ダグラス・アダムスのレビュー一覧

  • 長く暗い魂のティータイム
    大筋に影響しないようなディテールに時間が割かれて、大事な話はさらっと語られたりするバランスが面白い。
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド
    裏のあらすじに書かれている、「シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ大傑作」以上!笑
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド
    おバカSF小説。
    生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答えがここにある。700万年かかって出された答えを現在はGoogleが一瞬で教えてくれる。ディープソートを超えるGoogle。
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド
    最初の方は何のこっちゃさっぱりわからない感じですが、終盤にかけての急展開はハラハラして面白かった。SFの古典ってこんな感じなのねって感じ。
  • 宇宙クリケット大戦争
    「銀河ヒッチハイク・ガイド」シリーズ第3作。 宇宙滅亡の危機になりゆきで立ち向かうアーサー・デントたちの活躍! クリケット場の場面を理解するには解説にあるルールの説明が役立つ。

    しかしジョークが散りばめられたストーリーが前2作の魅力ではあったが、ジョークの合間にストーリーが見え隠れする本作は、つ...続きを読む
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド
    「図書室の魔法」の主人公の愛読書だったので読んでみた。奇想天外ドタバタSFコメディで、子供の意味不明な夢を大人がまじめに再現しているよう。その上、イギリスらしく皮肉も利いていて哀愁さえ漂う。つまりは、話は破綻しているわけではなく、絶妙にまとまっている上質の作品ではないか。そう、モンティパイソンがぴっ...続きを読む
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド
    先に訳者あとがきを読むと良い。
    作者がイギリス人で、パイソンズとの交流があったり、訳の部分で分かりづらいところがあったり、天文学的な数字の面での誤りなど、あらかじめ訳者が説明してくれるので、
    それを踏まえながらだと挫折せずに済む。
    前半、中盤と、ダラダラ進むわけですが、後半あたりから色んな発想の飛躍...続きを読む
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド
    軽く読めるコメディSF。
    ラジオドラマが元とのことで、英語で読んだらもっと笑えたかもしれません。
    「銀河大統領は権力者ではなく、権力から民衆の目を遠ざけるための存在」「したがって大統領には、派手で馬鹿ばかしく、民衆に強く愛されると同時に強く憎まれる人物がふさわしい」というパンチの効いたフレーズはまさ...続きを読む
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド
    2019年ラスト 39冊目


    SFコメディなので、ストーリーよりは物の言い回しや演出を楽しむ感じかな。英語の語呂や元ネタが分からなくて楽しさが半減してる部分はあると思う。

    Wikipediaに、ネタバレがあったw

    続編は気が向いたら読もう。
  • 長く暗い魂のティータイム
    凡作。不死の神々が現代に生きていて、知恵がなくホームレス(路上生活者)になっている。この設定がまず納得いかない。神なのにこんなにダメなのはどういうことなの。

    トールはキチガイ。主人公は解説のとおり狂言回しで振り回されているだけ。
    前作の方が良かったね。
  • 長く暗い魂のティータイム
    無茶苦茶、ドタバタ、奇想天外、ハチャメチャ、五里霧中
    あり得ないことが重なって、起こりえないことが起こり
    それをふつうに悪態をつきながら受け止めて
    しかし、流れに飲み込まれて揉みくちゃにされている
    うちに、突然結末が舞い降りてくるそんな物語。
    精神的に安定している時でないと楽しく読めない気がする。
    ...続きを読む
  • ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所
    途中までさっぱりわからず、ガチャガチャとした感じ。
    「抱腹絶倒の奇想ミステリー」と紹介されているが、細切れで読んだせいか「抱腹絶倒」するだけの余裕がなかった。
    最終的には、全体論的に全てがつながって、謎が解明される。
    近いうちに読み直そう。ユーモアをもっと味わうことが出来るかもしれない。

    映像を観...続きを読む
  • さようなら、いままで魚をありがとう
    SFコメディ。シリーズ4作目。
    相変わらず意味不明なストーリー。
    SF色は強くなく、アーサー・デントのラブストーリーの印象が強い。
    所々に面白い会話が散見されるのが好き。
  • 宇宙クリケット大戦争
    SF。コメディ。冒険。シリーズ3作目。
    ゆっくり読みすぎてあまり覚えてない…。
    ところどころのエピソードは面白いものが多々あったように思う。
    短編「若きゼイフォードの安全第一」も収録。海底探査もので、悪くない。
  • 宇宙の果てのレストラン
    相変わらずハチャメチャで楽しかった。

    今回は説明文が多くてつまらないな、やっぱりナンセンスなユーモアの会話が真骨頂だな、つながりがイマイチで、一巻のようなテンポの良い珍展開がないと思っていたら、解説で、元はラジオドラマで、順序を入れ替えたり書き下ろしを加えてノベライズ化したと聞き、納得した。
    原語...続きを読む
  • さようなら、いままで魚をありがとう
    英国ユーモアという感じ
    リズムに乗れるまで苦痛
    トカゲの民主主義惑星のくだりが好き
    訳者(安原和見)あとがきが面白い。
  • 宇宙クリケット大戦争
    面白さ的には2作目と同じくらい。クリキット人の話ばかりで読んでいて若干冗長という気がした。鍵の部品の話はバカっぽくて好き。
  • 宇宙の果てのレストラン
    出だしでプッと笑う。
    「ここまでのあらすじ - はじめに宇宙が創造された。これには多くの人がたいへん立腹したし、よけいなことをしてくれたというのがおおかたの意見だった」

    こういう調子の、皮肉でナンセンスなブリティッシュジョークが次々繰り出される。にやっとしてしまう所はいろいろあるが、一番気に入った...続きを読む
  • ほとんど無害
    賛否両論あるという最終巻は、
    実にあっさりしていて、あっけないことの連続。
    確かに全体を通しての温度や色彩が今までと違う。
    こんな虚無的で乾いた「オチ」は
    この世界がそういうものだと思えれば
    受け入れられやすく、
    この物語世界や4人はそうなっていいはずがない
    と思えば受け入れる前に困惑してしまう。
    ...続きを読む
  • さようなら、いままで魚をありがとう
    タイトルの響きに惹かれて三部作の続きも。
    確かに恋愛モノだけど、フォードのストーリーが挟まり、
    彼が合流してからは前作とのつながりもあり、
    マーヴィンも変化球で登場し、前3作の香りも少し。
    もっと甘々かとおもったが
    ググーッとストーリーを盛り上げていき
    ストン(こてっ)と落とす。
    薄味とはいえ、やっ...続きを読む