里中満智子のレビュー一覧

  • 天上の虹(1)

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    「天上の虹」の第1巻をようやく読むことができた。讃良皇女の誕生から描かれるが、父である中大兄皇子や姉である大田皇女、夫となる大海人皇子が勢揃いし、のちの波乱の展開を思うと哀れさえ誘う。有間皇子の逸話も、あらためて読んで胸が痛んだ。

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    2016年02月24日
  • 天上の虹(8)

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    第8巻では、皇女たちの恋模様が描かれるが、何とそのとばっちりで高市皇子が亡くなってしまう。あんなに天武天皇と持統天皇のために尽くしたのに、可哀そうだ。そういったら、登場人物がすべて悲劇的なのだけれど。

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    2016年01月30日
  • 天上の虹(2)

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    第2巻では、白村江の戦いで日本が大敗し百済は滅亡する。あわてて防御態勢を整える中、遂に天智天皇が即位する。漫画では、激動の時代を背景にした人間ドラマが繰り広げられる。斉明天皇、間人皇女、大田皇女が次々に亡くなり、残された人々の運命を変えていく。

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    2016年01月29日
  • 天上の虹(10)

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    ネタバレ

    第10巻では、持統太上天皇の指揮の下、藤原京の建設、律令の制定、そして歴史書の編纂が進む。歴史書の編纂に関連して、多安麻呂が登場、しかも亡き大津皇子の息子という驚きの設定だ。その安麻呂と持統天皇の対決がクライマックスだが、持統天皇の国造りにかけた思いは一歩も退かない。最後は安麻呂が見守る中での大津の姉、大伯皇女の死で幕を閉じる。大津皇子の謀反というひとつの事件が、これほど多くの人生に影響を及ぼすのかとしみじみ思う。

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    2016年01月02日
  • 天上の虹(9)

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    第9巻では、弓削皇子と紀皇女の不倫が彼らの破滅を招き、心身ともに疲れ果てた持統天皇は、後継者争いを恐れて荷瑠皇子を天皇とする。しかし、その統治能力を不安に思い、自らは太政天皇となる。疲れた体に鞭打って国造りに邁進する讃良皇女に「ご苦労様」と同情を覚える。

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    2016年01月01日
  • 天上の虹(6)

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    第6巻では、遂に大海人皇子(天武天皇)が崩御し、讃良皇女たちは長い喪に服す。その間に、息子の草壁皇子も亡くなってしまい、失意の讃良皇女は、亡き夫の遺志を継ぐため女帝になることを決意する。草壁があまりにひ弱で、ちょっと可哀そうだった。

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    2016年01月01日
  • 天上の虹(7)

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    ネタバレ

    第7巻では女帝となった持統天皇が藤原京建設と歴史書編纂を強力に推し進める。一方で、穂積皇子と但馬皇女、弓削皇子と紀皇女など皇族間の様々な愛の形、というか不倫が描かれる。さすがレディスコミック。しかし、こんなにも不倫ばかりではなかったと思うのだが、どうだろう。また、男に頼らないと言った紀皇女が、不倫の愛に夢中になるのは無理があるのではないか。

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    2016年01月02日
  • 天上の虹(5)

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    第5巻では、草壁と大津、二人の皇子の結婚生活と、大名児(おおなこ)という采女を奪い合う様を描き、やがて来る悲劇を予感させる。

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    2015年12月30日
  • 天上の虹(4)

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    ネタバレ

    日本古代を舞台にした男と女の物語。主人公は大海人皇子の正妃・讃良皇女(後の持統天皇)だが、その他にも大勢の登場人物がいて、様々な人間関係を築く。第4巻では壬申の乱を終えた大海人皇子が天武天皇として即位し、権力基盤を固める過程で、天皇の女性関係や優柔不断な息子・草壁皇子の教育に悩む讃良皇女を描く。そしてクライマックスは、高市皇子と十市皇女の悲恋。本当にそんな気持ちを抱いていたかは分からないが、人の心は昔も今も変わらないのではないかとも思わせる。

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    2016年01月02日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    アンパンマンのマーチの詩が最初の見開きにある。どのフレーズも素晴らしく抜粋を許さない。「てのひらを太陽に」に負けず劣らずの名曲である。あらためて一行一行を噛みしめた。絵本時代のアンパンマンが話題になり始めたのが60歳。70歳を過ぎてヒットし94歳の生涯を終えるまで終生現役で描き続けた。70歳を過ぎるまで漫画家としての代表作がなく手塚治虫,石森章太郎などの活躍を目で追うばかりであった。それでも立ち続けた。立ち続けた先には揺らぐことのない空き席が。準備期間の長短は人それぞれ。全5章からなるが、どの章もホロリとさせられる深い感動があった。

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    2014年09月11日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    一番初めに、皆さんご存知「アンパンマンのマーチ」の歌詞が載っていて、これを見ていたら鼻の奥がツーンとしてきた。やなせたかしさんが来し方を振り返ったり、アンパンマンに込めた思いを語っているのを読み進めていく間も、ずっと鼻はツーンとしたまんま。西原理恵子さんがやなせ先生の思い出を書いている所で、あ~ダメだ、とうとう涙が出た。

