アンディ ウィアーのレビュー一覧

  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    事前情報ゼロで読み始めた。
    ハードなSFと予想していたが、真逆。主人公は科学者で、客観的には難しい局面の連続のように見えるが、物理化学の知識と博士としての思考力で次々と難題を解決する。それを楽しんでいるし、軽い調子で書かれているので、現実離れをしていると言う感じを強く受ける。
    ただ、これはそう言うものだと受け止めて読んでいると、パズルを次々と解く話だと受け止められる。
    異文化交流としても面白い。よくできてる。

    上巻を読み終わっただけでは、なぜこの本が話題になってるのかはわからなかった。下巻に期待。

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    2025年12月17日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    内容や難しい用語が多くてなかなか読み進めることができなかった。
    作り込まれていることはすごく分かった。

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    2025年12月16日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    面白いと噂のため読み始めてみた。

    語り口(翻訳)が「ぼく」という一人称も踏まえて全体的に軽い印象があるのが気になるが、それも踏まえてテンポよく進むため、色々小難しい話も入ってくるが読みやすい。

    まだわからない。下巻に期待。

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    2025年11月30日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    海外文学、そしてSFとどちらも普段全く読まないから楽しめるかなぁと心配、でも話題になってるから読んでみたい!と読み始めた。
    最初は読み慣れない文体に戸惑ったり、科学の専門用語のところにつまづいたりしたけど、徐々に面白くなっていった。特に展開が大きく変わったところからはとても面白くなってきたから下巻が楽しみ。

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    2025年11月21日
  • アルテミス 下

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    サスペンスSFと呼ぶ割にはサスペンス感は薄めだった。月に町を作る設定の作り込みや設定はすごく良かっただけにちょっと悔やまれる。
    後半に行くにつれて、主人公と他のメンバーの関係性が明らかになっていったり、裏の姿が見えていくところは読んでいて面白かったのだが、これは…!と思わせるような展開はなかったのが残念。。
    火星の人やプロジェクトヘイルメアリーと比べると見劣りしてしまう。

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    2025年07月19日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    ネタバレ

    自分が同じ状況なら間違いなくパニックを起こして生きられないだろう。何度も降りかかる災難にハラハラ落ち着かない。最後に戻ってこれてよかった。

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    2025年04月29日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    プロジェクトヘイルメアリーが面白かったのと、宙わたる教室で背中押され。

    面白かったけど、私理系でないからか具体的なサバイバル手段で脳内落ちてしまって没入しきれず。これきっとちゃんとわかる人には面白いんだろうなあ。

    ヘイルメアリーん時も同じ感覚。私には素養がない

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    2024年12月31日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    プロジェクトヘイルメアリーが面白かったのと、宙わたる教室で背中押され。

    面白かったけど、私理系でないからか具体的なサバイバル手段で脳内落ちてしまって没入しきれず。これきっとちゃんとわかる人には面白いんだろうなあ。

    ヘイルメアリーん時も同じ感覚。私には素養がない

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    2024年12月31日
  • スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選

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    ゲームを題材にした短編アンソロジー。

    「リスポーン」、「1アップ」、「キャラクター選択」が面白かったが、驚くほど面白いというものには出会えなかった。

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    2024年12月30日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    ネタバレ

    マークの食糧が不足することが明らかになったので、ヘルメスが地球でスイングバイして火星までマークを迎えに行き、ピックアップすることになった。ヘルメスの食糧も潤沢にあるわけではないので、地球でスイングバイする際に中国から打ち上げられた食糧をピックアップする。
    マークの方はヘルメスにピックアップしてもらうためには火星周回軌道上まで飛び上がらなければならい。そこで次の火星探査予定地(アレス4)にあるMAV(火星から飛び立つ用のマシン)まではるばる移動しなければならない。当然スムーズにはいかず、移動手段を考案するのと移動している間にちゃんとトラブル(通信装置のダウン、砂嵐、坂道での転倒など)が発生し、ち

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    2024年12月08日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    ネタバレ

    8年以上積読してようやく読んだ。
    自分以外のクルーは火星から先に帰還して、一人だけ取りされた宇宙飛行士が火星で生き延びられるのか、地球には帰れるのかという話。(どうせ生き延びられるし、帰れるに決まっている)

    マークだけがなぜ帰れなかったのか、帰還船の船長はなぜマークを残して帰還するという決断をしたのかといったあたりの細かい部分まで不自然な点がないようにシナリオが練り込まれているのはすごいと思った。科学的な考証も綿密になされているようである(たぶん)。

