アンディ ウィアーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ下巻です!
後半もハラハラドキドキが続きますが、友情を温めてゆくシーンにはほっこりし、記憶喪失の謎も解明され、なおかつハッピーエンドだったので読後感は最高。
とっても面白かったです。
地球のことはチラッとしか出てこなかったけど、その一文で救われましたし。
また、終盤、彼らの星を救うためにとった主人公の行動は、地球にいるままであれば取れなかっただろうと思われ、友情を通して成長した主人公の姿が頼もしく、感動しました。
それにしてもSFって私の想像の上を行くことばかり。
本作の設定もファーストコンタクトもそう来たか!と驚き、感心しながらあっという間に読み終えました。
来年の映画化、楽しみだなあ -
Posted by ブクログ
よい!よい!よい!!
もう映画が待てません。
そしてここで語れることがありません。
情報ゼロで楽しむことが大切です。
とにかく、プロットが必然的と言うか、問題解決をすることで話が進んでいく。実験をして、その成果を得ていくような楽しさを感じられるし、胸が熱くなります。
私自身、人が生きることに、意味はないと思う派の人間です。それは、生が無意味なのではなくて、何かを成さなければ生きる意味がない、とは思わないと言うことです。
だけど、もし自分に何かができるなら。それによって全く知らない誰かであっても、救うことができて、その人達の希望になれるのならば、それを選択したいと思う。
きみは友だち。
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Posted by ブクログ
面白かった!SFは苦手で避けていたが、これはもっと前に読んでおけば良かったー!SFが苦手な人でも楽しめると思う。妙な宇宙人が出てきたりしてバトルにならないのがいい。ユーモアと知識で困難をクリアしていくサバイバル小説。
化学や物理の知識があればもっと楽しめたと思うが、そこらへんは全くダメな私でも、すっ飛ばしながら読んで全然OKだった。
火星にひとりぼっちで取り残されるとか、絶望的なほどの孤独と死への恐怖しかないと思うのだが・・とにかく、主人公ワトニーが、思わず声に出して笑っちゃうくらい明るい。そして前向き。これでもかというほどのいろんなハプニングが起きるが、その困難に対して悪態をつきまくった -
Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃ面白い…!!!
オーディブルで聞いた。
主人公が宇宙船の中で目覚めるところから話が始まる。何光年も移動している間、昏睡状態だったので、記憶があやふや。自分の名前すら思い出せない。
というところから、だんだんと自分が誰でなぜここにいるのか思い出す過去編と、宇宙空間での現在の出来事とが交互に入るストーリー構成になっている。
主人公のライランド・グレースは、生命には必ずしも水は必要ないという論文を書いたせいで学会追放になり科学教師をやっている。流行りのパーティー追放ものっぽい設定…なんだけど、主人公が科学教師だからこそ、主人公が生徒に説明するシーンを通じて読者としても何が起こってる