SAKURA さくら 桜さんのレビュー一覧
レビュアー
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そういう事か…!
因縁のある佐々木君が再び木戸家へ…。心を痛めつつも、慎太郎さんへの愛を胸に彼を許す麻子の懐の深さに感動。(慎太郎さんはまだ許してない様子だったけど) 一方で、えい子との件にも新展開が…。前にえい子と慎太郎さんとの写真見た時は「えっ?」と思ったけど、今回の佐々木君の回想シーンと、麻子の「子を認知しよう」と言った時の、慎太郎さんのキョトンとした表情、そしてえい子と見知らぬ男性とのロケットの写真…。「そういう事…!」と全てが繋がった。次回は慎太郎さんが何故親子を援助してたのかが明らかになるのかな…。(今回は色っぽいシーンなしだったんで、ちと寂しい…って思った不埒な自分w )
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まさに春の訪れ…
前巻までの展開で、ある程度ウヌとヒョンの明るい未来を予感させてたけど、最愛の人・ウヌの為に、彼女への待遇や後宮の有方を、反対派に反発の暇を与えず改革をしてみせたヒョンの鮮やかさ。有言実行する事で、生涯ウヌへの愛を貫く事を公言したんだね。ウヌもまた変わった。ヒョンが受けた傷を見て、彼を貶めようとした者達に激怒。かつては自分を苛めた女官達を庇う程寛大だったウヌが…。でもそんなウヌの優しさに触れ、相手を思いやる事を覚えたヒョンがそれを宥めて…。そうやって冬の吹雪のように荒れた中で生き、愛を育んだ二人にようやく春が訪れた…どうか幸多からん事を。
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購入済み
十市皇女というと、額田王の娘であり、権力争いに翻弄された悲劇の皇女…というイメージだった。それと夫である大友皇子と高市皇子との三角関係に揺れていたとも…。万葉集にある挽歌から、高市が十市に恋愛感情を持っていたんじゃないかとは思っているけど、一方で大友とは本当に形だけの夫婦だったのか…?と疑問だった。この本を読んで、本当は十市と大友の仲はむしろ良好だったんじゃないかという思いが強くなった。その後の天武朝での十市の様子や、彼女に仕えていた侍女の歌から、十市は正直生き甲斐すら失っている状態だったのでは…と思えたから尚更…。(十市の急〇も病気というより自〇の可能性大だし) とはいえ、それが事実だとし
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ネタバレ 購入済み
これを読んで思ったのは、人間にとっての罪の線引きは難しいという事。一見正しいと思ってた事が犯罪だったり、大丈夫だと思ってした事が犯罪の元になってたり…。この本の物語でも、実際軽犯罪にはなるかな…とも思える物もあるので、どこまでを罪とするか本当に至難だ。それにしても、それぞれの想い人にそれを暴かれるとは…。(しかも、館シリーズでお馴染みの男性陣)この4人に共通するのは、名前が似てる事と(姉妹じゃなければ、血縁でもないのに驚)、その想いが実らない事。(相手が妻帯者だったり、他に本命がいたり) ともあれ、彼女達が罪とどう向き合って行くか、その行く末が気になる。
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必然の出逢い…だったんだな
木戸さんと麻子の馴れ初め…って、妹のひろ子の縁談が持ち上がる以前に、二人は出逢っていたとわかり、まさに「必然の出逢い」だったんだな、と思った。父親との確執、犠牲になった者達、生まれついた家を呪いたくなる程、投げやりになっていた木戸さんだけど、今でも変わらぬ優しさと強さを持つ麻子の存在は、空虚だった彼の心を埋めていった…。たぶん、木戸さんはこの時から、麻子が自分同様、親の愛に恵まれていない事を察してたんだな…で、結婚の際、麻子の家を訪れ、それを確信したんだと…。出逢うべくして出逢った二人…その想いが全てを好転できますように…。
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本当の想いは…?
今まで、額田王のいた時代の(飛鳥時代)の小説や漫画を幾つか見てきたけど、殆どが当時の資料や有力説を元にしていた。でも元にしたものには、今でもそうだが、私的な事(特に恋愛)は資料に書かれない場合が多いし、ましてや当人の本心を推し測るのは難しい…。そういう点から私がいつも思ってた事…「額田が愛してたのは、大海人か中大兄か、それとも…?」だった。まあ、どんなに紐解いても額田の本当の想いは想像するしかないのだけれど…。実は別の作品で額田が鎌足を選ぶ(!)という展開のがあったのだが(とはいえ、真情を隠す為の口実だったんだけど)、それとも違ったストーリー展開に目を見張った。「こういう見方もできるんだな…」
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