アンディ ウィアーのレビュー一覧
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助かるために空気のない火星で大旅行。
さらに火星の軌道に飛び出すための準備。
とんでもないことなのだが、この実現のためにあるものでなんとかしてしまう主人公の逞しさ。そして尽きることのないユーモア。
当然、全てがうまくいくわけではなく、いろいろな難関が待ち受けている。地球との通信が途絶えたり、ベースが...続きを読むPosted by ブクログ -
はちゃめちゃに面白かった
あらすじ上は火星でサバイバルするだけで、何か陰謀があったり火星人が出てくるわけじゃあない
それがすごく良かった
SFほとんど読んだことないけど純粋で究極のハードSF
主人公のワトニーもユーモラスで読み口が非常に良かった
久々に大ヒットの小説面白かったPosted by ブクログ -
火星に取り残された宇宙飛行士の奮戦記。
拠無い事情で火星にただ1人とり残されたマーク・ワトニーは持てる知識を駆使して冷静にかつジョークを交えながらサバイバルをしていく。
前半はやることなすこと当たってこのまま無事ご帰還と思わせといて、一筋縄ではいかないというところまで。火星でじゃがいもを作る、そのた...続きを読むPosted by ブクログ -
今までのSFではなかなかなかった展開の小説だと思った。
科学や物理の話も濃いが、そこにファンタジーが混じってきたような感覚で新しかった。 -
途中でやめれなくて、金曜の夜に上巻、土曜の夜に下巻を読んで、寝不足と飲み過ぎ。
巻末の謝辞にもあったが、特に女性のセリフが良かった。翻訳者繋がりで、別の作家の本を読んでみたい。Posted by ブクログ -
もしあなたが今何か本を読んでいるとしたらその本は一旦閉じて(しおりは忘れずに)本棚にしまってください
そしてできる限り早く『火星の人』を読み始めることをお勧めします
もしあなたが今昨日まで友達だった人と仲違いをしていたらその争いは一旦やめてロケット砲は武器庫にしまってください
そしてできる限り...続きを読むPosted by ブクログ -
主人公のユーモアたっぷりに生き抜く様子がとても読んでいて楽しかった。
そのユーモアに助けられて読みやすかった。
危機的状況にも柔軟に対応していくところがかっこいい……
地球にいる大きな組織では身動きが取れないところと、火星でひとりぼっちだから柔軟に対応できるところの対比も面白い。
大きな組織の中で、...続きを読むPosted by ブクログ -
火星の人の主人公のように、へこたれずに科学の力で何とか現状を乗り切る姿勢は健在でした。
知恵と工夫で乗り切ろううと、勇気をくれる思わせてくれる作品です。 -
結構なボリュームだったと思うけど、あっという間に読み終えました。SFでエンターテイメント性抜群のストーリー、なのに心にグッとくるこの感じ。火星の人もそうでした。読み進める程に本当にワクワクさせてくれます。
アンディウィアー氏と翻訳家の小野田和子氏、素晴らしい作品をありがとうございます。 -
ゲームを題材にしたSF小説、
小説でこんなにも、
ゲームをしている感覚になるのかと、
とても楽しみつつ、
新しい感覚になった。
特に面白かったのは、
「1アップ」
友達の葬式に行って、
ゲームを通して怖しい真実を知ることになる
「救助よろ」
連絡が取れなくなった彼氏を探して、
RPGの世界に入り...続きを読むPosted by ブクログ -
前作に対して主人公が女性であるのは真逆だけど、持ち前の知識をフル動員して活躍するところと、宇宙服大切!なところは同じだった。
ラストは「それで済んじゃうの?」って思ったけど、地上とは違うルールの月面だからいいのかな。Posted by ブクログ -
ゲームをテーマにしたSF短篇アンソロジー。
ゲームを扱った作品と言っても様々なパターンがあり、ゲームをやることがストーリーの基軸となるもの、ゲームの中の世界が書かれたもの、ゲームのような展開があるもの、などなど。それぞれゲームに対するアプローチが違っており、こんな風に扱うこともできるのかと驚かされる...続きを読むPosted by ブクログ -
「スタートボタンを押してください(ゲームSF傑作選)」
全作が書籍初収録。
「紙の動物園」のケン・リュウ、「All You Need Is Kill」の桜坂洋、「火星の人」のアンディ・ウィアーら、現代SFを牽引する豪華執筆陣が集結。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、星雲賞受賞作家たちが、ビデオゲームと小...続きを読むPosted by ブクログ -
面白い。一編一編が短いのが逆に良かった気がする。
ありがちなオチだけど、”キャラクター選択”が好き。多分世界を救うのは、お金や暴力じゃなくて、愛とか思いやり。Posted by ブクログ -
Hail Mary=聖母降臨
アメフトなどで、試合終了間際に負けてるチームが放つ奇跡を祈るようなロングパスのことに使われる。
プロジェクトヘイルメアリーという題名だけ聞くとピンと来ないけど、Hail Maryの意味を知ると俄然題名からしてそそられる。日本語だと起死回生プロジェクト、土壇場プロジェク...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻と比べ、読みにくさはかなり軽減された。
飽きない展開で事件が起こり、推論と科学で解決するので面白かった。
ロッキーを助けに行くところは、現実ではあり得ないだろうと思いながら、やはりグッと来るものがあった。美しい収束。Posted by ブクログ