村松潔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
フランスの海洋生物学者アロナクス教授、助手のコンセイユ、銛打ちの名手のカナダ人ネッド・ランドは、潜水艦ノーチラス号の調査に向かったところ、そのノーチラス号の襲撃を受ける。
幸運にもノーチラス号に打ち上げられその船長であるネモに救助された3人は、ノーチラス号の半年間の海中旅に同行する。
終始おびただしい数の生物学名が出てきて少し読みにくかったです。
物語というよりは、絵のない図鑑や百科事典を読んでいるようでした。
ただ下巻は物語にも盛り上がりが出てきて、棚氷に巻き込まれた話や海底でサメと闘う話はハラハラしながら読みました。
原本と同じ挿絵が使われていたのも良かったです。
ネモ船長の国籍や、 -
Posted by ブクログ
上下巻の装丁の繋がりの登録順番を間違えて、再登録しました。いいね登録をいただいており、そちらも削除する事になり申し訳なく思います。
なんか気になってしまって。
1870年 SF海洋冒険小説。
ディズニーシーの「海底2万マイル」のモチーフ。
乗った事も行った事もないけれど。
第一部
1. 逃げる岩礁
1866年世界中の海で、鯨の様な何かが目撃されて、多くの船が接触等で事故に遭う。
2.賛否両論
海洋研究者アロナクスが「海洋の神秘」という研究が認められてアメリカの調査船に乗り込む事になる。
3.旦那様のお気に召すままに
忠実で献身的な召使の若者コンセイユを伴い、エブラハムリンカーン号へ。
4. -
Posted by ブクログ
アンドロイドのアダムを買ったチャーリーと、同じアパートの上の階に住む女子大生のミランダ。3人の奇妙な関係…、と書けば当然近未来小説と思うが、1982年の英国が舞台。サッチャー首相がフォークランド紛争に追い込まれていたころのこと。でも、そこは架空のお話なので、事実とは違う政治情勢になっている。そこがまた不思議な感じ。80年代にここまでできるのか?というのもあるけれど、どこまでが歴史上の事実なのか悩みながら読んだ(自分に知識がないからだけなんだけれど)。学習し続けるアダム、チャーリーが偶然手を差し伸べることになった少年マークの存在、何よりもミランダの過去などが次々と絡み合っていく。
AIが日常生 -
Posted by ブクログ
140年前に出版された名作ですが新鮮です!
書店で装画を見たときにワクワクして上下巻共に買ってしまいました。この本は新潮文庫の新訳名作コレクションでしかも刊行当時(1871年)の挿絵をふんだんに収録してあり古典空想冒険小説の新しい装いに気持ちが早くも海底の旅に巻き込まれます。
物語は1866年に世界中を航海する船舶から超大型級鯨が多数目撃される、1867年には大型客船との接触事故が発生し航海の安全と世間の注目からアメリカの軍艦により化け物鯨の退治が実施された。
多くの読者は既知の事と思いますがこの鯨の正体”ノーティラス号”は船長”モネ”によって世界中の海を航海する大型潜水艦でアメリカ軍艦 -
Posted by ブクログ
シャルル・ペロー童話集
教訓が面白い
眠れる森の美女
理想の人を待つことは正しいが限度はある
決まった幸せは先延ばしにしても幸せ
赤頭巾ちゃん
可愛い子はより品のない人が寄ってくる
青ひげ
好奇心には魅力がある反面、しばしば後悔がつきもの
猫の親方または長靴をはいた猫
役に立たないものはない この猫は優秀すぎるけども
見た目はなんだかんだ大切
仙女たち
優しくて愛想のある女性のほうがいい
言われた人にしか優しくしない長女はいかん
サンドリヨンまては小さなガラスの靴 シンデレラ
2回舞踏会にいって2日目の出来事だったとは
そもそもガラスの靴って履いて歩けるんか
食べるのの