名取佐和子のレビュー一覧
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ネタバレおやつをテーマにした短編集。
6名の作家さんが1つずつお話を書いてくれていて、こういうのをアンソロジーというらしい。
タイトルに「やるせない」とついてるだけあって、どのお話にも切なさが漂うけれど、甘いおやつがそれを癒してくれたり、前を向くきっかけになったりして、読後は優しい感動に包まれる。
「楽園の代わりのカッサータ」は、映画みたいなおしゃれな雰囲気。
不倫はダメだけど、誰かや何かにすがったり、現状を変えてほしいっていう思いには共感した。
しかしこの相手の政治家はひどい男だ。
ピュアなんだけど、結局自分のことしか考えてないんだよね…。
「ファースト・アンド・オンリー」はキュンすぎてまるで -
Posted by ブクログ
以前読んだ「銀河の図書室」のシリーズ1作目だった。
知らなくて読み始めたが、何処かで目にした高校だ、そうだイーハトー部だ、って気がついた。
土ダンも出てきたし、司書の伊吹さん、そして郡司先生(「銀河の図書室」は奥さんの方)も登場した。
部活でケガをして目の前に迫っている体育祭に参加できそうにない花音が友達の代わりに1週間図書当番をすることになる。そこで「飛ぶ教室」の2冊目をカウンターの横から見つける。そしてその本には「方舟はいらない 大きな腕白ども 土ダンをぶっつぶせ」と書かれたメモが挟まっていた。いったい誰がこの本の持ち主なのか?ここから、花音と図書委員の朔太郎の持ち主探しと、メモの謎解き -
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
あの人と過ごす「おやつ」の時間が、
今日を乗り切る力をくれる。
おいしいものを愛する作家陣が、
心とおなかの空腹をあたたかく満たす短編小説集。
●作品紹介
妻子ある政治家と逢瀬を重ねる画家の朱莉。
マスコミを避けるため延泊した伊豆の山奥のホテルで回想する、
これまでのこと。
――島本理生「楽園の代わりのカッサータ」
なりゆきから、派手めギャルとして高校生活を送る陽子。
クラス替えで再会した関優征は、かつて放課後をともにした相手だった。
――織守きょうや「ファースト・アンド・オンリー」
両親の交通事故がきっかけで瀬戸内海の島に住む叔父に引き取られた碧。
果樹が茂る庭の手入 -
Posted by ブクログ
ネタバレしずかな波音、やさしい食事、ぬくもる温泉、そして何よりあなたのための1冊を。
文庫旅館かぁ。
いいなあ。
こんな旅館があったら、是非行ってみたいな。
私と同じ匂いがするのはどんな名作だろう?
自分が円におすすめしてもらうなら、どんな本なのだろうか。
そうやって考えているだけでも、面白いものだな。
本作には、下記に記載している文豪の名作が紹介されている。
本作を読めば、これらの本に興味を持つこと間違いなし!
●本編に出てくる文豪の名作●
一冊目 川端康成 『むすめごころ』
二冊目 横光利一 『春は馬車に乗って』
三冊目 志賀直哉 『小僧の神様』
四冊目 芥川龍之介 『藪の中』
五冊目