【感想・ネタバレ】女帝の手記 5巻のレビュー

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称徳天皇の治世は国にとっても、皇室にとっても「分岐点」だった。もしも阿倍(称徳)の思いが実現していたら、令和の今の皇室はどうなっていたのか…。その時代を生きる者達の思惑と、やはり脈々と継がれてきた「天皇」という存在を、侵してはならない神聖なものと捉えていたのもあって、到底受け入れ難いものだったのだろう。そんな中、神託の真偽を確認し、それを伝えた清麻呂は何を思っていたのか…。結果、阿倍の思いは潰えて、今まで阿倍の(聖武の)血筋を守るのに躍起になっていた藤原氏は称徳の崩御後、一転して聖武の血筋を徹底的に排除する方向へ。そして皇位は阿倍も予想しなかったであろう天智天皇の系統へと…。阿倍の崩御から皇統交替までの経緯は謎が多いが、正直物語的には、阿倍が感情のままに突っ走ってその結果、国における大事に発展してしまった感が否めない。

#深い #タメになる #ドロドロ

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2024年01月27日

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