【感想・ネタバレ】シェアハウスかざみどりのレビュー

あらすじ

好条件、好待遇の期間限定シェアハウスキャンペーンで集まった、年齢性別バラバラの男女4人。管理人を含めた共同生活の中、彼らの仲は徐々に深まっていくが、風見鶏がなくなったことがきっかけで、住人達は疑心暗鬼になっていく。彼らが集まったのは偶然? それとも――。明かされる真実に心が驚きと優しさで満たされる、爽快な余韻が残る傑作。

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Posted by ブクログ

最高に素敵な読後感!
登場人物のこと,
人間らしくて嫌いじゃないぞ?って思っていたのが,最後には大好きに!
そして、全部の線画繋がっていく最後には、とても気持ちの良いものがあった。
これからも絆が永遠でありますように

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2024年08月14日

Posted by ブクログ

伏線が張り巡らされた、そして最後に見事に回収される、とっても温かな物語でした。
最近お仕事が忙しくて、なかなか小説が読めず、殺伐とした気持ちになっている中、こういう物語を読むと、お仕事の疲れが癒やされます

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2024年07月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『シェアハウスかざみどり』
名取佐和子/幻冬舎文庫
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クリスマスまでの期間限定でシェアハウスに集められた年齢性別バラバラの住人。管理人は若く見える吸血鬼風の男性で…
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一人一人のドラマが伏線で最後に大きな話になる好きなパターンのお話だった。愛想がないように見えつつも実は仲間想いな管理人さんいい人だな
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誰かのささいな言葉が人の人生を動かすこともあることを学んだ。

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2023年05月28日

Posted by ブクログ

お試しキャンペーンでシェアハウスに集まる4人と管理人の物語。シェアハウスにしては年齢層が高め。無愛想なのに大事なところで住人の助けになってくれる若い管理人。最後にいろいろ明らかになるが、それがなくても十分楽しめる良い作品だった。自分の言動が他人に影響与えるって覚えておこう。

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2021年11月07日

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とても良かった。
神戸の街を舞台なのも(名称は変えてるけど)好きだし、物語がとても優しく柔らかいのがなんとも言えない。
読んでいて「あー本好きだなぁ」と何度思ったか。
麻矢の話が1番好きだった。

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2018年04月27日

Posted by ブクログ

風見鶏が目印のシェアハウスに4人の男女が集合
奇妙な管理人含め5人で共同生活を始めるが、どうやら4人は意図的に集められたらしく……?
管理人の「住人が快適に生活を送る」ための手助けがなかなかイキです
ハートフルなお話でした

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2025年01月24日

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ネタバレ

シェアハウスに住む人たちごとの短編集かなと読み始めましたが、最後に全てが繋がっていくのがとても面白かったです。
「ベイリー邸の風見鶏の下で誓った絆は永遠となる」のフレーズがとても素敵でした。

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2025年01月20日

Posted by ブクログ

最初はそれぞれに、なんだかなと思った住人たちが、個々のエピソードを読むごとに、ダメなところもあるけれど愛すべき一人に変わる。吸血くんがいい味出してます。若干うまくできすぎている感、くさすぎる感はあるかもだけど、それでもこういう、読後幸せな気持ちになれる話が私は好きです。

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2020年07月25日

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ネタバレ

ツイッター読書アカウントのフォロワーさんから教えていただいた一冊。
晴生、暢子、麻矢、有。シェアハウスに集まってきた、年齢も性別もバラバラの4人と、その管理人である弓月との生活を描く。章ごとに視点が変わり、4人の過去が少しずつわかってくる。生意気で無愛想な弓月=吸血くんが、それぞれをフォローしていく
終盤で吸血くんの過去や謎も明らかになり、最後にはすっきりと伏線が回収される。
面白かった!これは、早くも今年面白かった本にランキングされると確信。
「やって後悔する方が、やらなくて後悔するより楽」
という、有の雇い主の颯馬の言葉もよかったな。
心が温かくなる良本に出会えた。

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2019年02月07日

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 異国情緒溢れる関西きっての港町御門。町の急な坂を登った先にシェアハウスかざみどりはある。
 この3階建ての古い洋館に集ったのは、年代がバラバラの男女4人と無愛想な若い管理人の男。これまで決して順調とは言えない人生だった5人を、その過去から解き放つ連作群像劇。
          ◇
 南北を海と山で挟まれた関西きっての港町と言われる御門市。その中心街から北にミシン坂を登ったところが北屋丘町だ。
 坂道の先には人目を引く一軒の古い洋館がある。目を引く理由は、3階建ての赤い屋根に骨董品級の古い鋳物の風見鶏が取り付けられているからだ。

