村松潔のレビュー一覧

  • マディソン郡の橋

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    ネタバレ

    たった一度の出会いを丁寧に綴った作品。
    社会での役割と責任に捕らわれ馴らされる人と、束縛を逃れ群れを嫌う人。
    愛に落ちた二人のどちらもが大人の常識に従って判断した結果、そこに居るべき人が居ないまま、人生を過ごすことになった悲しい物語。
    形は変わっても現実にはよくある話だから、そんな状況とも付き合いながら生きていかなくちゃね。
    というシンプルなストーリーを、見事なラブ・ロマンスに昇華させた小説。

    重要な小道具としてNikon Fが登場する。
    作者自身も写真が趣味らしく、表紙の写真は作者の撮影だそうだ。
    それが関係しているのかどうか、一冊の写真集を見せられたような読後感でした。
    Nikonで撮ら

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    2012年01月01日
  • マディソン郡の橋

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    ノンフィクションのラブストーリーだった。

    これほど静かで、しかし狂おしく燃えたぎるような恋愛が

    あるなんて・・・・それも40代、50代の話である。


    きっと魂の伴侶なんだろう。

    そのような自分の”片割れ”に出会える確率はどのくらいなのだろうか。


    彼についていかなかったフランチェスカの愛はまさに本物である。

    賢明であり、哀しい判断。

    しかしそれがよりこの愛を美しく見せているのだろう。

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    2010年06月08日
  • マディソン郡の橋

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    12「あらゆるものが組織に組み込まれていくこの世界にあって、いまや自分は時代遅れになりつつある特異な男性的動物の一種」

    14「日に日に無神経になっていくこの世界で、わたしたちは瘡蓋だらけの感受性の殻に閉じこもって暮らしている。どこまでが大いなる情熱で、どこからつまらない感傷がはじまるのか・・・わたしたちは大恋愛であるかもしれないものをせせら笑い、純粋な深い感情に感傷のレッテルを貼ってしまいがちだ。」

    61 私もフランチェスカ。人々は温かく、自然に恵まれた田舎。でも、生活のこと、他人の噂しか耳にしない。芸術がない。それがつらい。こんな考えを持つ私は‘やわ’なのかしら?その営みに軽い反発を覚え

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    2009年10月04日
  • マディソン郡の橋

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    中年のせんこう花火。
    恋ってのは年取ってもできるもんやね。
    できりゃ、心のつながりだけにしてもらいたかったな。

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    2009年10月04日