あらすじ
なくしもの係の守保は電車の忘れ物を保管しながら、ペンギンのお世話もしている。ある日ペンギンが行方不明になり戸惑う守保の元に、忘れ物を捜す人が次々と現れて……。ペンギンの行方は?そしてなくしもの係を訪れた人が本当に探し出したかったものは?
あなたの心に眠る優しい気持ちに出会える、エキナカ書店大賞受賞作、待望の第二弾!
感情タグBEST3
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今回も最終章でボロボロ泣きました。
電車で読まなくてよかった。
前回に引き続き、読み終わった後に気持ちがホッコリ。
今回も、それぞれ別のストーリーに見えて、みんな繋がってるのがよかったです。
前のシリーズ読み直してから、リターンズを読んだので、感動もひとしおでした。
また、続編出たらいいのにな。
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いろいろな形の「きょうだい」が出てきます。
確かに、年の近い「きょうだい」とは、親子とは違う不思議な距離感がある。
あねとおとうと、あにといもうと、あねといもうと、そして…
この作品に出てくる、素敵なきょうだいたちは、みんな本物のきょうだいだと思います。
そして、そんな「きょうだい」たちの間に神出鬼没のモヒカン君が異彩を放っているわけですが、彼にも彼の物語があり…
窓から海を見ながら、電車に揺られて行きたくなります。
寒いホームで、ベンチに座ってレッグウォーマーに首を埋めながら、一日に何本もない電車を待っていたくなります。
大切ななくし物を待ちながら…
ん?
まず、何を失くしたのか考えなくては…
第一章 きらきらデイジー
戸籍とは関係なしに
第二章 僕の卒業遠足
クラスの王様にイジられ続ける兄と、男勝りの妹
第三章 UFOと幽霊
確かにあると思うけれど、自分の手には入らないと諦めることと…
今度こそ妹を救いたい気持ち
第四章 ワンダーマジック
モヒカンくん神出鬼没の謎が今!!
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あの本屋さんらしき話題がチラッと!
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ペンギン鉄道シリーズ2作目目。
今回も心温まる素敵なお話でほっこりしました、
途中でもしかしたらと展開が分かってしまいましたがとても楽しいく、最終話はとても感動しました。
3作目が出る事を期待しています。
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ハートフル日常の謎のミステリーですね。
「ペンギン鉄道なくしもの係」の二冊目です。
四話の短篇連作物語です。
今回は、家族を中心に、心の在り方のなくしものをした人々の物語です。
四話がバラバラにみえて、最後にちゃんとつながりをみせる、面白さをかねそなえています。
いっけん、強がりをみせている姉弟、兄妹、同級生、そして兄弟、それぞれのかかえている苦悩をペンギン鉄道を通して、描き出しています。
ペンギンも、今回は苦悩するようにさまよい、ペンギンを追いかける迷い人たちを軽快な文章と、心の奥の迷いを謎解きめいて解き明かしていきます。
最後の四話で見事にすべての物語が終結して、涙なしには読み進められません。
心を揺さぶる感動の物語です。
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前作を読んで早速続きを読みました。
今回は兄弟のお話。血が繋がっていてもいなくても。そして、そこの兄弟の話しがきたかぁーとなった最終話。
ほっこりあたたかいお話しでした。
一冊目より好き!
シリーズものって、何となく一作目の方が面白いっていうイメージあったけど、このシリーズはリターンズの方が好きでした!
どの章もテーマは「兄弟姉妹」で、それぞれちょっとワケアリだけど、どのペアもとっても温かい💖作者さんの心理描写が上手くて、その温かさを伝えるのに絶大な効果を発揮しています🎵
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心温まる短編4篇。
遠足に行きたくない小学生の兄がイケイケの妹と遠足に行くお話。旦那の元に帰りたくない患者と、同じ名前の妹がいた看護師のお話。
そして前三話に共通して出てくる赤髪のモヒカンの男の正体は…?
