由利子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
シリーズ9作目【瑞】
このシリーズにハマり8作目までは一気に読み進めていたのですが、この9作目の序盤にてもの凄ーく哀しい事実を知ってしまい読むのを中断しました。私は学律×青艶姐さん(主に8作目でご活躍)がとても好きだったんですよ…。このシリーズは主役カップル以外は結構とんでもない目にあいますが、これは1番落ち込みました。今回のヒーロー・垂峰にも良い印象が無かったので、何故学律がそんな目にあって彼が幸せに?と思うと読み進められなかったのです。ストーリー展開はシリーズの他の話と同じく面白かったです。
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頑張る女の子の短編集です。
表題作は読んでて恥ずかしくなるほどでしたが(笑)、タイトルが王の褥で踊るですから幼い頃に政略結婚でラーシュのもとに嫁ぎ、結ばれて「林檎の乙女」となるべく奮闘するオリアがなんとも健気で…。
「ぼんやり姫と雪色の恋」は、ぼんやり姫と呼ばれ自分に自信のないクラウディアが結婚相手であり初恋の人であったフェルナンドと共に女王として成長していくお話。ベルメイユ、ベルサイユから来てるのかなぁ?と思いつつ。
逃げてばかりだったぼんやり姫が、どんどん女王としての自覚を持ち成長していく様子が勇ましかったです。それなのに、いつまでも眠る時はくまのぬいぐるみのレオンを抱いているところが可愛い。
そしてわたしの中で一番ヒットだったのが「薔薇色の化粧師」。美人なんだけれど自分自身も生まれながらに持った痣をコンプレックスに思い、それでも女性としての誇りを忘れずに美しくなりたいと望む女性を手助けするラヴィ。
痣はコンプレックスなだけではなく、それが原因で家族からも忌み嫌わられ、恋する事も叶わないと思っていたラヴィですが、依頼主であるルイスがラヴィを女性として扱い彼女を尊重していく事でラヴィも人並みの恋を手にする事が出来ます。
自分のコンプレックスだと思っていた事を長所として扱ってくれ、尚且つ受け入れてくれる。
ルイスの言葉は時折?いや随所かな?大袈裟では…?と思うところもありましたが、そこは少女小説の醍醐味ですね。
わたしがもっとも好きで愛してやまない「伯爵と妖精」シリーズもそうですが、自分に自信がない普通の女の子がそれを伸ばしてくれる相手と出会う事でどんどん魅力的になっていくところが良いです。
そして、みんな頑張り屋さんなところも◎
糖度も高く、全編堪能させていただきました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ4つの短編集が収録されています。
表題作以外は「頑張る働く女の子たち」が主人公でなんだか新鮮だったなぁ~。
・林檎の乙女は王の褥で踊る
すごいタイトルだな、コバルトで大丈夫なのか!?と最初思いましたけれど、そこまでではありませんでした。年の差夫婦の話でいつまでも妹のように扱われるのにヤキモキした嫁が色々な手で誘惑する、みたいな話でした(笑)
・ぼんやり姫と雪色の恋
突然転がり込んできた王位に内気で物静かな王女が苦悩する話。出来る姉にかなりのコンプレックスを抱いていたみたいで、自分に対して自信がなさすぎてww片想いしていた婚約者に叱咤激励され、国の現状を思い知ってからは強い女王様になりましたが、最初、後ろ向きすぎてなかなか好きになれない王女様でした。一番の功労賞は婚約者のフェルナンドでしょうか?(笑)
・薔薇色の化粧師
シスコンすぎるお兄さんが妹のために有能な化粧師を呼び寄せるが、逆にその有能な化粧師に骨抜きにされてしまう話でしょうか(笑)4つの話の中では一番好きかも。最初はルイスのシスコンぶりにやや引きましたが、ラヴィに恋してからは二人のラブラブぶりにキュン!としました。クール系大人美女が主人公なのも珍しいな、と思いました。
・金細工師の恋人
4つの話の中に登場するヒーローの中ではこの話のオスカーが一番好き。頼もしい所もあれば可愛い所もありで、男だらけの職場で働く幼なじみのことが心配でたまらないらしい。常にヤキモキしてそう(笑)将来は夫婦そろって金細工師として素敵なものを作って仲良く暮らすのでしょう。
この西洋風ファンタジー短編集はシリーズ化したのかな?これからも発売するのかしら?作者の方、たくさん書いて頑張りますね~。読者としてはいっぱい読めて嬉しいですけど、題材とか被ったりしないのかな?(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ4つのお話の短編集でした。
■林檎の乙女は王の褥で踊る
9年前に7歳で11歳年上の王に嫁いだオリアローズ。
現在は16歳と27歳で年齢的には問題ないのに、いくらオリアが迫っても夫のラーシュにかわされてしまってます。
オリアがラーシュに妹としか見られていないと思ってるのは、ラーシュの態度から分かる気がしますけど、ラーシュの方は、あんなにオリアに迫られてるのに、オリアは自分を兄としか見ていないって思うってのは、どうかなぁ。鈍いにもほどがあります。
誤解が解けて結ばれたあとは、何度もって感じですけど、コバルトだとここまでかな?
