里中満智子のレビュー一覧

  • 海のオーロラ(1)

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    ネタバレ

    古代エジプト文明を舞台とした輪廻転生の話。
    最近世界史を学ぶようになってあらためて読んでみると、以前読んだ時に気にしなかったところがちょっと気になったりして、これまでとは違う楽しみ方ができました。
    (イスラエル人の子ども・イサクが「神はただ一人だ」と言っているシーンではエジプトの多神教に対してイスラエルはユダヤ教だったことを思い出したり)

    あと、続き忘れたので気になるのが、ルツの前世。古代のエジプト文明よりも前っていつ頃の話だ?
    メソポタミア?
    いや、そうではなかったような気も・・・。
    また続き読もう。

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    2014年04月06日
  • あすなろ坂(1)

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    里中先生は大作ばかりだけど
    女の一生の部門では
    大作中の大作です!
    これを読まずに里中ワールドは
    語れないよー!

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    2011年11月30日
  • ギリシア神話(1)

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    ギリシア神話をかなり忠実に再現している漫画。

    ギリシア神話を読むうえで一番厄介なのが人物関係である。特に登場人物の婚姻関係・親子関係は非常に複雑で、読んでいる最中に混乱することもしばしばある。
    しかし、この漫画だと1話ごとにその回に出てくる登場人物の家系図が載せてあるので安心して読むことができる。

    ギリシア神話初心者におすすめな1冊である。

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    2011年03月02日
  • 天上の虹(6)

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    ネタバレ

    天上の虹<第一部>完結巻(讃良皇女が即位するまで)ですが、その即位の間接的なきっかけとなる、草壁皇子の死が描かれる巻でもあります。初めて読んだときはほんとうに衝撃を受けました。 何度読み返しても涙が流れます。
    少女漫画という性質上、時代背景を厳密に考慮せずに近代的現代的な感覚を取り入れすぎて鬱陶しく思うこともあり、草壁の物語も多少なりとそう感じることは確かです。しかし、この設定での阿閇皇女の行動と描かれている心情は、そういった時代性の限界を超えて、大きな感動を呼び覚まします。讃良―阿閇―氷高への継承を予感させる運びです。

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    2011年02月17日
  • あすなろ坂(1)

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    えり*幼い頃から繰り返し読んで育ったので、多分私たちの核となる何かを作ってくれたのではないかと思う漫画。
    今もう一度読みたい作品です。

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    2010年04月27日
  • ギリシア神話(3)

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    なじ■複雑なストーリーを凄く巧くまとめていてめちゃくちゃ解りやすかったです。神々のデザインも素晴らしかった!ハデスとテティス超可愛い!!

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    2010年04月21日
  • アリエスの乙女たち(4)

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    先日古本屋で読んでみたものです。
    70年代序盤ごろに描かれたものなので、今だとここまで
    衝撃的でないかも…て箇所も。
    もともと文庫版2巻~4巻(最終巻)しかなかったので
    序盤は知らず、しっかり読んだのは最終巻だけですが、
    最終巻面白かった!

    笑美子(エクボ)、路美(ロミ)、司、高志の4人の男女がメインなんですが、
    エクボは明るい等身大の女の子、
    ロミは気丈で芯の激しい女の子、
    司は当初は不良でやはり芯の激しい男の子、
    高志はちょっと優柔不断な優しい男の子。

    当初は高志に憧れていたエクボがロミの男前(笑)ぶりにも憧れ、
    高志は正反対の2人の女の子両方に惚れ(笑)、
    司はロミの激しさに惚れ、

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    2010年04月11日
  • 漫画を描く 凛としたヒロインは美しい

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    お名前をよく存じあげていた漫画家でしたが、どんな作品を描き、どんな人生を歩まれていたのか、この本でよく分かった。芯のある女性、表現することの大切さを教えてもらい、生き方や考え方を少しでも真似したいと思った。

