【感想・ネタバレ】罪灯のレビュー

あらすじ

湖のスケート場で死んだ少女。罠にはめたのは誰? 冬都、春都、夏都、秋都が胸に秘めた罪は、それぞれの想い人によって裁かれる。罪と恋を糧に生きる女達の物語。「危険区域」「顔」「魔火」「通訳」の4作を収録。

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Posted by ブクログ

春都、夏都、秋都、冬都。
4人の少女の密かな悪意が殺人を生みます。
少女たちの心に侵入し、解き明かす4人の男性。
仁科、巴田、堂本、吹原の4氏。
百人浜の館に関わる4人であります。
また繋がっている…面白い。

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2010年02月15日

ネタバレ 購入済み

これを読んで思ったのは、人間にとっての罪の線引きは難しいという事。一見正しいと思ってた事が犯罪だったり、大丈夫だと思ってした事が犯罪の元になってたり…。この本の物語でも、実際軽犯罪にはなるかな…とも思える物もあるので、どこまでを罪とするか本当に至難だ。それにしても、それぞれの想い人にそれを暴かれるとは…。(しかも、館シリーズでお馴染みの男性陣)この4人に共通するのは、名前が似てる事と(姉妹じゃなければ、血縁でもないのに驚)、その想いが実らない事。(相手が妻帯者だったり、他に本命がいたり) ともあれ、彼女達が罪とどう向き合って行くか、その行く末が気になる。

#切ない #深い #ドロドロ

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2024年02月16日

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