が、誰かに何かをおごったりすることがあるのか?
    高い能力におごらず、安い食事もおごらないというのが今日子さんのキャッチフレーズだったのでは?』

    『私、隠舘厄介は、フランス共和国滞在中、貴方、掟上今日子の助手を、あらゆる労役を拒むことなく、勤務時間の定めなく、無制限の努力をもって、粉骨砕身の心持ちで、命をかけて務めることを固く誓います。』

    「かつてエッフェル塔はパリの景観を風景を台無しにすると建設に反対していたある文豪が、まさしくその言に反して、完成後はかなり頻繁にそのエッフェル塔を訪れていたそうだ ー 理由を訊かれて答えて曰く、『私の愛するパリの中で、エ

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    2017年07月28日
  • 掟上今日子の婚姻届(単行本版)

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    今回は厄介が求婚され、相手を破滅させるという女性の身辺調査を今日子に依頼して起こるドタバタ。特に事件はなく、一日限りの記憶という今日子の解説編の一つになるみたい。考えてみれば、やっぱり無理がある主人公の設定だよな~
    探偵物だけど、今日子のケチと特徴を強調したユーモア小説でもある。ラストの謎解きも推理とは言えないが意外性あり。まぁ、暇つぶしとして気楽に読める。

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    2017年07月26日
  • 掟上今日子の旅行記(単行本版)

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    これまではわりと普通?という現代劇的な事件だったけど、今回はエッフェル塔を盗むというもの。
    怪盗とか伯爵とか探偵ものの王道感があって面白かったです。

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    2017年07月23日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    死体の謎を解く短編4話。それぞれ女性警部と二人だけのエピソードになる。面白かったのは2話の飛び降り死体だなぁ~
    語り手である相棒役が話によって変わるのは、忘却探偵への見方を変えるのじゃなく、ワンパターンをむしろ強調させてる感じだが、進展は全くない。なんせ、忘却するのが前提だから(笑)今回は今日子のケチさじゃなく、「最初から分かっていた」がポイントかな?
    ともあれ、それなりに楽しめるシリーズになってきたみたい。

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    2017年07月06日
  • 掟上今日子の家計簿(単行本版)

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    結局、「掟上今日子の叙述トリック」の犯人は誰だったんですかね?この本で一番長い編ですが、犯人が明かされる事はありませんでした。その直後の「掟上今日子の心理実験」で叙述トリックを用いているのは、狙いですよね?

    本自体のタイトルは、「掟上今日子の家計簿」となっていますが、どの辺りが家計簿?お金にシビアなのはいつもの通りだし(笑)

    借りた当日に、最速で読んでしまいました。

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    2017年07月01日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    備忘録のメンバーである厄介復活。あ、懐かしいってんで読みやすくなるわけね(笑)ともあれ、短編集じゃなく一話。けっこう面白い部類。ほとんど二人のやりとりでよく一巻に広げられたと感心。まぁ、謎解きでエピソードが無駄でもなかった訳だが、読者を振り回した感じ。ヒントは表紙にあり?(^^;
    でも、厄介だと今日子を分かっているし、初対面の今日子もすぐ同じパターンだし・・忘却の意味はあまりないような・・

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    2017年06月16日
  • 結物語

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    大人になったみんなが見られるとは。
    全てのキャラではないけど、ほとんど今どうしてるかは明かされたんじゃないでしょうか。

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    2017年06月05日
  • 掟上今日子の婚姻届(単行本版)

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    今回は厄介さんと好意を持った相手が破滅する女性と今日子さん。
    今日子さんの講演会は裏設定として捜査の一環の様ですが、語られたことはどこまで本当なんでしょうかね?
    個人的には今日子さんの謎は明かされないままでもよい気はします。

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    2017年06月04日
  • 掟上今日子の挑戦状(単行本版)

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    このシリーズ、巻で相方が変るみたいだなぁ、今回は警部連中。寝たら忘れる探偵として、白髪の美女じゃ個性が弱いので金に執着ってのを強調してきてる。やっぱり設定に無理があるなぁ~
    ともあれ、物語シリーズ以外は抵抗があったけど、このシリーズは気楽に読めるからいいかな?時間潰しのレベルですが(笑)それにしても備忘録での伏線はどうなったんだろう・・

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    2017年06月04日
  • 掟上今日子の裏表紙(単行本版)

    匿名

    オォー

    面白い
    そんな悪くない

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    2017年05月29日
  • 掟上今日子の家計簿(単行本版)

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    叙述トリックのラストに突っ込みつつ(意外な犯人って…!)今回はやっぱり心理実験ですかね。
    4作ある中でこの話の並びはまあ叙述~の後で、でもってラストには持ってきて欲しくはない。あんまりにも後味が悪過ぎて(だからこそ面白いんだけど)。テキストではなくビジュアルで想像すると、百道浜警部の気持ちが分からないでもない。

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    2017年05月07日
  • 暦物語

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    アニメを見てしまったので、ほとんど飛ばし読みになってしまったが、数編の小ネタと終物語下に繋げる物語だった。しかし延々と続く言葉遊びにはちょっと辟易としてきたが、まだ外伝が出ているらしく読むか読まないか迷うところだ。

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    2017年04月26日