名取佐和子のレビュー一覧

  • 江の島ねこもり食堂

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    装丁の店を確かめに江の島に行きたくなった。近くにいるのに行くことはほとんどない。たまには行ってみようかな。すみゑから麻布へと脈々と続くねこもりという血。ねこもりという役目はないけど、オイラも親父とお袋からこれでもかっていうほど良くも悪くも血を引き継いでいる。若いときはあんなふうになりたくないと思っていたけど、今となってはしっかり似ていると思うし、昔ほどの嫌悪感はない。なんでだろう?溶子が庄二郎を許し認めるのはちょっとわかるような気がする。「半分亭は猫とお客さんに助けられてつづいてきた店だ」を世代を越えて守る佐宗一家のひとりであることを誇らしく思えるようになったからこそだと思う。今日は母の日。お

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    2018年05月13日
  • 江の島ねこもり食堂

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    ちょっとしたグルメ小説なのかなと思って読み始めました。ところが出だしからなかなかハードな展開。そして話は約100年前に遡り…。江の島にある半分亭という食堂を代々営む女性達のお話です。
    江の島には何度か行った事があるので、風景を思い出しながら読みました。半分亭はここら辺にあるのかな?と想像しながら。
    強くて優しい話にとても感動しました。

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    2018年05月12日
  • 江の島ねこもり食堂

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    ねこもりって何だろう。
    江の島とねこもりのタイトルに魅かれて読んでみた。

    江の島に住む半食堂半民宿を営む女性たちの物語。
    代々江の島の野良猫たちの世話をする役目を
    受け継いでいる女性たちである。
    「ねこもりさん」と呼ばれる彼女たちは毎日猫の世話をしている。
    お返しに猫に不幸がこないように守られるような生活である。

    物語は2002年、高校生の麻布がねこもりのとき、
    大負債を背覆って江の島から一家が夜逃げする話から始まる。
    次の章は1915年、すみゑがねこもりのとき、
    島で知り合った少女からある預かり物をし、
    きっと取りに戻ってくるからという約束をかわす。
    1963年、ねこもりは筆。
    1988

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    2017年11月09日
  • 江の島ねこもり食堂

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    ネタバレ

    いきなりお店を放棄して夜逃げになったときにはどうなることかと思った。
    何か、ファンタジーなどんでん返しがあるとか、いきなり救世主が現れて救ってくれるとか…
    冒頭からそんな事は起きませんでした。

    江ノ島の「山二つ」にある、「半分亭」は、横に並んで三つの入り口があり、一番左が民宿、真ん中が食堂、右は家族の母屋の入り口で、この部分だけが二階建て。
    突然、何もかも捨てて去らなくてはならなくなった、佐宗麻布(まゆ)一七歳。

    半分亭は『猫とお客さんに助けられてつづいてきた店』
    佐宗家にはなぜか女しか生まれず、その女たちは、代々「ねこもり」を引き継いできた。
    ユエ、すみゑ、筆、溶子、麻布と続いてきた、女

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    2017年04月22日
  • 江の島ねこもり食堂

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    ネタバレ

    江ノ島に店を構える半分亭。
    その家の女子には、代々ねこもりという役割があってー
    100年、世代を超えて繋がる人と人とのドラマ、愛情がじんわりと心に沁みました。
    名取さんの、人を見つめるあたたかな眼差しは健在。読後は爽やかで優しい気持ちになれます。
    要所要所で顔を出す猫たちも、神秘的で憎めなくて、印象的でした。
    こんな風に、人や猫と繋がれたらいいなぁ

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    2017年04月16日
  • 銀河の図書室

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    ほんとうの幸いってなんだろう?

    宮沢賢治を尊敬する風見先輩が立ち上げた「イーハトー部」
    彼に誘われて入部したチカだったが風見先輩が急に登校拒否になる。なぜ?風見先輩のため、イーハトー部を存続するため、チカは友達のキョンへや新入生のマスヤスと共に風見先輩の謎を追っていく。

    宮沢賢治の作品を元にイーハトー部3人の悩み、そして風見先輩の謎を紐解いていく。
    恥ずかしながら宮沢賢治の作品はまったく読んだことなく、銀河鉄道の夜がこんなにも素敵な話とは知らなかった。

    【ほんとうの幸い】
    この難しい問題を彼らがちゃんと成長しながらも見つける姿がよかった。

    それにしても楽しそうな学校。
    体育祭の土ダンが

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    2026年02月22日
  • 図書室のはこぶね

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    ネタバレ

    海の見える図書室、なんて素敵なんだろう。
    卒業した学校の図書室を訪ねることはもうないだろうな。
    今はどうなってるんだろう。

    奈良君に『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』を、生徒会長に『火星の話』を選んだ本ソムリエは、私には何を選んでくれるだろうか。

    サタデー・ナイトを聴くと、細身のジョン・トラボルタを思い出す。


    『あすなろ物語』井上靖
    『赤毛同盟』 コナン・ドイル(シャーロックホームズ) 
    『飛ぶ教室』 エーリッヒ・ケストナー 
    『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』岡野大嗣と木下龍也
    『文化祭オクロック』竹内真
    『火星の話』小嶋陽太郎(文庫改題:今夜

