あらすじ
19世紀イギリス――。誰にも内緒で小説を書くことを趣味にする少女・アリス。家が没落したため、家庭教師として働き家族を支える彼女は、ある日、舞踏会で“鋼鉄のプリンス”と呼ばれるウィンダミア公爵と出会う。彼の第一印象は最悪なものだったが、翌日、アリスのもとに公爵家から使者がやってくる。アリスが小説を書くことを知った公爵は、彼女を秘書として邸に迎えたいと言ってきて…!?
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Posted by ブクログ
貧乏で家庭教師として家族を支える一方、小説を書く趣味を持つアリスがひょんなことでウィンダミア公爵ガイに小説の一部を見られ、小説の続きを書くためにガイの元に連れてこられ、そのうちお互いに惹かれだすっていう王道のお話しで、これでHシーンが多かったら、ティアラだなぁって思いながら読んでました。
鋼鉄のプリンスと呼ばれるガイとアリスがだんだんいい雰囲気になってきたのに、ガイが川に流され、そのあとアリスが流された後、手のひらを返したように、アリスを家に帰して、絵もすべて処分って展開にはちょっと驚きました。いくらアリスのことを思ってのことでも、それはないんじゃないかなぁって。
王道のお話しで予想通りの展開で終わりましたけど、安心して読めるおはなしだと思います。