由利子のレビュー一覧
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購入済み
別に誰とも険悪な関係じゃないままだったので、安心して読めました。
ヒロインも両親のため(あと噂を信じて怖がっているだけ)なので
今後どう気持ちが変化していくのか楽しみです。 -
購入済み
可愛らしい二人
二人のお互いを想う気持ちがある意味幼くて可愛らしい。愛が強過ぎて独占欲に負けて嫉妬してしまうところもなんだか純粋さを感じます。あと少しで最終回ですが、何度も読み返したくなります。
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ネタバレ 購入済み
主人公は賢い女性ですね
後宮が舞台の恋愛小説で、皇帝本人とその妃が主人公というのは数少ないかもです。何人も奥さんがいると、唯一の女性となりにくいですものね。最初は冷めた者同士という感じでしたが、次第に相思相愛になっていきます。
物語の終盤、敵討ちを果たしたかに見えた主人公が、大切な侍女を失い後悔する場面は、心痛みました。
番外編のミニ小説も、切ないものがありました。 -
ネタバレ 購入済み
最初に結婚ありきで(それも、相手に望まれていない結婚…)、そこから、お互い徐々に誤解を解いていきつつ、恋愛感情を育んでいくというストーリーでした。
結構すぐに、夕遼は自分が嘘を吹き込まれたということに気付き、淑葉を大事にし始め、その後はずっと、あまあまな雰囲気で安心して読めました。 -
ネタバレ 購入済み
主人公の露珠は、境遇があまりに不憫な上に次々と不運なことに見舞われますが、
何があっても誰かを憎んだり罰したりしたがらず、本当に性格の良いお妃さまだと思いました。
途中はずっと、夫と想い合っているいるというのにお互いが勘違いしてのすれ違い。
そういうお話は大好きなので、買って良かったと思いました。 -
購入済み
短編集②。
5篇ありますが、どれも間違った情報・噂や勘違いからの嫌悪ですれ違い→真実を知って両想い→溺愛…的なはるおか作品お得意の流れです。お疲れモードの時など、糖度過多な物語で癒されたい時に読みたい短編集です^^❤
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購入済み
短編集①。
2篇は三千寵愛シリーズの番外編。本編で気になっていた2作目のヒロイン・蓮姫と父親の話はその後が知れて良かったです。その他、西洋風な舞台のファンタジー。赤毛の魔法使いで薬草師な姫君と彼女の国に侵略した王子の物語と宝石の涙を流すヒロインの物語、はるおかさんお得意の展開で最後には両想いの劇甘になるんだろうなぁと、ある意味安心して読めました^^❤
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購入済み
シリーズ5作目。
前作で脇役だった李遊がヒーローで、訳あって常に顔を薄絹で隠している公主(王妹)・玉麗をお嫁に迎えます。前作で恋愛に関して冷めた印象だったので気になっていましたが、事情が知れて良かったです。しかし…、このシリーズは前作迄のカップルが王と王后しか出て来ないのね。前作の夫婦は李遊と付き合いが深かった筈なのに、気配すら無しで少し残念でした。シリーズの例に漏れず早々に両想い状態だったのでタイトルの「再婚」に首を傾げましたが、成程な展開。再会の場面が素敵で良かったです^^❤。今の所シリーズはここまでしか出ていませんが、完結と言う感じはしないですね。王家にかかる呪いとか、解けないままなのかしらね?(一応、現
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購入済み
シリーズ2作目。
今回のヒロインは前巻で解体された後宮の末端にいた妃の1人。途中何度か行われた元末端妃3人組のお茶会が、楽しそうで良かったです(いがみあいの多い後宮で仲良しな女の子達を見るとホッコリしますね♡)。1作目終盤にちょろっと出ていましたが、後宮から出て嫁ぐ事を拒否して女官として残った蓮姫が国を訪れていた異国の公子・星流と出逢い…てな物語。1作目のヒーローである王サマがちょっと…いやかなり残念な人だったので、今回の彼は人柄の好ましい人で良かったです(笑)。ただ、蓮姫も星流も親と仲違いしたまま終わってしまったのが残念かな。蓮姫の方は短編集【魔女の処方箋 A collection of love stori
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購入済み
シリーズ1作目。
はるおかりのさん、デビュー作との事。後宮シリーズが好きでその他の作品も順番に読んでいっていますが、これが原点なのですね。後宮シリーズと同じく中華風の後宮モノですが、あちらよりも恋愛色が強くて後宮の設定が緩いなという印象です。終盤に後宮の妃達を放出する辺りは王と王后にとっては素敵な話かもですが現実的でないかな。身体の弱い王后で世継ぎはどうするの?とか、王族にかかっている呪いはそのままなんだ?と色々疑問な事が残りましたが、シリーズ物なので、徐々に解明されるのかもしれません^^
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ネタバレ 購入済み
シリーズ9作目【瑞】
このシリーズにハマり8作目までは一気に読み進めていたのですが、この9作目の序盤にてもの凄ーく哀しい事実を知ってしまい読むのを中断しました。私は学律×青艶姐さん(主に8作目でご活躍)がとても好きだったんですよ…。このシリーズは主役カップル以外は結構とんでもない目にあいますが、これは1番落ち込みました。今回のヒーロー・垂峰にも良い印象が無かったので、何故学律がそんな目にあって彼が幸せに?と思うと読み進められなかったのです。ストーリー展開はシリーズの他の話と同じく面白かったです。
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Posted by ブクログ
頑張る女の子の短編集です。
表題作は読んでて恥ずかしくなるほどでしたが(笑)、タイトルが王の褥で踊るですから幼い頃に政略結婚でラーシュのもとに嫁ぎ、結ばれて「林檎の乙女」となるべく奮闘するオリアがなんとも健気で…。
「ぼんやり姫と雪色の恋」は、ぼんやり姫と呼ばれ自分に自信のないクラウディアが結婚相手であり初恋の人であったフェルナンドと共に女王として成長していくお話。ベルメイユ、ベルサイユから来てるのかなぁ?と思いつつ。
逃げてばかりだったぼんやり姫が、どんどん女王としての自覚を持ち成長していく様子が勇ましかったです。それなのに、いつまでも眠る時はくまのぬいぐるみのレオンを抱いているところが可愛 -
Posted by ブクログ
ネタバレ4つの短編集が収録されています。
表題作以外は「頑張る働く女の子たち」が主人公でなんだか新鮮だったなぁ~。
・林檎の乙女は王の褥で踊る
すごいタイトルだな、コバルトで大丈夫なのか!?と最初思いましたけれど、そこまでではありませんでした。年の差夫婦の話でいつまでも妹のように扱われるのにヤキモキした嫁が色々な手で誘惑する、みたいな話でした(笑)
・ぼんやり姫と雪色の恋
突然転がり込んできた王位に内気で物静かな王女が苦悩する話。出来る姉にかなりのコンプレックスを抱いていたみたいで、自分に対して自信がなさすぎてww片想いしていた婚約者に叱咤激励され、国の現状を思い知ってからは強い女王様になりました