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裕福な商人の末娘ベルは、とびきりの美貌と優しい心根の持ち主。ある日、父親が見るも恐ろしい野獣に捕えられると、彼女は身代わりを買って出た。ベルに恋をした野獣は、正直さに心を打たれて彼女を家族の許に返すが、喪失の悲しみに身を焦がし、命を捨てようとする。その姿を目の当たりにしたベルはある決意をする――。人生の真実を優しく伝え、時代と国を超えて愛され続ける物語13篇。
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Posted by ブクログ
classicの良さが凝縮した数々のストーリー めちゃくちゃ良かった。美女と野獣はもちろん、それ以外のお話にも非常に背筋が伸びる、まさにそうだよな、と納得させられる人間本来に大事なものを教えてくれる数々のストーリー。結局、人間の醜さやズルさ、って変わらないし、逆に良さ、も変わらないものなんだよね。C...続きを読むlassicの良さがものすごく詰まった一冊。
いろんな童話が入っている本でしたが、 大好きな美女と野獣の原作が読めてとても良かったです。ディズニーや映画とは違う部分がありとても興味深く、改めてまた違う視点から見れて好きになれました。 プリンセスの話が好きな人には是非読んでほしいです。 美徳という言葉や意味をもっと考えたくなる物語でした。
コクトーやディズニーなどが映画化しているボーモン夫人が1756年に出版した異類婚姻譚。オリジナルは1740年にヴィルヌーヴ夫人が発表した長編ですが、広く知られている本作は「こどもの雑誌」用に改変・短縮したものです。映画を知っていると、あまりにもあっさりとしている印象です。他に収録された作品も外見の美...続きを読む醜よりも優しさや知性など内面を磨くことが大切だということを示す教育的な内容になっています。子供向けのため、キャラのパラメータを極端に振り分けているのが印象的。大人でもドキッとする部分が多々あります。
凄く教育的な寓話集だった。階級社会が描かれていることもそうだが、神様が我々に試練をお与えになっている、というようなキリスト教的な考え方もずっと感じ取れる。 どの話にも大抵仙女が出てきて、神の代行か道徳の審判者のように人を評価したり、試練を与えたり(願いを叶えたり)する。美徳や知性を重視していて、心の...続きを読む美しさを持ち続けていないと最終的に幸せにはなれない話が多い印象。特に、両親が甘やかして育てた子どもは忍耐力が足りず、愚かになりがち。まあ、これは両親が悪いんだけど。 逆に、人の美点を見抜き、教養を身につけ、どんなに酷い目に合わされても美徳を忘れずにいればそれは報われる……。正直、今の感覚だとちょっと苦しいかなとは思うし、読みながら「ちょっとうるさいな」とは思った。世の中はもっと容赦無い。 ただ、人の心の美しさこそが幸せを呼ぶ、という希望は個人的には幻想と思いながらも強く望む部分だし、児童文学は夢を描くものであってほしいと思う。
美女と野獣含め13編が収録されている。 ディズニーの話に馴染みがあるから、実写のほうを脳内再生しながら読んでいた。そしたらあっさり終わったので、えっもう終わり?という感じで、ディズニーの細部に渡る世界観の作り込みすごいなと、本とは別のところに関心がいってしまった^^; 訳者解説によると、ボーモン夫...続きを読む人の美女と野獣は、ヴィルヌーヴ夫人の版を下敷きに書き直したものらしく、だいぶんカットされたそう。 他の物語も、「美徳」を説いた、まあ言ってしまえば似たようなパターンの話ではあるが、全体的に読みやすくて、人柄が何よりも大事だということが、身に染み渡ってきた。そりゃ13話も読むと刷り込まれるよな笑 子供の頃に一回は読んで欲しいかなと思う教育的な内容だった。 ヴィルヌーヴ夫人の美女と野獣を読んでみたい。
ボーモン夫人の子ども向け短編集。 表題作「美女と野獣」は、ヴィルヌーヴ夫人の同作を子供向けに再編したものなので細かいところで物足りないのと、ほかの作品も含めてご都合主義っぽいところが、時代だなあと思ってしまった。 当時の階級社会では、このような教訓が必要とされていたということなのかなぁ。とも。 おと...続きを読むぎ話ほどふわふわしておらずシュール。
教訓めいた話が多いと感じたが、果たして著者のボーモン夫人は教育者だったとのこと。底本はヴィルヌーヴ夫人作の同名のもの。白水社から出ている。2018.8.4
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