アンディ ウィアーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
下巻は読んでいる間中ずっと息が苦しかった。
読んでいる自分は今地球にいて当たり前に酸素が吸えるはずなのに。
アルテミスで暮らすって大変。
月光に直接当たれば皮膚がんになる程火傷するし、月面を直に触ってもそう。
何より酸素問題。
ドームの人たちはある意味で運命共同体だから皆一大事にはお互いの安否を確認し合うほどの絆があるし、悪意を持った誰かが真空ハッチのエアロックを開けたら終わる。
物語の最後、すったもんだあって死にかけたジャズの行きつけの安酒場(ちょっとサイバーパンクっぽい)に皆が集まってくるシーンは良かった。
映画だったらクスッと笑えて感動するバディシーン。
そして、地球の友だちケルヴィンへいつものメールを送って物語は幕を閉じる。
地球のケルヴィンとは一度も会ったことがない。
子どもの頃クラスで地球に手紙を書こう的な授業でたまたま送った相手とずっと大人になっても文通してる。
そして大人になった2人はビジネスパートナーになっている。
このメールのやりとりが各章の終わりに出てくるんだけど、物語のラストがやっぱりこの友人へのメールで終わる。
海外文学のこういう閉じ方、すごく好き。
ちなみにこの後にあのプロジェクト・ヘイル・メアリーが執筆されることになるらしい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ上巻は火星サバイバル編
下巻はワトニー救出編って感じ
SFは淡々と進むような作品が多いけど、アンヴィーウィアーの作品の主人公は明るくユーモラスなので絶望的な状況が訪れても明るく励まされるようだった。
この精神性があれば火星だろうが宇宙船に昏睡状態でぶち込まれてもやってけるだろうと思う。
SFとしてはエンタメよりの読みやすいいい作品だった。
プロジェクトヘイルメアリーと対照的な作品だと思えたのは作中最終盤に出てくるメッセージ
誰かが困ってたら助けるのが人のあたりまえの本能って所で
一人(+α)が二つの星を救うヘイルメアリーに対してNASAと中国が手を取り合ってワトニーを助けるために協力するし、ヘルメスクルーもワトニーを助けられるなら自分の命にリスクがあっても助ける方法をとった。
生きている上で誰かに助けられたなら自分も誰かを助けたいと思うのは大切なことで自分も誰かの助けになれるようになりたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレほんとうにほんとうにおもしろすぎて、読み終えて数日経ってもロッキーと友達になりたいなぁと考えていたくらい笑
映画も観たけどロッキーのまごうことなき天才感が感じられず。ストラットもわたしのイメージとは少し違ったな。
あとは、ラストでロッキーを助けに行くっていう選択は原作では圧倒的に絶望感漂うものだったのに、そこがさらっと描かれていたのが気になった。
いやここは小説の感想でした。
とにもかくにも、ご都合主義だろうがラストの展開は心からほっとした。あとは、わたしも理系な何かで秀でた才能があったら良かったなぁと羨ましくも思った。
いつか再読したい! -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半は用語が難しくて飲み込みに時間がかかり、
ペース遅かったが
上巻の途中からロッキーが現れてから面白くなって、
特に最後の方200ページぐらい一気に読んだ!
ロッキーがとにかく魅力的なキャラクターで、
カタコトで話す言葉(主人公の翻訳だとそう聞こえてしまう)がかわいくてかわいくて…
「しあわせ、しあわせ、しあわせ!」が好きw
あと、「人間は洩らす」もw
「目から洩らす」ことについて、説明しないのもなんかよかったw 照れくさいんだなー
自分の命を捨ててまでロッキーを助けに行く主人公は臆病者なんかじゃない!
それにしてもストラットの強硬手段にはびっくりした…
フランスはなんでそんなおっかないもの持ってるの…(設定であってくれ)
だからいろんなこと忘れてたのね〜と納得。
もしかしたらイリュヒナたちが亡くなってしまったのはこの健忘を引き起こす薬を投与されてないからとか…?
だとしたらまたしてもストラットの功績で笑うw
でも、ストラットが恐れていた、クルー同士の衝突が、主人公とロッキーには起こらなかったのがすごいなと思った。
バディで親友なんだなって。
最後はまた教師に戻っていたのがよかったなー
性に合ってるんだろうなー
エリドで暮らしちゃうなんて結末全然想像してなかった。
これからどうするんだろう。
宇宙で孤独な長い時間を過ごして老いた状態で地球に帰るのか、
親友のいるエリドで過ごすのか…
なんとなくエリドで過ごすんじゃないのかと思う。
でも地球にはエリディアンの存在が知られないから、それはなんだかもったいない。
せめてビートルズみたいな機械を開発して、情報だけ送ることができればいいね…
あとストラットにぎゃふんと言わせなきゃw