■ぼんやり姫と雪色の恋
姉女王が自分の好きな人と結婚するために、婚約を破棄して退位したことで、女王の座と姉の元婚約者だった初恋の相手と結婚することになった、クラウディア。せっかく結婚できたのに、自分は退位するからと初夜を拒み、ただぼんやりと過ごしているってのは、夫のフェルナンドでなくてもちょっとイライラしました。
ただ、そんな自分を恥じ、女王であることを自覚したあとは、これまでのクラウディアとは話し方も態度も全然違う女の子になったのは、ちょっと驚きでした。
■薔薇色の化粧師
最初フェデリカの描写がかなりひどかったんで、元々ブスデブのお姫様かと思ったら、失恋の痛手で肌荒れになっているだけで、ラヴィのおかげできれいになったのは驚き。
ルイスのシスコンぶりは、かなりのものだったので、ラヴィに鞍替えしたあとは、フェデリカはちょっとほっとしてるかもって思いました。
■金細工師の恋人
ハンスが結構好きなタイプでした。
ヴィヴィアンヌと結婚するためにアルバイトしてお金を貯めてたのに、それがヴィヴィアンヌには伝わってなかったのはちょっと不憫。
マイスターの試験もあの流れだと、ハンスもマイスターになれててもよかったんじゃないかなって思うんですけど、彼は来年もう一度ってことになると、ヴィヴィアンヌの下で働くってことになるのかなぁ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ登録してなかったことに気づき慌てて登録。読んだのがだいぶ前だったため、記憶を掘り起こしながらのレビュー(笑)
表題作2作品と三千寵愛在一身シリーズの番外編2作品と西洋ファンタジーもの2作品の合計6作品の短編が収録。
三千寵愛在一身の番外編は短編でもまとまってました。1話目の「梨花一枝春帯雨」の方が好きかな。結婚したもののうまくいってない夫婦が雷の夜の出来事から少しずつ心が近付いていき、ラストは甘々な感じが良かったです。キュン!としました。「桃の夭夭たる」は雨降らす花の続編にあたるのかな?その後の話なのでラブラブです。
表題作の魔女の処方箋「薔薇色の媚薬」「エメラルドの祝福」は西洋ものです。三千寵愛在一身とは舞台が違いますが、こちらも楽しく読めました。赤い髪は魔女の証だと疎まれ、王女なのに離宮に追いやられていたロザリアは敵国への服従の証として政略結婚させられてしまいます。初夜で結婚相手を怒らせてしまったロザリアは彼の怒りをなだめるため、自分の持っている不可思議な力を彼のために使うと約束して・・・。
病気やけがを自分の身に移して他者を救おうとするロザリアの健気な姿にレイノルドは惹かれたのでしょうね。ストーリーもテンポよく進み一気に読み終えてしまいました。続編にあたる「エメラルドの祝福」はもう甘々すぎて身悶えました(笑)
「私の愛しい宝石姫」。涙が宝石に変わる体質のエリーヌは物心ついた頃には見世物小屋にいた。そんな境遇から彼女を救い出してくれたのはお金持ちの子爵夫妻。けれど、優しかった子爵夫妻も多額の借金をしてからエリーヌに例の力で宝石を生み出してほしいと願った。そんな中、エリーヌを妻に欲しいとメーゼスティエ侯爵アルベリックが名乗りを上げて・・・。
お金で買われることに慣れ、自分の不幸な境遇を受け入れていたエリーヌ。そんな彼女に優しくしてくれるアルベリック。その理由が最初はまったく分かりませんでしたが、幼い頃にエリーヌに助けられたアルベリックはその頃から彼女に恋をしていたのですね。一途だ。そんな一途さにエリーヌの心も癒されたのでしょうね。「朝の贈り物」は恥ずかしすぎでした(笑) -
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ネタバレ子どもの頃のトラウマから自分のことを醜いと思い込み、いつも頭から薄絹を被るようになった公主・玉麗。そんな玉麗にある日、縁談が持ち上がる。相手は玉麗の初恋の相手・李遊。けれど李遊には色めいた噂が絶えす、結婚したにも関わらず李遊は玉麗のいる屋敷に帰ってこなくなってしまった・・・。
箱入り娘&極度の引きこもりの玉麗ですが、彼女の気持ちは最初からぶれなかったのではないでしょうか。対する李遊の方がいろいろ葛藤があったようで・・・。でも、あの忍耐力には脱帽します(笑)よくあそこまで耐えたwwラストは甘々でしたし、楽しんで読めました。ややティアラ寄りな描写もありましたが、最近のコバルトは大丈夫になってきたんでしょうかね?最近、コバルトの作品を読んでないから・・・。まぁ、面白ければいいと思いますけどね。 -
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黒髪のマリアンヌ。
六番目の花嫁。
兎姫と緋色の誤算(2作品収録)。
女神に捧げる愛の恋愛詩。
以上、5話分の短編が収録されています。
すべて独立した話なのでどこから読んでも大丈夫♪個人的には六番目の花嫁と女神に捧げる愛の恋愛詩の2つが良かったです。一番甘々なのはウサギ姫と緋色の誤算かなぁ?
