【感想・ネタバレ】恋人たちのファンタジー・ヒストリカル 愛は英国妖精の呪いに導かれてのレビュー

あらすじ

エリカは、貴族の子女には珍しい変わり者の理系女子。親の言いなりに結婚しようとしていた矢先、仮面舞踏会の席で、突然何者かにキスされてしまう。エリカの唇を奪ったのは、エリカの家と敵対しているウェントワース公爵の子息・ナイジェルだった。エリカの名誉を守るために偽装婚約することになった二人。正反対の性格の二人は次第に惹かれあうものの、家同士の対立は根深くて……!?

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妖精の旗とロミジュリ

ダーウィンに考古学、昆虫学に夢中な女性研究者のヒロインと、クールな美貌の黒髪のヒーローの公爵家は、さながらロミジュリのような関係。最悪な出会いにも関わらず、それが愛とも知らず強烈に惹かれあい、勘違いから発生した醜聞を消すため仮初の婚約をする。伝説の妖精の旗を護る犬猿の仲の二大公爵家の2人は、お互い頑固で自分を曲げない似た物同士なのだが、数々の誤解によるすれ違いを乗り越えていく。可愛らしいストーリーで、楽しみながら一気に読む事が出来ました。

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2020年10月20日

Posted by ブクログ

ロミジュリ風味。あとがきにも、はっきりロミジュリをやりたくて、とある。

ぶっちゃけ二家の対立ぶりはあんまり描けてなくて、単なる設定になってる。だけどまあ、そんなことはどうでもよくなる花衣先生の甘さマジック。

蝶が出会いや、合間の会話や、ラストの解決やオチにも出てきて、一本筋が通ってました。こういうのはいいなあと思う。物語的にドラマチックで。

主人公は何か職業や目指すものがあり、父親は冒険で不在、ヒーローは過去に影があり、、、って花衣先生の定番で読み慣れてるんだけど、まあ面白い。

最後の洞窟はRPGのダンジョン風味。
妖精の旗というのも、途中では、なんの関わりもなかったとツッコミたいんだけど、それなりにまとまってて、サラリと読めるんだな、これが。
200ページほどで、短いお話でした。

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2013年05月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

公爵家の令嬢なのに、恋愛やお洒落に全く興味がなくて、実験に興味のある理系女子っていうのは、珍しい設定です。

初っぱなから人違いでナイジェルにキスを奪われてしまって、その責任を取る形で、仮の婚約となりましたけど、だんだん惹かれていって、しかもナイジェル側が結構分かりやすいヤキモチを妬いてて、こういうのもたまにはいいなって思いました。

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2012年11月05日

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