里中満智子のレビュー一覧
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先日古本屋で読んでみたものです。
70年代序盤ごろに描かれたものなので、今だとここまで
衝撃的でないかも…て箇所も。
もともと文庫版2巻~4巻(最終巻)しかなかったので
序盤は知らず、しっかり読んだのは最終巻だけですが、
最終巻面白かった!
笑美子(エクボ)、路美(ロミ)、司、高志の4人の男女がメインなんですが、
エクボは明るい等身大の女の子、
ロミは気丈で芯の激しい女の子、
司は当初は不良でやはり芯の激しい男の子、
高志はちょっと優柔不断な優しい男の子。
当初は高志に憧れていたエクボがロミの男前(笑)ぶりにも憧れ、
高志は正反対の2人の女の子両方に惚れ(笑)、
司はロミの激しさに惚れ、
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里中満智子さんによる、30年以上前の作品。
古代エジプトの物語は実写も難しく、当時の習慣や思想、人名等も混乱しがちなのでコミックはとても分かりやすかった。
ネフェルティティの娘であり、ツタンカーメンの妻であるアンケセナーメン。
やはり、胸像やマスクのようないかにも《古代エジプト》的な学術的にも優れた資料がないと、世界史を選択しなかった自分のようなタイプなど多くの人にはイマイチ知名度がない。知らなかったし。
最終的に、あれだけ反発していた母・ネフェルティティと同じ一神教の世界を目指す姿勢は信念とともに健気にも思えた。
〜この世には、納得できないことはたくさんある。
知恵でも、経験で -
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天上の虹を通読しファンになってから天平時代の連作やギリシャ神話、オペラ、ブッタなどなど様々な作品を家族ぐるみで里中作品を楽しんでいます 勝手にいつか朝ドラの主人公になるはずと思い込んでいたところ発売された自伝に飛びついて購入しました
幼少期やデビュー当初のお話は、思春期特有の悩みや当時の時代背景も合わせて楽しめます 作品のバックグランドになったエピソードなども交えて大変興味深かったですね
読んでみて気づいたのですが自分が好んで読んでいた歴史物や古典の紹介マンガは里中先生のごく一部でそれ以外に多くのマンガを発表されてるという事です
逆に知らない作品の話題は、読んでもピンとこなくて飛ばしなが -
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兄弟である中大兄皇子と大海人皇子。額田王と大海人皇子の和歌が有名であるが、中大兄皇子の妻となった額田王はかつて大海人皇子の妻であり間に子供もいた。
そしてのちに持統天皇となる、大海人皇子の妻は、中大兄皇子の娘。
大海人皇子は壬申革命を起こし、実の兄である天智天皇を倒して天武天皇となる。
この事実だけでもドラマがあるなと思っていたので、それが漫画の物語としてどう描かれるのか興味を持ち手に取った。
それぞれの人物が抱える苦悩や孤独が、史実に基づいてとてもリアルに描かれている。構成も無理がなく抜群だと思った。
リアルな人間ドラマが繰り広げられていて、歴史が単なる事実ではなく、そのとき生きた人間の -
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今回の中心は呪われた国、テバイの話。
テバイを建国したカドモスが、かつてアレスの龍を殺したため、この国は呪われる運命となった。次から次へと子や孫が悲惨な死に方をした。
中でも特に悲劇だったのはライオスとオイディプスの代だったようだ。
テバイの王、ライオスは若い頃犯した罪が元で、呪われていた。予言者によると、「そなたはいずれ、自分の息子に殺されるだろう。」と、
だから、ライオスは自分の息子が産まれると、その足にピンを打ち付け、部下に谷に捨てにいかせた。だがその子は、コリントス王の部下に拾われ、コリントス王の跡継ぎとして育てられた。名前はオイディプス。
オイディプスが大きくなって、ある日アポロンの -
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この世に季節が生まれた理由。それは冥界の王、ハデスが農耕の女神デネメルのかわいい娘、コレーニ恋し、一度は無理やり妃にしたが、コレーとデネメルに乞われて、地上に返した。だが、お別れの際にコレーに柘榴を4粒食べさせたので(冥界の食べ物を口にすると冥界から離れられない)、コレーは一年の4分の1は冥界の妃でいなければならなくなった。その間、コレーの母デネメルが、娘に会えない悲しみに暮れ、農作物が枯れる季節となったから。
いつもおしゃべりばかりして、最高女神・ヘラの怒りを買い、人の話の最後を繰り返すことしか出来なくなったニンフのエコー。
アポロンの息子で医術の達人だったが、死者までも蘇らせ、生と -
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これまでほとんど漫画の長編シリーズものは読んだことがなかった。日経新聞の「私の履歴書」に里中満智子氏が登場したのをきっかけに、このシリーズを「大人買い」して一気に読んだ。歴史ものの小説は登場人物が多く、本作は古代の天皇をめぐる物語なので親子関係や夫婦関係が入り組んでいて、登場人物の関係性を頭に入れることだけで大変だ。本作はマンガという手法を使うことによって顔だちや服装の雰囲気で人物が特定しやすく、また各巻のはじめには人物相関図が絵入りでついているので助かる。
時代や国がどこであろうと、権力を手に入れたものが自分の寿命に限りがあることを意識したとき、後継者として愛する子供を選ぶのか、指導者として