読み進めれば現れる前作キャラとの関係性
ペンギン鉄道シリーズは前三話を伏線にした最終話が特に心温まる
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「ペンギン鉄道 なくしもの係」の続編。前回同様4章から成り、色々な人が駅や電車でなくしものをする。
今回は守保の家族も出てきた。「あの時のあの人がこの人と繋がっていたのかー!」というような繋がりが面白い。
「誰かとかかわることって難しいし、面倒なことも多いですけど、でもまずはかかわらなければ、助けることも助けてもらうこともできないんじゃないでしょうか?」
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伏線回収がすごい。
第一章の姉弟の話で、これは恋愛に縺れ込むか?と想像してしまった自分が少し情けなくなった。
みんながみんな本心を自分の中で抱え込んでいて、人と関わる中で一歩踏み出そうと思える心の移ろい見事に描かれていたお話でした。
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ペンギンがかわいい!
キラキラ設定の姉弟は、正反対の性格かと思えば…
小6と小4の兄妹の卒業旅行は水族館。
病院の先生は妹と患者を重ねて、つい入れ込んでしまい、
その病院で発見されたペンギンの素性が明らかに!
4つのストーリーがペンギン鉄道を中心に描かれていて、登場人物も少しづつ重なっていて、読んでいてふんわりあったかい気持ちになる1冊でした。
そこそこに登場するペンギンの描写のかわいさったらないです。
こんな鉄道があったらなぁ。いや、ペンギン飼えたらなぁ
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ペンギンが乗車する列車、車両に出会えたら、あの頃の私なら追跡しちゃうだろうな…
ペンギンの行方から始まり探し物、落とし物を探し、人との出会いから繋がり、そして守保の、もう1つの探し物が見つかる
ホッと出来る物語でした。
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ペンギンの家出!?序盤から相変わらず登場してきていたので、気づきもしなかったー。
蒼平の捜し物と、過去を覗き見させてもらい、今に繋がったのを読みながら、うまく繋げて巡ったなぁと思った。
一作目の方が好みであったな。
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大和北旅客鉄道波浜線の遺失物保管所、通称なくしもの係の物語の続編。今回も4話収録。
母が再婚して同学年の義弟がいる女子高生がなくしたもの『きらきらデイジー』、小学6年生の男の子が妹ともに卒業遠足に出かける『僕の卒業遠足』、女医が入院中の女性の落とし物を探しに行く『UFOと幽霊』、前3話で登場するペンギンを探す男性サイドから描かれた『ワンダーマジック』。
1巻を再読しようと思ったところ、続編が出ていることを知ってまとめ読み。今回もよかった。そしてペンギンは相変わらずかわいかった。
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「ペンギン鉄道なくしもの係」の2冊目。
前作と同様、駅や電車で忘れ物落し物をして、鉄道会社の遺失物保管所を訪れる人たちのお話。
親の離婚届を代わりに出しに行く姉弟、学校の遠足に行かずに自分たちだけで水族館へ行く兄妹、重い病気と闘う女性と彼女を気に掛ける女医。それらの話すべてに気儘に出没するペンギンとモヒカン頭の男が絡む。
いずれも少しうまくいっていない関係が探し物をしている内にわらわらと解きほぐされていく展開は、どうってことないけど結構泣かせる。
最後の話でモヒカン男が主人公になり、ばらばらに見えたそれまでの話が繋がるところも前作同様だが、ここで明かされる秘密にもほっこり。
前作で「ヘアバンドのよう」と表現されたペンギンの頭の白い帯模様が、今作では「カチューシャのよう」になったのが微妙に気になった。
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モヒカンがまさかの弟、そしてマジシャンという似合わなさ。
どの話も良かったですが、個人的には姉弟の話が良かった。最後もしっかりフラグ回収してくれてすっきりです。
ペンギンが乗ってる電車、ほんと乗りたいです。
Posted by ブクログ
ペンギンが電車に乗ってたら和むわ~。本来、遺失物保管所ってなくしたものを引き取りにいって終わりだと思うが、ここは引き取りたくなければ預かってくれるという。しがらみのある物とかね。特に離婚届けをなくした話が良かった。