アンディ ウィアーのレビュー一覧
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ネタバレ面白い!けど、物理がからっきしだった私には、その言葉はなんだ??今何が起こってるんだ??映像で見せてくれ!!となるシーンが多かった。汲み取れないエッセンスが多すぎるよぅ。
異星人のロッキーとの友情やアストロファージの攻略に協力し合う姿は面白い。読ませる。
ロッキーがまた有能で頼りになるんだ。主人公も異星言語を瞬く間に理解していけるほど有能なので話が早い。
ロッキーの「しあわせ」が本当にかわいいんだよ。
こんなにかわいくて協力的な宇宙人はじめて。
上巻でなぜ主人公が記憶混濁したのかの真相と、ストラッドの手段を選ばない強引な有能さがわかる。でもそれを批判できないのは太陽系の命運を背負い、これから -
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下巻は先が気になって一気読みしました。
主人公が、どうして物語のスタート当初で記憶喪失だったのか、そのなかなかショッキングな真実が下巻では明らかになりますが、それがよくあるSF映画とは一線を画していて、この物語に深みを与えています。
科学的な描写は、文系人間である私にはイメージするのが困難で、正直理解できなかった点が多かったのと、同僚の2人が死亡し、何故主人公だけが生存していたのか、その原因が明らかにならなかったのが消化不良でした。
ただ、上記の点を補ってあまりあるぐらい、息もつかせぬ予想外の展開で、ラストも余韻があり、非常に読み応えがありました。
2026年映画化されるそうで、イメージが難 -
Posted by ブクログ
ネタバレ冒頭から「なぜこの主人公がヘイルメアリーに搭乗してるんだろう?」と疑問だったところ、下巻途中の回想で思ってた以上に凄絶な事情で放り込まれていて納得させられました。
自らすすんで乗り込んだにしては、実際にプロジェクトを自身が遂行するイメージに欠けてるんですよね…。
でも、ある意味その特攻ミッションに参加できるような死を受け入れられる精神ではなく、死にたくない、生きていたい、と言う精神が昏睡状態から無事蘇生したのが主人公だけだったことに説得力と納得感を与えるし、その生きたいを超えて最後ロッキーを助けに向かう決断が感動に繋がるな~と思いました。
映画化が楽しみです。 -
ケン・リュウ / 桜坂洋 / アンディ ウィアー / デヴィッド・バー・カートリー / ホリー・ブラック / チャールズ・ユウ / チャーリー・ジェーン・アンダース / ダニエル・H・ウィルソン / ミッキー・ニールソン / ショーナン・マグワイア / ヒュー・ハウイー / コリイ・ドクトロウ / アーネスト・クライン / D・H・ウィルソン / J・J・アダムズ / 中原尚哉 / 古沢嘉通3.6 (31)
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ゲーム×SFという、好きな物同士の掛け合わせで面白くないわけがなかった。
アンディ・ウィアー目当てで買ったものの、他の作家さんの短編も面白いものがたくさんあって大満足。
「1アップ」「リコイル!」「アンダのゲーム」「キャラクター選択」が特に良かった。
MMOを長く遊んでいるし、FPSやテキストアドベンチャーもある程度通ってきているから想像がつきやすく楽しめた。この本を手に取っている時点でゲームが好きな人が多いとは思うけれど、ゲームに馴染みが無さすぎるとあんまり楽しめないような気はする。
ゲームだしSFだしで、絶対に現実ではないんだけど、でもそこで繰り広げられる人間同士の会話や感情はフィク -
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伊予原新さんの『宙わたる教室』を読んだ際、本作についての紹介があったので気になって買ってみました。
小学生くらいのとき、父が買ってくれた望遠鏡で火星を見たことがあります。
赤く輝く惑星は、地球よりも太陽から遠い場所にあるため気温がずっと低く、酸素もほとんどない環境のようです。
本作は、不運にも火星に取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニーが、生き残り&地球への帰還を果たすべく孤軍奮闘する様子が記録されています。
火星の一日は"ソル"という単位で表され、ワトニーの日々の記録が
[ログエントリー:ソル◯]
という記述とともに綴られています。
宇宙関連の機材や装置等の描