アンディ ウィアーのレビュー一覧

  • アルテミス 下
    主人公ジャズの1人称で語られる、ライトSF
    「上」では報酬目当てのミッションのはずが、「下」では街の命運を賭けたミッションへと変遷
    月面にある閉鎖空間アルテミスを舞台に、地球と比べて1/6しかない重力や、真空という特殊事情が物語を面白くする要素になっています
    映画化のプロジェクトもあるようで、映像向...続きを読む
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    理系はめっぽう弱いので前半は苦しかった。翻訳もなんだかまどろっこしいというか好みではなくて。でも異生物と接触してからは楽しめた。
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    え、え、めっちゃ難しくない…?!
    評価高いし手が止まらなかった!てあったけど難しくない…?!
    コールドスリープから目覚めた主人公が、近い未来訪れる地球の氷河期を救うため片道切符で調査をする、っていうわくわくする内容だし、ロッキーとのコミュニケーションも夢見る内容だけどとにかく難しい…意味わからない単...続きを読む
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    記憶を失い一人宇宙船の中で目覚めた男性が、だんだんと記憶を取り戻しながら地球のために調査をするなかで、遂に未知との遭遇を果たす
    一番興味深かったのは、エリディアンとの会話を確率していくところかな。言語体系が全く異なるなか、どうやって意志疎通の取っ掛かりを掴むのかと思っていたが、確かに数というのはかな...続きを読む
  • アルテミス 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリーが面白かっただけに期待をこめて読み始めたが、、、
    真空中では発生した熱を取り除くのが意外に大変で、機械のメンテンスに独特の困難がある話とか、インターネットも時間的なラグが大きいとか、ところどころ披瀝される小ネタは面白いが今ひとつ主人公に感情移入できなかった。
  • アルテミス 下
    うーん、仕掛けは面白いし、伏線回収とかも相変わらず上手なんだが、何というか、全体に地味でほのぼのとした感じか。

    でもやっぱり上手いな。
    大風呂敷広げ過ぎずにまとめ切っていく。多分個人的には、SF的土台はあるのだがやってることは荒々しいフロンティアを舞台にした企業理論サスペンスなんで、個人的にどうで...続きを読む
  • アルテミス 上
    月世界での企業間の陰謀に巻き込まれていく主人公。
    巻き込まれると言うか、積極的に噛んでいくんだがな。
    技術とかSF的な設定も相変わらず地に足がついた感じで、うわつかずいい感じ。
    キャラクターも、重くなり過ぎず、みんな逞しい。
    少々話が見えないまま次巻に。
  • アルテミス 上
    何がというわけではないが、期待を裏切らない面白さだった。
    月で、遠い未来で、どんなに技術発展していても、ある意味今と変わらない、どうしようもないような社会構造とそれに翻弄される人の営みがあるというのもリアリティ(?)があってよかった。
  • アルテミス 下
    面白かったんやけど、火星の人やヘイルメアリーのが面白かったなー!
    バラバラ読んだのと、自分の読み取り力が低かったのはあるんやけど、イマイチ何が起きててってのがイメージしきれんかったな・・・
  • 火星の人〔新版〕 下
    たまたま仕事の辛い時期に重なって、昼休みに読んではマークの前向きな姿勢に元気づけられた。生きるためとはいえ常に現状を把握し尽くして最善を尽くし、ユーモアを忘れない生き方に感動した。技術的な部分はさっぱり分からなかったし、マーク以外の登場人物もたまにでてくるだけだから全然覚えれなかったけど、それでも楽...続きを読む
  • 火星の人〔新版〕 上
    こんなに明るいサバイバルがあるだろうか。
    火星に1人取り残されるという究極の状況なのに、
    諦めずに豊富な知識と持ち前の楽天的性格で立ち向かって行く主人公ワトニー。
    笑わされるジョークや破天荒アイデアが満載だが、時々はさみ込まれる死へのカウントダウンにハッとさせられる。
    本作を読んでいる間、私自身の現...続きを読む
  • 火星の人〔新版〕 下
    前回の読書レビューから少し間が空いてしまったのは、この本が上下巻にわかれていて、2冊分の時間がかかってしまったから。
    (読むのが遅いだけだけど)

    作者は、これがデビュー作のようで、それが大ヒット。
    映画にも大抜擢されて、もう一生食うに困る事はないだろうね。
    凄いねぇ。

    さて、この本。
    非常に、面...続きを読む
  • 火星の人〔新版〕 下
    上巻から下巻へ、ページが進むごとに私の評価は火星の重量にとらわれたかの如く下降していきました。

    ハリウッドで映画化される程のストーリーなんです。

    ページが進むごとにワトニーは生きる為に次々と降り掛かる難題を解決していくんです。

    それもたった1人取り残された火星で。

    本来なら感動モノのSF超大...続きを読む
  • 火星の人〔新版〕 上
    科学者のこころ

    旅立つ前

    「もうだれかに話したかね?」
    「だれに話すんです?」
    「さあ、友だちとか?」
    「そんなの、ひとりもいません」




    「そういう表現のしかたがあるんだ」
    「マジで?アホみたいな表現だな」
    「リッチ、きみはほんとうに厄介なやつだ」
  • アルテミス 下
    面白かったです。

    次々に事件が起き飽きない。
    地の文が主人公目線の時の読者への語りかけ
    (というかツッコミ?)が好きだった。

    理系分野にまっったく造形がない私でも読めた。
    ありがたい。
    (ところどころ頑張って脳内映像を作ったけど)

    月面都市という未知の世界ならではのルールが
    しっかり設定されて...続きを読む
  • アルテミス 下
    読書備忘録642号(下巻)。
    ★★★☆。
    さて下巻です。
    巻末の解説にも書かれていましたが、私が表現した重力1/6の世界のミッションインポッシブルは正しい表現でした。笑
    下巻を読み終わってもやはり★3.5は変わりませんでした。読むのが苦痛な訳では決してないですが、おもしろ~!という訳でもなかったです...続きを読む
  • アルテミス 上
    読書備忘録642号(上巻)。
    ★★★☆。
    映画オデッセイの原作、「火星の人」の作者。最新作「プロジェクト・ヘイル・メアリー」がめっちゃ面白そうなので、その前に作者の代表作を読んでおこうと手に取った。

    今世紀の半ばから後半くらいの時代設定でしょうか。
    月に建設された都市アルテミスを舞台にしたサスペン...続きを読む
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    テーマはゲームですが、テキストアドベンチャーから最近のFPSをテーマにした作品まであり、バラエティに富んだ作品集でした。カバーイラスト(緒賀岳志)も素敵です。
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    ゲーム小説だけどSF集じゃないかも。
    最後の短編のケン・リュウは読んだことがなかったけど、ありきたりなテーマなのに見せ方が良くて、単純に小説が上手いなぁと思う。
    一番面白かったのはお葬式にいくゲームキッズの話で、プロットの秀逸さを土台に、勧善懲悪と友情要素のバランスがいい小説だった。
    「アンダのゲ...続きを読む
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    ゲームSF傑作選というだけあって、ほとんどがゲームをプレイする話。「リスボーン」「1アップ」が好き。