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    2026年02月11日
  • 文庫旅館で待つ本は

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    人が持つ因縁?とそれを解きほぐす本。本を読む事で道が開けることもあるのは確かだと思うが、思っていたよりも重い話が多くて少し今の気分では辛かった。

     一冊目 「むすめごころ」
     二冊目 「春は馬車に乗って」
     三冊目 「小僧の神様」
     四冊目 「藪の中」
     五冊目 「こころ」

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    2026年02月09日
  • 図書室のはこぶね

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    ひとり1人が対等な存在である様子に新鮮な印象を受けた いいな野亜高校  軍港のそばという設定には、気付けないものがあるような…

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    2025年12月17日
  • 文庫旅館で待つ本は

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    館内に文庫(図書室)のある、家族経営の旅館が舞台で、大磯のあたりをイメージしながら読んだ。
    こんな旅館がもし本当に大磯にあったら、行ってみたいととても思った。海が近く、温泉があり、ご飯が美味しく、図書室があるって最高。

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    2025年12月14日
  • 銀河の図書室

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    ネタバレ

    大切なことは自分本位にならず、想像力を働かせることかもしれない。
    人は失敗するし、失敗しない人なんていないわけで、お互いに許し合うことができればいいけれど、なかなかできることじゃない。お互いの間違いを認め合って許し合う最後は青春そのものって感じがして綺麗だった。

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    2025年11月10日
  • 図書室のはこぶね

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    10年ぶりに「飛ぶ教室」が返却された理由は?体育祭までの一週間を描いた青春ミステリ。同じ高校を舞台にした「銀河の図書室」を先に読みました。こちらの方が少し前の世代なんですね。縁の人達も登場します。青春要素多めで爽やかな読後感でした。

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    2025年10月26日
  • 図書室のはこぶね

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    高校の図書室を舞台としたミステリーのような青春小説ですね。花音と朔太郎を中心として体育祭前の1週間が描かれて、スラスラ、スッキリと読める1冊ですが、花音が朔太郎に惹かれていくのがちと納得できない感が私は残りました。

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    2025年10月07日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係

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    えー。シーグリッド・ヌーネスの「友だち」を読んでいたのですが悪魔のささやき
    「久々に飲みに行きましょう」
    と言われ、(えっ、ぶっちゃけ早く帰って友だち読みたい)「うん、いいよ」と答えてしまい
    しこたま4時間飲み、今帰宅
    はい。「友だち」、お店に何故か置いてきてしまいました

    ああああああああああああああっっっっ

    今ベッドで泣きながらこれを読み終えました
    ペンギンしゃん、ぼくもたすけてくだしあ
    積読が役に立つ日が来るとは

    ああ、ばやぐどもだぢよみだいいいいいい
    はあ、みなさんおやすみなさい
    (あ、これいい本でしたよ)

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    2025年10月07日
  • 図書室のはこぶね

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    青春ものだけど、主人公が青臭すぎずとても好感が持てた。
    先生達大人と生徒達の距離感も程よく、心穏やかに読める1冊だった。

    作中作の紹介が上手く、思わず本を閉じて「読みたい」に登録した。

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    2025年09月15日
  • 図書室のはこぶね

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    青春でしたね。昔のことが知られるって、あまりいい気がしないけど、知られることで当時の悩みが解決できる仲間がいてよかったです。

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    2025年08月31日
  • 銀河の図書室

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    宮澤賢治の本はほとんど読んだことないから
    読んでたらもっと面白く読めたんだろなぁ。

    SNSの使い方やそれぞれ抱えているもの
    今の子たちにはわかりやすくて
    考えさせられる一冊だなぁと思いました。

    高校生くらいで読んだら
    すごく心に響いてたと思います。

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    2025年08月18日
  • 図書室のはこぶね

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    高校の図書室を舞台とした日常ミステリ。

    学生ならではの青春や恋愛要素とミステリ要素が濃過ぎないいい塩梅でまとまった小説。

    最終盤は結構重たいテーマに向き合うことになるけど、口下手ながらも主人公が投げかけた言葉にジーンときました。

    同じ舞台の続き?の小説があるみたいだから是非読みたい。

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    2025年08月15日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係

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    ネタバレ

    ペンギンいる鉄道に私も乗ってみたい。無くしたものを返すことも預かることもできるって所が良い。私も迷い込んでみたいな。このシステムの大元がペンギンで、第四章で色んな違和感が回収されていった。リターンズも楽しみ。

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    2025年07月02日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ

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    タイトルロールにもなっているペンギンは、ただそこに生きているだけなのだけれど、群れから離れてたった一羽で人間社会の中にいて、自由なのだけれども、そういう運命を自分で選んだわけではなくて。そんな、外見も行動(歩き方)も可愛いけれど、小さい体で孤高に生きるペンギンに導かれるように、見失っていた大切なものを取り戻していく人たち。今回も心が温かくなった。続編を望む。

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    2025年06月05日