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    2025年12月31日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    朝ドラ「あんぱん」を観て、やなせたかしさんについて知りたいと思い、本を読みました。やなせさんの言葉は、とても分かりやすく、読んでいて、すぅーっと心に入ってくるんです。インタビューから、どうしてアンパンマンが生まれたのか、何が正義なのか、やなせさんの思いが伝わってきて、思わず涙を流してしまいました。東日本大震災の復興支援にも大きく尽力されていたんですね。恥ずかしながら、知りませんでした。時代を越えて愛されるアンパンマンの理由が分かった気がします。

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    2025年09月15日
  • アトンの娘(3)

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    里中満智子さんによる、30年以上前の作品。

    古代エジプトの物語は実写も難しく、当時の習慣や思想、人名等も混乱しがちなのでコミックはとても分かりやすかった。

    ネフェルティティの娘であり、ツタンカーメンの妻であるアンケセナーメン。

    やはり、胸像やマスクのようないかにも《古代エジプト》的な学術的にも優れた資料がないと、世界史を選択しなかった自分のようなタイプなど多くの人にはイマイチ知名度がない。知らなかったし。

    最終的に、あれだけ反発していた母・ネフェルティティと同じ一神教の世界を目指す姿勢は信念とともに健気にも思えた。


    〜この世には、納得できないことはたくさんある。
     知恵でも、経験で

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    2025年05月08日
  • アトンの娘(2)

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    母・ネフェルティティの政治手法に疑問を抱きつつ王妃となったアンケセナーメン。

    いろいろあったけれど幼馴染だったツタンカーメンとの結婚を果たす。   

    いやはやこのカップルがいかんせん若い。
    10代前半(婚姻成立当時アンケセナーメン13歳、ツタンカーメン11歳。)の2人は正義感と自身の感情が先に立つが、絶対権力者の母・ネフェルティティには敵わない。

    しかしながら成長するにつれ国家や民を振り返ると…
    いつのまにか母と同じような考えが浮かんでいる。

    神とは?国家とは?

    この2人の政治的手腕とは…。3巻に続く。

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    2025年05月08日
  • 心中天網島

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    微妙な心理描写が巧い『心中天網島』のおさんが意地を見せるシーン、これは里中満智子にしか描けないと思った

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    2024年12月15日
  • 漫画を描く 凛としたヒロインは美しい

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    天上の虹を通読しファンになってから天平時代の連作やギリシャ神話、オペラ、ブッタなどなど様々な作品を家族ぐるみで里中作品を楽しんでいます 勝手にいつか朝ドラの主人公になるはずと思い込んでいたところ発売された自伝に飛びついて購入しました

    幼少期やデビュー当初のお話は、思春期特有の悩みや当時の時代背景も合わせて楽しめます 作品のバックグランドになったエピソードなども交えて大変興味深かったですね

    読んでみて気づいたのですが自分が好んで読んでいた歴史物や古典の紹介マンガは里中先生のごく一部でそれ以外に多くのマンガを発表されてるという事です

    逆に知らない作品の話題は、読んでもピンとこなくて飛ばしなが

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    2024年04月27日
  • 天上の虹(1)

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    最近初めて手にした漫画。私はなぜ学生時代に読まずに過ごしたのか、悔やみます。21世紀の日本と比べたら進んだ日本社会なんじゃないかしらとも感じました。学生時代に読んだら少女マンガの要素の恋愛に意識が向いて讃良の政治家として母としての心の動きを理解しようとしなかったかもしれないとも思います。オバさんになった今、大河ドラマ観てる感覚で楽しめました。

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    2024年05月08日
  • 天上の虹(4)

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    「里中満智子のこういう理性的な独白が続く物語の運びが、優等生的というか理知的すぎて苦手だったな」と今頃、思い出した。
    でも、1300年以上前の人たちの話を生き生きと描くのはさすが大漫画家なんだと思う。
    絵の素晴らしさや漢字に大和言葉のルビを見られないのがつらい。
    私は強度近視なので、コンタクトレンズも遠近両用メガネも小さなものは見づらい!
    大きな愛蔵版を作ってほしい。

