アンディ ウィアーのレビュー一覧

  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    主人公がどこの誰で、その時代がいつで、どういう状態でそうなってるのか、わからないまま、物語がスタートする。
    テンポも良く、ユーモアにあふれた語り口。
    少しずつ、状況がわかってきて、未知との遭遇があって、あたたかい交流があって。
    希望が生まれて、生きる活力が生まれて。
    下巻に続く。
    好きだわー、この本。

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    2025年12月04日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    この作品は本当に、とんでもない。
    次から次へと、そうくるか!そうだよな・・でもそうなるか!!の連続。
    そして、なによりSF的発想の自由さだ。
    今までの作品になかった新しいアイデアに、さらに胸熱なドラマ。

    未知の生命との出会いのリアリティや、今人類が現実で直面している危機の加速した時に何が起きるのか・・

    さらには生命の起源。偶然の出会いに見えるがそこにある必然性というか・・

    あとは科学レベルの進み方が一様なわけないよな・・という、言われてみればそうだよなってなる。。

    よく(界隈では)話題に上がる、隣人は友好的なのか、コミュニケーションをとれる次元の文明なのか。そもそも文明を持つのか・・

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    2025年12月04日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    ド文系の私には難しい話も沢山あるけれど気にならないくらいおもしろい。ワトニーのユーモアに救われる気持ち。

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    2025年12月04日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    1ヶ月ぐらいかけてゆっくり読む予定が、あまりにも面白すぎて、今年出会った本の中でぶっちぎりの一気読み!
    予備知識ゼロで読めてよかった!(オアシスのChampagne Supernovaが使われているという映画の予告映像を観たくてたまらないのも堪えた)
    本当にネタバレ何ひとつすべき本ではないので感想として残せないけれど一言一ー最高、最高、最高!!!

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    2025年12月04日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    光を取り込んで成長する生命体アストロファージにより、太陽、そして地球の危機だ。
    だがアストロファージが通ったのに無傷の惑星タウ・セチが見つかる。そこで人類は、違う銀河系にあるタウ・セチへの調査宇宙船を出すプロジェクト・ヘイル・メアリー、つまりやけっぱち作戦を計画する!

    下巻は、地球代表の科学者グレースと、エイド星代表の技術者ロッキーが協力して、それぞれの星の生命体を救うための奮闘記です。自分の星の生命体を救うためにまっしぐら!のグレースとロッキーが気持ちよく読めるし、生命の輝き、人間も異星人も信じられるような爽やかさがあります。ロッキーはかわいいし優秀だし、彼の口調が伝っちゃいそう。「幸せ!

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    2025年12月03日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    主人公・グレースと異星人バディ・ロッキーを好きにならない読者はいないだろう。

    グレースは"良き人"だ。
    自ら進んでヘイル・メアリー号に乗ったわけではない。臆病なところも書かれている。それでも人類(もちろん太陽系以外も含む)の利益のため、将来を担う世代である子供たちのため、という動機が根底にあり、ミッションを投げ出したりはしないという確信をストラットに持たせてくれるような道義心のある人物だ。
    主人公として納得性のある性格で、飾らない、等身大の人格者。
    それは親愛なる隣人・ロッキーも同様であった。
    読み進めれば進めるほど、二人に愛着がわいてくる。
    二人の間で交わされる異文化コ

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    2025年12月03日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    1.好きなもの全部入り。
    SFに求める難しい科学要素、なにが起こるかわからないドキドキ感、小説に求める表現の良さ、読み味すべてよかった。少年漫画的な熱い展開も好きだし、実は騙されて送り込まれていたというどんでん返し要素も好き、問題を解決していくミステリ的要素も大好き。明確なハッピーエンドも好き。


    2.ファーストコンタクト
    アストロファージの登場で会話できないタイプの地球外生命体なんだって思ったけど、まさかロッキーの登場で会話できるタイプも出てくるなんて想定していなかた。地球外生命体とのコンタクトにあたり、プロトコルを探るやり取りの面白さはよかった。お互いに科学者であるというコンセンサスを元

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    2025年12月01日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    本作はSFであるから、勿論科学的なストーリーではあるのだけれど、私はコミュニケーションとは何かという物語でもあったと思う。
    対象、もしくは現象が、どのような状態か、どんな存在なのか、一体何が起きているのか、推測に推測を重ねてアプローチしていく主人公の姿勢は、相手を慮って対話するコミュニケーションそのものだった。

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    2025年11月30日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    ネタバレ

    抜群に面白い。
    科学で謎を解明していくワクワク感がたまらない。
    特に“異星人の宇宙船との遭遇”の場面は、「うっそだろう!」と一緒に叫んだ笑、ロッキーかわいい。
    下巻が楽しみ。

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    2025年11月27日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    ネタバレ

    読んでも読んでも章ごとの起承転結が自分の想像する結びに至らず、小説の終わりまでまさにこの物語の重力に引っ張られ続けた。
    そしてまた、この作品がどうしてネタバレ厳禁と言われているのか、どうして誰にも何も話せないのにとにかく読んで!としか言えないのか、気持ちが心から理解できた。


