あらすじ
藤原VS長屋王!華麗な一族の攻防が奈良の都を揺るがす!古代史ロマン「天上の虹」の作者・里中満智子が天平の英雄・長屋王に万感の思いを込めた名作、激動の第2巻!
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この作品を読んで思うのは、「真実」って一体どこにあるんだろうということ。不比等が言うように「正義という名の嘘が必要」と言うなら、じゃあ後世に伝わってる歴史では、果たしてどこまでが真実なのか…どこまで信じればいいのか…。後の長屋の運命にしても、名誉回復されてるとはいえ、公式に罪が取り消されたわけではない。(極めて暗示的) それだけに長娥子とのシーンで、彼が「潔く生きたい」と言っていたのは彼の「真実」だったんだと感じた。それにしても、この時長娥子が感じてた事が現実になるとは…。