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    2023年08月31日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    アンパンマンのマーチもアンパンマンたいそうもジーンとくるのは、子どもたちから愛されるアンパンマンのイメージがあってこそというのは重要な気がする。
    幼少期にアンパンマンを見て育ったからこそ、改めてその歌詞の深さに考えさせられ、勇気づけられている気がする。

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    2023年08月16日
  • 天上の虹(2)

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    兄弟である中大兄皇子と大海人皇子。額田王と大海人皇子の和歌が有名であるが、中大兄皇子の妻となった額田王はかつて大海人皇子の妻であり間に子供もいた。
    そしてのちに持統天皇となる、大海人皇子の妻は、中大兄皇子の娘。
    大海人皇子は壬申革命を起こし、実の兄である天智天皇を倒して天武天皇となる。
    この事実だけでもドラマがあるなと思っていたので、それが漫画の物語としてどう描かれるのか興味を持ち手に取った。

    それぞれの人物が抱える苦悩や孤独が、史実に基づいてとてもリアルに描かれている。構成も無理がなく抜群だと思った。

    リアルな人間ドラマが繰り広げられていて、歴史が単なる事実ではなく、そのとき生きた人間の

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    2023年07月30日
  • ギリシア神話(4)

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    今回の中心は呪われた国、テバイの話。
    テバイを建国したカドモスが、かつてアレスの龍を殺したため、この国は呪われる運命となった。次から次へと子や孫が悲惨な死に方をした。
    中でも特に悲劇だったのはライオスとオイディプスの代だったようだ。
    テバイの王、ライオスは若い頃犯した罪が元で、呪われていた。予言者によると、「そなたはいずれ、自分の息子に殺されるだろう。」と、
    だから、ライオスは自分の息子が産まれると、その足にピンを打ち付け、部下に谷に捨てにいかせた。だがその子は、コリントス王の部下に拾われ、コリントス王の跡継ぎとして育てられた。名前はオイディプス。
    オイディプスが大きくなって、ある日アポロンの

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    2022年07月26日
  • ギリシア神話(3)

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     この世に季節が生まれた理由。それは冥界の王、ハデスが農耕の女神デネメルのかわいい娘、コレーニ恋し、一度は無理やり妃にしたが、コレーとデネメルに乞われて、地上に返した。だが、お別れの際にコレーに柘榴を4粒食べさせたので(冥界の食べ物を口にすると冥界から離れられない)、コレーは一年の4分の1は冥界の妃でいなければならなくなった。その間、コレーの母デネメルが、娘に会えない悲しみに暮れ、農作物が枯れる季節となったから。

     いつもおしゃべりばかりして、最高女神・ヘラの怒りを買い、人の話の最後を繰り返すことしか出来なくなったニンフのエコー。
     アポロンの息子で医術の達人だったが、死者までも蘇らせ、生と

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    2022年07月25日
  • 天上の虹(6)

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    これまでほとんど漫画の長編シリーズものは読んだことがなかった。日経新聞の「私の履歴書」に里中満智子氏が登場したのをきっかけに、このシリーズを「大人買い」して一気に読んだ。歴史ものの小説は登場人物が多く、本作は古代の天皇をめぐる物語なので親子関係や夫婦関係が入り組んでいて、登場人物の関係性を頭に入れることだけで大変だ。本作はマンガという手法を使うことによって顔だちや服装の雰囲気で人物が特定しやすく、また各巻のはじめには人物相関図が絵入りでついているので助かる。
    時代や国がどこであろうと、権力を手に入れたものが自分の寿命に限りがあることを意識したとき、後継者として愛する子供を選ぶのか、指導者として

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    2022年07月06日