 今朝はその洋館3階にあるバルコニーに、ラジオ体操をしている1人の青年がいるのが見える。
 痩身を黒ずくめの服で包んだその青年は、不機嫌そうな顔もあって、朝の爽やかな空気にまったくそぐわない。

 と、青年がスマホを手にした。着信があったらしい。彼は相手の話を聞き、鋭い目つきを若干見開いてこう言った。
「もう見つかったのか、さすがだね。お疲れさんでした」
 そしてニコリともせずに通話を終えた彼は
「これで全員揃った」
と、不機嫌そうに呟いたのだった。(「序章」) ※全4章と、序章および終章からなる。

      * * * * *

 序章がホラーっぽい空気を漂わせていますが、ハートウォーミングストーリーです。

 舞台となる御門市北屋丘町は、神戸市中央区北野町がモデルだとすぐわかります。神戸が名取さんの出身地だからか、詳細な描写は出てこないのに街並みがイメージしやすく、現実感がありました。
 物語は、この港町を舞台に展開します。

 急な坂を登ったところに3階建ての古い洋館があります。それは、赤い屋根に取り付けられた鋳物の風見鶏につい目がいってしまう建物で、現在は「かざみどり」というシェアハウスになっています。

 そして、このあたりからサスペンス風の怪しげな設定が目につくようになります。

 まず管理人の若い男。
 仕事はまめにこなすものの、とにかく無愛想。しかも何やら腹にいちもつあるような雰囲気で、住人に接します。

 次に4人の入居希望者。
 この4人が意図的に集められた人間であるというところも謎です。
 また、ターゲットに接触し入居を勧めた不動産屋は、実は腕利きの探偵だったことも何やら怪しい。

 さらに、このシェアハウスが体験入居キャンペーン中ということなのですが、家賃だけでなく光熱水費もタダというお試し期間は春からクリスマスまでの約9ヶ月。妙に長すぎるのです。
 
 この古びたシェアハウスにはいったいどんな秘密が隠されているのか ! ? これから何が起こるのか ! ? というのが読み進めるモチベーションになります。


 けれどドキドキはここまでです。あとはハートウォーミングストーリーが展開していきます。

 入居者4人に管理人の青年を加えた5人はみな、人生において問題を抱えているのですが、それぞれが関わりあいを持つうちに次第に解決に向かっていくのです。その様子は微笑ましいばかり。
 そして提示されていたすべての謎が最後に明かされるというのも、プチミステリーとしてはよくできていると言っていいでしょう。また、意外にも脇役の果たす役割が大きいこともあとでわかります。

 大きな事件や深刻な出来事などは何も起こらないので、本格的なサスペンスやミステリーを期待されている方には物足りないと思いますが、心温まるお話が好きでさらに港町神戸を散策したことのある方なら楽しめる内容になっています。興味を持たれた方はぜひお読みください。

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2024年08月31日

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なんてことないはなし、のはずなのに、最後のどんでん返し的な流れにはまったのには驚いた。
でもなんかしっくりとした感動が生まれなかったのも事実。
みんな何かしらコンプレックスや脛キズを持ちながら、生きてるんだなぁ。それを皆が少しでも思ってくれていたらもう少し生きやすい世の中になると思う。
そんな感想をもちました。

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2022年06月16日

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それぞれが事情を抱え、導かれるようにシェアハウスおためしキャンペーンで風見鶏が構える洋館に住むことになった4人の住人達。
吸血と呼ばれる管理人の弓月。

一章ごとに住人一人ずつその事情が語られていき、最終章の契約満了日、クリスマスに一つの物語にまとめられる。

不器用で傷つき、後悔しながらも逞しく生きてきたそれぞれの人生の中で、出会いは一瞬でも知らず知らず誰かの力や心の支えになっていた。
そんなお伽噺だけれど、絵空事ではないような。
少し羨ましく思ってしまうお話。

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2021年03月02日

Posted by ブクログ

北屋丘町の古い洋館に集められた4人と管理人。それぞれが抱えた問題をなぜか管理人の弓月が解きほぐしていく。なぜ4人が集められたのか、風見鶏がいなくなり、弓月の行方もわからず…そこからラストに向け、散りばめられていた伏線が回収されていく。ラストはなんだかジーンと。氷が溶け、春を迎えるような、そんな温かさがある一冊。ドラマ化とかしたら面白そう。

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2018年08月07日

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