    文章だけでは状況がイメージしきれない場面が結構あるのと、マークのセリフにジョークが多すぎるのがマイナス点。どちらもアルテミスやヘイル・メアリ

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    2024年12月04日
  • アルテミス 下

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    アンディウィアーは火星の人に次ぐ2作目。
    舞台はアルテミスという火星都市。頭が切れるが、トラブルメーカーな女性運び屋のジャズが周りの人間も派手に巻き込みながらミッションに挑むといった内容。
    火星の人と同様、アルテミスという都市の設定が非常に細かく、本当に実在するのではないかと錯覚するレベル。そのため、月面都市の様子がありありと浮かんでくるので、SFでありながらもリアルな空気感が味わえる作品である。
    ストーリー自体は、ある人の依頼からとんでもないミッションに巻き込まれて、黒幕も出てきてといった流れで良くも悪くもシンプル。
    1番気になったのは前作同様、作者が研究者でバリバリのエンジニアであった背景

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    2024年12月03日
  • アルテミス 下

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    アンディ・ウィアーの長編二作目。
    今回は26歳 アラブ系女性の一人称。
    月が舞台のミッション・インポッシブル。

    主人公は元気で前向きで素晴らしい能力の持ち主だけれど、決して清廉潔白というわけではない。
    その他の登場人物も皆ひと癖あるけれど、全ての人が自分の仕事に忠実である。

    チェックアンドバランス 抑制と均衡。
    政治も経済も人も、真っ白じゃなくてもいいってことかしら。真っ黒は勿論、見るからにグレーってのもダメだけど。

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    2024年08月13日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    ネタバレ

    中国からロケットを提供され、火星に着陸させる機能が時間的につけられないから地表に激突しても食料が粉々にならない方法を考えるという計画にわくわくしたが、直後に出てきたヘルメスをフライバイして火星に戻らせる計画が採用され、作者の作風的に何だかんだありつつ救出成功してクルー全員で帰還する結末が予想できてしまい、予想どおりの結末にがっかりした。仲間達との感動ストーリーより、アレス4到着までのサバイバルが読みたかった。

    酸素供給器や空気調整器に何かあるかと思えば何事もなく、ジャガイモとビタミン剤の食事でダメージを負うかと思えばケガも病気もせず、スキャパレリへの旅もヘルメスとの合流も上巻のハブ爆発やロケ

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    2025年04月08日
  • アルテミス 下

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    月に関する科学小ネタを集めたようなSFだった。
    月なので重力が1/6というのは知識としては分かるが実感したことがないのでいまいちギミックが分からないところがちらほら。
    今後が気になる終わりだが、続編出るんだろうか。映画化されるらしいので楽しみ。ヘイルメアリーより実写向けかも。

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    2024年08月02日
  • アルテミス 上

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    火星の人やプロジェクトヘイルメアリーのような賢い人だけが出て来て難題に挑むSFではないものの、これはこれで人間味ある人たちが出てくるのであり。
    いろんな人が指摘している通り、洋物ドラマのような翻訳は気になるものの、言い回しは読みやすい。
    アンディ・ウィアー作品で気になっていたものの悪い評価も多くしばらく積読していたが、読んで損はなかった。

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    2024年08月02日
  • アルテミス 下

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    著者の作品の中では、あまり評判が良くなかったが読んでみた。やはり評判通りでした…
    やはり「火星の人」「プロジェクト・ヘイルメアリ」のような底なしの陽気さが真骨頂なので、本作品は物足りなさがあったのは残念でした。

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    2024年04月16日
  • アルテミス 下

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    火星の人とノリは似てるが、若干説明が難しく場面をイメージするのが難しかった。ただ映画には期待したい。

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    2024年04月03日
  • アルテミス 下

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    主人公ジャズの1人称で語られる、ライトSF
    「上」では報酬目当てのミッションのはずが、「下」では街の命運を賭けたミッションへと変遷
    月面にある閉鎖空間アルテミスを舞台に、地球と比べて1/6しかない重力や、真空という特殊事情が物語を面白くする要素になっています
    映画化のプロジェクトもあるようで、映像向きのストーリーではないでしょうかね

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    2024年03月27日
  • アルテミス 上

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    ネタバレ

    プロジェクト・ヘイル・メアリーが面白かっただけに期待をこめて読み始めたが、、、
    真空中では発生した熱を取り除くのが意外に大変で、機械のメンテンスに独特の困難がある話とか、インターネットも時間的なラグが大きいとか、ところどころ披瀝される小ネタは面白いが今ひとつ主人公に感情移入できなかった。

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    2023年10月15日