アンディ ウィアーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレSFを読む筋力がないので、まず映画を先に観てから原作を読むことに決めていた。
正解だったと思う。特に宇宙船内のシーンのイメージがしやすかったし、映画では描ききれていない部分の補完ができてとても満足だった。
ひとつひとつのストーリーに科学的な裏付けがしっかりされていること!生物学に物理学に機械工学に…と著者の幅広い知識に驚かせる。
下巻からは映画で予習済みであっても、面白さ加速。止まらず読んだ。映画では割とコメディと人情劇に振り切っていた気がするけど、実際は感傷的になる暇もなく、次々と降りかかる問題に最初から最後まで身体と頭をフル回転の2人。仕事できるイイヤツらだった。映画以上に2人に愛着が持 -
Posted by ブクログ
一気に読んでしまった
これは面白い。
文のテンポもとても良くて読みやすいし
科学用語がわからなくても全く大丈夫。
グレースが本当に望んだ結末になったかどうかは(読者含め)誰もわからないが
たぶん、誰も知りたくないという本音さえあるのだろうと思う。
グレースにとって本当に大事だったのは
果たして地球を救うことだったのだろうか?
そもそも、彼が大事にしていたことは何だったか…。
ロッキー&エイドリアンと言えば
あの映画では、ロッキーは敗者になったはずだが
彼が心底望んだものは手に入れた。
それこそ勝利だと言うなら
グレースはこのミッションに勝った
と間違いなく言えるのだろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本作は、記憶を失ったまま宇宙船で目覚めた主人公グレースが、 自身の置かれた状況と人類の危機を徐々に理解しながら、限られた資源と知識を駆使して解決策を模索していく物語である。
現在の孤独な宇宙での奮闘と、地球での過去の出来事が交互に語られ、少しずつ全体像が明らかになっていく構成が特徴的。
読後の満足感は非常に高く、2025年は個人的に『三体』の年でしたが、2026年はまだ前半ながら本作の年となるレベルの面白さだと感じた。 特に本作は科学的な要素を扱いながらも理解しやすく、読み進める手が止まらない。
前回投稿したチクタクと同様、現在と過去が交互に展開される構成でありながら、現在パートの登場人物