    何かを成し遂げるには結局一歩一歩地道なトライアンドエラーの繰り返しをしていくしかなくて、それはこれまで生きてきて強く実感しているが、その地道なトライアンドエラーを繰り返した人類の過去があったから今この世界の発展があり、そしてその発展は人類がよりよく皆で生きるために遂げられてきたものなのだということを、作者が伝えたいんだ

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    2025年11月25日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    遅ればせながらだけれど、めっちゃ面白い!!! 遠い未来で古典SFになるんだろうな。記憶喪失になった主人公と同じ体験をしてほしいから、ネタバレは絶対避けるべき。映画のCMも見ちゃダメ‼︎ 理系ならどの分野の人でも楽しめそう。

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    2025年11月25日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    いよいよ来年映画が出るプロジェクト・ヘイルメアリーの予習。設定や雰囲気はインターステラーと近いかも?

    孤独と重圧を抱えた宇宙への旅、共通の目的から交流を深める異星人との接触などなど、科学と人間の心情が交錯しながら話が進み、終始ワクワク感が止まらなかった。

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    2025年11月25日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    上・下
    おもしろい! わくわくする冒険と最高のバディもの。
    覚悟をもってる人たちが自分のできることを最大限する話でもある。悪い人がいなくて無駄がなくて変な感情的こじれがなくてストーリーにストレスがない。仕事の話でもあるのでぶつかることはあるけど、リスペクトはあるからそこはそうでもない。

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    2025年11月23日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    まさか、そんな展開になるなんて…
    下巻の最後の最後まで、全く展開が読めなかった。

    このSF小説は、ぜひ前情報なしで読んでほしい!
    可能であれば、来年公開予定の映画の予告動画も見ずに、文章から得る純粋な想像力のみでストーリーを追っていって欲しい。
    主人公自身も最初は記憶障害があり、少しずつ記憶を取り戻していくのだけど、その過程を読者も一緒に体感していける内容になっている。とても面白い構成。 

    本当に色々と語りたいけれど、どの内容もネタバレになってしまうので我慢します。

    来年の映画公開が待ち遠しすぎる!
    どのように映像化するのか楽しみで仕方ない。

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    2025年11月20日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    最初から最後まで全部面白い!!ワトニーに降りかかる災難も突拍子もない事じゃなく、もし私が地球から見てたら、あーそんなことで!って言いたくなるような、でもそれが火星だと命に関わる事で、そのリアルさがこの物語を真に面白くしていると思う。
    あと、ワトニーの性格がサイコーにクールで良かった:-P

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    2025年10月13日
  • スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選

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    SF作家たちがノベルゲームに感じている可能性というか、テキストに感じている可能性をまざまざと見せつけられたような感じだ。

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    2025年10月01日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    面白かった〜

    日常で、予定外のネガティブイベントが発生するとすぐに気分が落ち込んでしまうのだけど、なんだかこれからはうまく気持ちを切り替えられる気がする!
    あくまで気がするだけで、実際どうかはわからないけど…
    でも気がするだけでも気は楽

    私はじゃがいもが好きで、でも以前30kgの米袋いっぱいのじゃがいもをもらった時は、さすがに全部食べきれなかった上にその後5年くらい食べたくなかったことを思い出した
    (今はまた好きだしちょいちょい食べる)
    マークがどの程度じゃがいも好きだったかはわからないけど、しばらくもしくは一生食べたくないだろうなあ

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    2025年09月29日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    主人公のガッツがすごい
    でも全然暑苦しくない
    宇宙飛行士になるような人はこういうメンタルなんだろうなというリアリティもあり、ずんずん読める

      最悪だ。もう死ぬ!
      よし、おちつこう。絶対なんとかなる。
     (p.62)

    ここが好きすぎる
    このメンタル見習いたい

    しかしこれ、どうなるんだ…
    下巻に進みます
    よし、おちつこう
    絶対なんとかなる

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    2025年09月28日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    火星にひとりぼっちで取り残された気持ちって想像するだけで恐ろしいけれどこれほど絶望的な孤独の中で生き延びようとする心の強さに脱帽。しみじみ火星って遠いよな〜と思う。作者の植物学の専門的知識も極めて深い。食料と空気、水の調達が命綱。へーっと感心するのみ。自分だったら1日も生き残れないと思う。

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    2025年09月27日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    ネタバレ

    上巻ラスト、マークに物資を送るために打ち上げられたアイリスは粉々!ガックリ意気消沈して下巻に来てみたら、なんと思わぬ所から思わぬ案が。
    ここからは、火星を出発していたアレス3のクルー達も加わって、マーク救出に向かって一直線。
    話はどんどん盛り上がっていくし、マークのキャラクターも相変わらず魅力的でグイグイ読めてしまいました。
    胸アツです〜

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    2025年09月17日