アンディ ウィアーのレビュー一覧
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火星にたった一人取り残され、通信もできず、食糧も足りない。そんな絶望的な状況を生き延びる物語だとあらすじを聞いたとき、どんなに辛く苦しい物語が展開されるのかと身構えていたんですが、これがびっくり、いい意味で裏切られました。
とにかく主人公マークのユーモア溢れる前向きな性格が素晴らしい!どんな困難に...続きを読むPosted by ブクログ -
詳しい感想は下巻のほうで。とにかくマークのキャラクター造形が素晴らしく、ワクワクしながら読めました!あと、学生時代は勉強嫌いだったんですが、この本を読むと無性に勉強したくなりますね。Posted by ブクログ
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無重力なのにアゴが外れる面白さ! - アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」★★★★★
本当に面白かった!特に下巻は、もうヤバい!敵が強ければ強いほど良い、絶望感に包まれるストーリー展開に、思わず引き込まれてしまった。
この小説の敵は、なんとミクロンサイズ。見えなすぎて、恐ろしい存在...続きを読むPosted by ブクログ -
先日、NHKで宇宙飛行士選抜試験の特集を観た時に感じたことを、この本を読んでも感じた。
どんなに困難な状況に陥っても生き延びる!という強い意志を持って工夫し続ける人こそが、宇宙に飛び立つ資格を持っている。主人公は、正にそうした心の持ち主として描かれている。
置き去りにされた火星において、一体、何が資...続きを読むPosted by ブクログ -
プロジェクト・ヘイル・メアリーの主人公は結局地球に還ることができなかったけど、ワトニーはとりあえずアレス3には帰還できた。ずいぶんハラハラしたけど。よかった。
翻訳本だけどとても読みやすい。Posted by ブクログ -
読書備忘録709号(下巻)。
★★★★★。
上巻からちょっと間があきましたが、下巻終わりました。本棚も並び替えました。
ただ、もともと上下巻でなかった作品なので、並べても一枚のカバー絵にならない。笑
映画「オデッセイ」の原作で、作者のデビュー作品。
いやはや100点満点。
多分ですが、映画より断...続きを読むPosted by ブクログ -
映画よりダンゼン本!と言えるなと思った。
もし自分が火星に一人取り残された、同じ状況ならと思うと絶望的なのに、主人公(ワトニー)のソル日記がやたら軽快な文体なのでサクサク読める。私もこういうメンタルでいたい。
1番可笑しかったのは、地球がワトニーの心情を想像する中、当人はディスコミュージックや古い映...続きを読むPosted by ブクログ -
「火星でのサバイバル」というコンセプトでの一点突破が心地よい。困難な事態を解決していく視点はあくまでもハードSF的でありつつユーモア溢れるワトニーの語りで進行していくのでSF初心者にも自信を持ってオススメできる。そして改めて映画、良い出来だったなと。Posted by ブクログ
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映画はすでに視聴済みなので映像をクリアに浮かばせながら軽快に読み進めることができます。「火星に一人取り残される」という過酷な状況ながら悲壮感を感じさせないワトニーのキャラ。そしてさまざまな創意工夫で困難な状況を切り開いていく様子も魅力的で読んでいて素直に楽しい。Posted by ブクログ
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火星でのサバイバルから脱出まで、いつ何が起こるかわからない状況に最後の最後まで緊張感を持って読ませてもらった。
最後の一文が非常に印象深かった「ほんとうのところは、人間は誰でも互いに助け合うのが基本であり、本能だからだと思う」共通の目的を見出せたとき、人は手を取り、力を合わせることができる。現実も...続きを読むPosted by ブクログ -
とても良かった。最初からクライマックスみたいな感じで、どうなるんだ!?と思ったけれど、主人公が明るくてユーモアセンスにあふれているのでとても楽しく読み進めることができた。ソルを一緒に過ごしているような感覚だ。突然逆境に襲われるときの表現や不穏感の表現もまた素晴らしく、まさに忍び寄るかのように、そして...続きを読むPosted by ブクログ
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とにかく掛け合いが面白く楽しい。くすっと笑ってしまうし、場面が変わるとハラハラドキドキ、泣きそうにもなり……。感情が揺さぶられ、魂が熱くなるお話だった。Posted by ブクログ
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「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が面白く、著者に興味を持ったので1作目から読んでみようと手に取った。
絶望的な状況から物語は始まるが、そんな中でも主人公は限りある資源をフル活用して「いかに生き長らえるか」を考え、実行に移していく。その過程は中学、高校の化学で学んだことの応用であり、非常に面白い。
...続きを読むPosted by ブクログ -
主人公マーク・ワトニーのログという形で本編が進む本作、ワトニーのユーモア溢れる語り口のおかげで、辛い状況なのにそれを感じさせずに楽しめる。
「ワトニーの火星からの帰還」という本筋のみに特化していて、他の余分な要素や出来事が無い点、計画を邪魔するような悪者や無能な者が出てこない点などが、とても良かった...続きを読むPosted by ブクログ -
プロジェクト・ヘイル・メアリーの次に読むSFとして、ひまわりめろんさんにオススメ頂いた一冊。
ようやく手元に本が届いたのでワクワクしながらページを捲り…
気づけば上巻ほぼ一気読みです。ほんっとにめちゃくちゃ面白かった。
ひまわりめろんさん、ありがとうございます!
ストーリーはいたってシンプル、ト...続きを読むPosted by ブクログ -
SF小説だけど、難しい用語があまりなく、登場人物も入り組んでいないので、読みやすい。
読みやすいだけでなく、内容も面白くて、どんどん引き込まれる。
下巻も読み始めました。Posted by ブクログ -
下巻もよいテンポで読み進められて、隙間時間でも少しずつ読めてしまう、すてきな作品です。
偶然にもこの作品に出会えて、ここ数週間はとてもよいSF心地に浸れました。
内容は伏せますが、あとがきにもあるように、ページ数が少なくなっても油断せず読み進めてください。 -
ゆる言語学ラジオで紹介されていたので読んでみた。
主人公マークのモノローグとNASA管制、置き去りにした他のメンバーの会話で構成されている。
火星に一人取り残された宇宙飛行士がどうやって生き抜くかを日記風の記録で淡々と物語が進む。
マークのユーモアセンスによって何度笑わせてもらったのだろう。
素晴ら...続きを読むPosted by ブクログ