というか、ウサギ姫~と女神に捧げる~の2作品はコバルト文庫で大丈夫なの!?って内容です(笑)シフォン文庫の方がいいんじゃないかと思いました。はるおかりのさん、次はシフォン文庫から本を出されるのかしら?
中華ラブロマンスの三千寵愛在一身シリーズもいいですが、個人的にはこちらのシリーズの方が好きです。次の作品はどちらに話になるのかな?楽しみです♪ -
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ネタバレ5巻目は意外にも前作の「愛は英国公爵の瞳に導かれて」と同じ場所、時代設定で、ガイもアリスもでてきました。相変わらず仲よさそうで何よりです。
今回の主人公ルルは、全くの下町育ちで、アーサーは借金取りに追われていたルルを助けた後、突然ルルを花嫁として自分の領地に連れてってしまってますが、彼はなぜあのときあそこにいたのかってのが、ちょっと気になりました。
前作ガイと同様、最初は自分の気持ちに戸惑ってる感じのアーサーでしたけど、やっぱりルルに惹かれていく気持ちは止められないみたいですね。ガイがルルを見ただけで嫉妬するくらいですから・・・。
アーサーを亡き者にしようとしているのも、父ケンドリック卿ではなく、ちゃんと悪役がいたのもよかったです。女王陛下とケンドリック卿に認められて、いい感じに終わりました。もうちょっと結ばれたときの描写があってもよかったかなぁって思いましたけど、コバルトでは難しいのかなぁ。 -
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ネタバレ貧乏で家庭教師として家族を支える一方、小説を書く趣味を持つアリスがひょんなことでウィンダミア公爵ガイに小説の一部を見られ、小説の続きを書くためにガイの元に連れてこられ、そのうちお互いに惹かれだすっていう王道のお話しで、これでHシーンが多かったら、ティアラだなぁって思いながら読んでました。
鋼鉄のプリンスと呼ばれるガイとアリスがだんだんいい雰囲気になってきたのに、ガイが川に流され、そのあとアリスが流された後、手のひらを返したように、アリスを家に帰して、絵もすべて処分って展開にはちょっと驚きました。いくらアリスのことを思ってのことでも、それはないんじゃないかなぁって。
王道のお話しで予想通りの展開で終わりましたけど、安心して読めるおはなしだと思います。 -
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ネタバレ3巻目は砂漠の国サッファール。最初に何で王女アイーシャと護衛隊長のイスファが洞窟にいるのかよく分からなかったのですが、ジンと契約して、ジンに乗っ取られたアイーシャを戻すためにはイスファが必ず口づけしないといけないっていう設定に、ニヤニヤしっぱなしです。
イスファ側の心情も書かれていて、お互いが身分違いで相手を思ってはいけないと思いながらも段々惹かれていくので、これでほんとにジャマル王がいい人だったら嫌だなって思っていたら、ジャマル王が完全悪役に書かれていたので、どっちがいいと迷うことなく、安心してラストまで読めました。
アイーシャの父王は生きているとは思いましたけど、彼によって明らかになることも多く、最後の展開は予想外でした。アイーシャの母がジンだったとか、イスファの父がほんとは無実だったとかはなくてもよかったかなぁ、なんて。 -
Posted by ブクログ
ネタバレツタンカーメン王が死んで10年くらい経った古代エジプトのお話ですが、1巻完結の割にはいい感じで終わったと思います。
王暗殺の疑いをかけられたナナクトを寵姫として側におくソカリス王子。いくら目を離せないといっても一緒のベッドで眠ったりするというのは、最初から好みだったんじゃないかなぁって思いますが、ナナクト側は王子のことを好ましく思ってはいても、身分の違いで終始引きぎみです。
ナナクトの一人称で書かれていますが、一人称の作品の割には違和感を感じず最後まで読めました。ソカリス王子側の心情が入っていたら、もっと面白かったとは思いますけど。
ナナクトがソカリス王子から離れてしばらくして、ソカリス王子がナナクトの店に訪ねてきてからは、人が変わったようにナナクトに猛アタックで、ああ、このあたりの王子の心情を読みたいって思いました。
最後は、敵であるカウラーが実はソカリス王子の母違いの兄っていうどんでん返しがありましたけど、これって必要だったのかなぁ。別になくてもよかったんではってちょっと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2010年度ロマン大賞大賞受賞作。
中華で政略結婚、嫁モノ。
本誌インタビューで堂々と初夜萌えと答えていて、若干引いた記憶があるので、今まで手をつけてなかったけど、今度のロマンの参考に。
コバルトらしからぬいちゃいちゃっぷりがすごかったー。
宦官のフリして彼のもとへ行くだとか、わずかなすれ違いで心が行き違うとか、いろんな後宮の女が出てきてそれぞれのドラマとか、なかなか面白かったかな。
ただ、その分、中間部分で、ヒロインが呪いでおかしくなっちゃうってところが嫌だった。自分が自分じゃなくなるヒロインって、自己投影しずらいから嫌だった。
まあでも、後宮の雰囲気を味わえたからよし。