アンディ ウィアーのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
実はいま入院している。頸椎の手術だ。40代前半なのに、首がイカれているらしい。手に力が入らない。
手術のあと、暇だろうから持ってきた。
ワオ。
尿道カテーテルをさっき抜いた。グレース博士は自分で転んで抜いた。僕の方は、若い看護師の女の子が抜いた。はっきり言ってまるで性的ではない。間抜けなフナが吊り上げられて、針を抜かれたみたいな顔しかできない。あぁ、でも少なくともフナには痛点はないのだ。
地球の危機が迫っているらしい。とても間接的に。
太陽が微生物に侵食されていて、金星にも伸びている。その微生物は赤外線に反応して、光速に近いスピードで移動する。
オーケイ。
一つずつ実験しようじゃないか。どうや -
Posted by ブクログ
面白かった、一気に読んでしまった。
自分が理系であることもあり、細かい設定や描写に惹かれた。専門的すぎずに分かりやすく、それでいて物理学的にも納得感のある説明が非常にバランスよく、心地よかった。
中でも好きなのは地球外生命体とのコミュニケーション方法を確立する場面と、何故知識レベルが同じくらいなのか、という2人の考察内容。星が持つ重力によって思考速度が変わるのでは、という考察は面白かった。
逆に悲しかったのは、この精密な描写の宇宙小説を読んでしまったあとは、宇宙もの(主に映画)に対して、何故そんな愚かなことを、、そこの設定甘くない、、?と思ってしまうようになったこと。頭を切り分けられない自分に -
Posted by ブクログ
ネタバレ大満足の面白さだった。どんな時もユニークさを忘れずに問題をサクサク解決していく姿が爽快。規格外の発想とそれを実現させるための理詰めの展開がいい。
この「火星の人」は、ガチガチの計算と緻密に作り込まれた設定など、ギーク要素がたっぷりで読み応えがあった。実際、火星に置いていかれることは生涯体験しないだろうが、もしもの時のためのサバイバルブックとしても役に立つかもしれない。
本作では、主人公の感情の描写は少なめだった。どうしても論理ベースになってしまうところへ、感情の余白として「異星人の相棒」というエッセンスを加えたのが著者の次作「プロジェクト・ヘイル・メアリー」なのだと理解した。相棒の存在によ -
Posted by ブクログ
主人公のマークのキャラがいい。宇宙飛行士としてクルーに選ばれた理由の一つにパーソナリティの素晴らしさが挙げられるのも納得。どんな極限状態でもユーモアを忘れず、生き残った船長とクルー達への気遣いも行き届いている。読みながら何度も声を上げて笑ったし、船長との交信内容には思わず涙が出た。マークは相手の負荷を軽くしようと気遣うけど、きっと船長が自分で下した選択の責任は、その後も長く残り続けるのだと思う。異星に置いていかれたら最後、命をかけたサバイバルがはじまるし、すべての判断に自分または複数の人命が伴う。宇宙飛行士という職業は重くて尊い。
それにしても、植物学者とメカニカル・エンジニアの組み合わせは -
Posted by ブクログ
観光を産業とする月面都市で暮らす低所得者層の女性のお話
主人公のアラブ系女性のジャズことジャスミン・バシャラ
6歳の頃から月に移り住み、超一流の溶接工の父に溶接技術と共に厳しく育てられた
しかし、成長の過程で父親に反発し、様々な職を転々とした結果、今はポーター(運び屋)兼裏の密輸業で稼いでいる
彼女はどうしても金を貯める必要があるようで、実業家のトロンドから巨額の報酬の依頼を受ける
その結果、自身の身を危険にするトラブルに巻き込まれる
他の主要な登場人物
アマー・バシャラ:ジャズの父親。周囲も認める溶接工。敬虔なイスラム教徒
ボブ・ルイス:EVAマスターでEVAギルドの主任トレーナー
デ -
Posted by ブクログ
月面都市の低所得者が主人公のお話
月の主な産業が観光って
それだけにしてはかなり無駄が多くないか?
詳しい感想は下巻の方でまとめて
---------------
人類初の月面都市アルテミス──直径500メートルのスペースに建造された5つのドームに2000人の住民が生活するこの都市で、合法/非合法の品物を運ぶポーターとして暮らす女性ジャズ・バシャラは、大物実業家のトロンドから謎の仕事の依頼を受ける。それは都市の未来を左右する陰謀へと繋がっていた……。『火星の人』で極限状態のサバイバルを描いた作者が、舞台を月に移してハリウッド映画さながらの展開で描く第二作。
---------------