アンディ ウィアーのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
めちゃめちゃ!面白い!ここまで知的好奇心が満たされまくり。自分が宇宙とか物理とかに詳しくなった気する(なってない
地の文がほぼ口語だからかな?翻訳ものなのに、わかりやすくてスラスラ読めちゃう。19年後には地球上の人口が半分になるというかなりシビアな状況。このプロジェクトのTOPもかなり強引。地球のピンチに国境を超えて協力体制が敷かれるのもベタではあるがやっぱり良い・・
主人公が辛さを見せない?感じさせない?せいか?今のところ、追い詰められてることを直視しないで済んでいる。それより今は人類初未知の体験の連続に科学者としての好奇心のほうが勝っちゃってる。
SF、だいたいは物語特有の固有名詞が多く -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!下巻はこれからだからウキウキしてる。
科学に詳しくないのでGeminiに時々用語の解説を訊ねながらだったけれども、流し読み程度でもなんとなくすごいことなんだろうな〜ということは伝わるので読書スピードを優先して気が向けば調べる、でも良かったのかも。でも気になるしなぁ……。
異文化/異種間交流が大好きなのでエリディアンのロッキーとグレースの交流にたまらない浪漫を感じた。
「たったひとつの冴えたやり方」以来に"地球人類とはじめましての誰かさん"の友好的なやり取りが読めて嬉しい。
ストラットのやり方に最初は「そんな横暴な!」みたいな感じだったのにだんだんとそれに慣れ -
Posted by ブクログ
クジラ座タウ星系で出会った知的生命体ロッキー。数字や基本概念のやり取りから少しずつ意思疎通が可能となり、そして判明したのは彼らの恒星系もアストロファージに感染しており、絶滅の危機に瀕していることだった。彼らもなぜタウ星系ではアストロファージが感染しないのか、その理由を探りにきていたのだった。グレースと、ロッキーはお互いの知識を融合し、ついにタウ星系にはアストロファージを捕食する生命体が存在することを突き止める。この生命体をそれぞれの星系に持ち帰れば、お互いの文明が救われる。その希望を胸に、 お互いの故郷の星系に向かうグレースとロッキー。しかしその復路に予想外の危機が迫っていた…。
グレースと -
Posted by ブクログ
もう最高!こんなによい作品だとは…(涙)
ボリュームもあるし、宇宙科学や物理、生物学と少しややこしい部分もありますが、そんなことを忘れてしまうほどの感動作!
上巻は、わたしは誰?ここはどこ?ではじまります。ベッドに寝かされていた主人公は衰弱しており、アームロボにお世話をしてもらいながら過ごします。主人公以外誰もいない空間。
次第に周りの状況や少しずつ戻りつつある記憶を元に、現状が見えてきます。
彼は、あるミッションを与えられ、そこにいたんです。
そして、運命の出会い!
難しいところは流し読みしても、ストーリーはつかめる書き方をしてくれているので、どんどん読んでいくと気付けばその世界に -
Posted by ブクログ
ネタバレあくまでSFではなくエンタメとして見た時に、かなり面白く読めた。ロッキーには愛着が湧いたし、後半どんどん問題提起の速度が速くなり、スリルがあって一気に読んだ。序盤で帰れることが明示されて、やや冷めたがそれは帰れなくなるエンディングがあったからなんだと考えると納得がいった。(それはそれとして浦島太郎状態の主人公を描かないのは逃げでは?と思った)
てか普通にめっちゃバディ物でもあるので、そこが個人的にはかなり好きだった。
読む価値はもちろんあるが、衝撃とかはそこまでないし、絶対に読むべき歴史に残る傑作SF!というわけでもないと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレドラえもんと星新一で育った自分には嫌いになる理由がなかった。攻殻機動隊のタチコマも好きなので、ロッキーの動きや表情がありありと想像できる。日本のSFとの親和性が高い作品だなあとしみじみ。
下巻からのロッキーとグレースのやりとりは脳内で藤子不二雄風に再現されてた。
ストラットの行動原理に理解が深まってきて、いよいよ恋愛要素が絡みそうに…なったところで最後にスパッと吹っ切れさせる展開には小気味良ささえ感じたり。女性心理がうまく表現されてるなぁと思ったら、奥さんがチェックしていたのね(あとがき)。そりゃ納得の解像度。
読んだ人の熱い感想を見聞きするまでが楽しくて、いつまでも味のする作品。
実 -
Posted by ブクログ
まだ宇宙科学的なものが何となくわかる感覚が残っていることと、分かりやすいミッションからの絶体絶命大ピンチであっという間に読めた。
たった独りぼっちの異星サバイバルなんでどう考えても詰んでいるのに、諦めないタフさ、常にユーモアのある大らかさが苦しく辛く寂しいだけじゃなく、絶えずキュリオシティを持ちオポチュニティをつかんだ結果だなー!というのがよかった。
食糧問題とか、うっかりミスとか、大気に気圧に温度というどうしようもない環境での生活、絶対に起こりうることが起こるだけでなのに、めちゃくちゃ命がけスリリングで、ほんとハラハラしながら何とか無事であってくれと祈るしかできない。
結末はわかっていたけど -
Posted by ブクログ
著者原作の「火星の人」の映画、邦題「オデッセイ」は、前に見た記憶がある。この「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を、映画公開前のこのタイミングで、原作を読めたのは非常に良かった。結局は一気に読んでしまった。
上巻は主人公の現在と過去記憶によって並列に開示される情報から、物語は進んでいく。
下巻でもその流れは途中まで続き、そして悪戦苦闘しながら、異種バディが困難を乗り越えたと思いきや、また大きな困難が現れ……最後には主人公が二者択一の選択、決断を迫られる。と同時に、大多数の読者は主人公の下した決断を、やはり予測していたのではなかろうか。
まさかロッキーやエイドリアン、そして任天堂のパワーグロー