アンディ ウィアーのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレほんとうにほんとうにおもしろすぎて、読み終えて数日経ってもロッキーと友達になりたいなぁと考えていたくらい笑
映画も観たけどロッキーのまごうことなき天才感が感じられず。ストラットもわたしのイメージとは少し違ったな。
あとは、ラストでロッキーを助けに行くっていう選択は原作では圧倒的に絶望感漂うものだったのに、そこがさらっと描かれていたのが気になった。
いやここは小説の感想でした。
とにもかくにも、ご都合主義だろうがラストの展開は心からほっとした。あとは、わたしも理系な何かで秀でた才能があったら良かったなぁと羨ましくも思った。
いつか再読したい! -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半は用語が難しくて飲み込みに時間がかかり、
ペース遅かったが
上巻の途中からロッキーが現れてから面白くなって、
特に最後の方200ページぐらい一気に読んだ!
ロッキーがとにかく魅力的なキャラクターで、
カタコトで話す言葉(主人公の翻訳だとそう聞こえてしまう)がかわいくてかわいくて…
「しあわせ、しあわせ、しあわせ!」が好きw
あと、「人間は洩らす」もw
「目から洩らす」ことについて、説明しないのもなんかよかったw 照れくさいんだなー
自分の命を捨ててまでロッキーを助けに行く主人公は臆病者なんかじゃない!
それにしてもストラットの強硬手段にはびっくりした…
フランスはなんでそんなおっかないもの持ってるの…(設定であってくれ)
だからいろんなこと忘れてたのね〜と納得。
もしかしたらイリュヒナたちが亡くなってしまったのはこの健忘を引き起こす薬を投与されてないからとか…?
だとしたらまたしてもストラットの功績で笑うw
でも、ストラットが恐れていた、クルー同士の衝突が、主人公とロッキーには起こらなかったのがすごいなと思った。
バディで親友なんだなって。
最後はまた教師に戻っていたのがよかったなー
性に合ってるんだろうなー
エリドで暮らしちゃうなんて結末全然想像してなかった。
これからどうするんだろう。
宇宙で孤独な長い時間を過ごして老いた状態で地球に帰るのか、
親友のいるエリドで過ごすのか…
なんとなくエリドで過ごすんじゃないのかと思う。
でも地球にはエリディアンの存在が知られないから、それはなんだかもったいない。
せめてビートルズみたいな機械を開発して、情報だけ送ることができればいいね…
あとストラットにぎゃふんと言わせなきゃw
-
Posted by ブクログ
ネタバレプロジェクト・ヘイル・メアリーのアンディ・ウィアーの作品
訳者も同じ方のようで読んだ感覚は近く、読みやすかった。
火星に取り残されたワトニーが拠点に残された物資を駆使して孤独なサバイバルを送るというもの。
プロジェクト・ヘイル・メアリーと共通しているのは、主人公が孤独な環境に置かれているが、持ち前の明るさと知識で困難に立ち向かうというもの。ぶっ飛んだ設定は特段なく、真っ当に科学でお話を作ってる所がよい。最近はどうもSFといってもサイエンスファンタジーみたいなのを読みすぎてた。(これ本当にSFって言っていいのか?みたいなの)
この本ではワトニー視点とは別に地球側の視点も描かれていて、そっちは生存が確認できたワトニーをどうにか助けようとするけど、地球と火星の遠さから効果的な支援が全くできず、
まだ上巻なのでようやっと半分読んだところだけど、ここからワトニーの運命がどうなるのか気になる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレものすごく面白かった!
アンディ・ウィアーすごい!
訳者の小野田和子さん、すごい!
読んでいる間ずっと、心はグレースとロッキーと一緒に宇宙空間に行っておりました(笑)
地球滅亡、特攻任務(しかも記憶喪失)という絶望しかない設定なのに、暗い作品にならないのは、科学者とエンジニアである彼らの好奇心の賜物だろう。そしていかなる困難な状況でも「今できることから一つずつ解決する」「自分で問を立てて、自分で答えを見つける」という方法がかっこいい。(←マクガイバー世代なので遺伝子に憧れが染みついている。)
知識とユーモア、そして相手を思いやる心は、全宇宙共通の困難を乗り越える力なんだと思う。今、こんな小さな地球(宇宙にいたもので)で、人類が争わなければならないことが、改めて愚かで哀しく思える。
予備知識無しで読んだので、ロッキーの登場は、グレースと同じくらい驚いた。(我ながら、知らなくて嬉しかった。)星新一じゃないけど、ノックの音がした時は「ひや〜〜」と本を閉じましたよ(笑)その後の互いを知っていく過程が、わくわくの連続。人差し指に代わってのフィストバンプがとてもよい、よい!(笑)
二人が何かをやり遂げるたび、もうこれ以上何も起きないでと祈る気持ちでした。
地球人の一人として考えさせられることも含め、本当に豊かな読書体験で、最後の一文まで未知との遭遇でした。
他2作のアンディ&小野田作品もぜひ読んでみようと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいやいやいや、実に本寸法、直球王道どストレートのハードSF。しかもSF初心者でもわかりやすく面白い、超一級のエンターテインメントです。
・・・えっ、これ、アンディ・ウィアーのデビュー作なの・・・?デビュー作でこの完成度・・・!?
不肖鴨、この作品については映画「オデッセイ」を先に観て、とても面白かったのでそのうち原作も読もうと思っていたら「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が出版されて、こちらは映画よりも先に原作を読んであまりの面白さにひっくり返り、あわてて「火星の人」を読んだ次第です。SF者として、まことにお恥ずかしい(^_^;
で、感想は冒頭のとおり、いやー面白い!科学的な嘘は絶対につかず、科学的なプロシージャを厳密に守って、でも科学的な知識が豊富ではない読者がある程度読み飛ばしてもその面白さは何ら損なわれない、この絶妙なバランス感覚。
何よりも好感度が上がるポイントは、登場人物が「知識も人柄も完璧なエリート揃い」ではなく、優秀でありつつも癖があって欠点もあってとっても人間臭い、愛すべき奴らばっかりだということです。特に、地球でマーク救出にあたるメンバーは当初はそれぞれの功利しか見えずに空中分解しかかるのですが、何だかんだとマークのために同じ方向を向き始め、最終的に見事なハッピーエンドに着地する、この気持ちよさ。素晴らしい読後感を残します。
そして、救われる側のマーク自身が、“必ずしもみんなが同じ方向を向くわけじゃない”という現実をしっかりと理解しつつ、このハッピーエンドを手放しで喜んでいること。単なる科学技術礼賛の作品ではなく、現代の社会情勢なども踏まえてなお、SFとして与うる限りの人類への応援歌を歌い上げる、アンディ・ウィアーの心意気を感じます。
まだ映画「オデッセイ」を観ていない方がもしいましたら、映画もぜひ!上手いことまとめてますよー。