    テレビや雑誌で見るやなせ先生はいつも笑顔だった。身内との縁が薄く、辛いことの多い人生だったというのは、亡くなって初めて知った。長いこと売れなくて、アンパンマンのヒットは七十近くなってからということも、いつも笑いのネタにされていた。本書を読むと、どこまでもサービス精神旺盛で、

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    2014年07月16日
  • 天上の虹(1)

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    少女の頃、憧れた額田王。
    もう一度、しっかり読んでみたくて。
    「BS歴史館」で里中さんがこの漫画を描いていることを知って、
    あちこち探した末、結局、購入。
    これから先も読みたくなっています。

    ここでの額田は脇役ですが……

    それにしても、「明日輝く」とか「アリエスの乙女たち」とか
    里中センセでおなじみの世界が
    健在で、昔少女は感激です 笑。

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    2013年05月13日
  • 天上の虹(2)

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    自分でもおそろしいほどに
    日本史(だけじゃないけど)を知らないので、
    いっぺんに天皇の名前(と顔。漫画だけど)を
    5人も覚えてしまって、なんだか賢くなった気分。笑

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    2012年10月14日
  • 天上の虹(4)

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    待てないのも若さなのかな…
    十市皇女、しあわせになってほしかった。

    十市は、あのとき何がなんでも
    一世一代の嘘をつくべきだったとわたしは思う。

    嘘からマコトを生んだ額田のように。
    嘘からマコトに気づいた額田のように。
    それは大友だけでなく、きっと十市も救うことになったのに。

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    2012年10月14日
  • 愛人たち 1巻

    購入済み

    男は…

    みんな目先の女に手を出せそうなら後先考えず出してしまうのですね
    先生も仕事関係の人と不倫は危険だと分かるでしょうに…

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    2022年09月29日
  • あした輝く 2巻

    ネタバレ 購入済み

    二巻の感想

    香さんのお母さんは、助産婦でありながら、流産した今日子さんに対して冷たい態度をとるなんて、ワガママで内弁慶な人だと思った。

    香さんと今日子さんの実の娘の未来がワガママで内弁慶に育ったのは、香さんのお母さんに似たからだろう。香さんが未来に厳し過ぎるのは、自分のお母さんと余り相性が良くなかったからではと考えられる。

    それに終戦の数年後は孤児が多い時代なのに、近所の子供たちが幼かった明日香に、あのような暴言を吐くのもおかしいし、明日香が自分が孤児であることを知ってることを育ての両親に隠すなんておかしいと思う。

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    2017年05月28日
  • あした輝く 1巻

    ネタバレ 購入済み

    一巻の感想

    今日子さん達と一緒に日本に帰った町の人達は、無責任な人が多いと思ったし、ひろこが食べ物を粗末にしたのに、食事を作り直そうとして町の人に叱られた今日子さんは人が良過ぎると思った。

    無責任な町の人達に対しても優しい香さんが、ロシアの軍人の一言にカッとなってピストルで打ちまくった展開は無理があるだろう。

    それに衛生兵を辞めた地点で香さんが加賀中尉にピストルを返却すれば、香さんが軍人だったことがバレずに済んだのだから、香さんがロシア軍に捕まったのは、ひろこの自分勝手な発言だけが原因ではないと思う。

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    2017年05月27日
  • あすなろ坂 4巻

    ネタバレ 購入済み

    一巻から四巻の感想

    この作品には、遊郭が三回も出てくる。新吾が友人から遊郭に誘われて断った時と、新之介が酔っ払って友人と遊郭に行った時はともかく、サーシャ、みどりちゃん、さくらちゃんが、さくらちゃんの母が亡くなった後、三人一緒に遊郭で生活する展開は無理がある。

    15歳の割には世間知らずなサーシャに対して、三人一緒に生活する場所として遊郭を紹介した近所のおじさん達は酷い人達だと思った。

    「三人一緒に生活したい」と言ったサーシャに、近所のおじさんが「三人一緒は無理だけど一人ずつ別々の場所に住んで、会うようにすればいいよ。三人一緒に住める所は危険な所しかないから。」と説得して、それを実行すればいいのになあ。

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    2017年05月26日
  • あすなろ坂 3巻

    ネタバレ 購入済み

    一巻から三巻までの感想

    新吾の妻と子供たちが途中から出てこなくなった所が気になります。特に末っ子の、ふみちゃんは可愛いキャラなので、もっと登場して欲しかったなあと思う。

    武雄君が亡くなった後、珠恵が詩絵と忍に辛く当たっていて、その理由を「年頃になれなかった武雄に申し訳ないから。」と説明していましたが、たぶん、それだけでは無く、ふだんから武雄の忠告を聞かずに行動していた詩絵と忍(特に詩絵)のことを恨んでいるのではないかと考えられる。

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    2017年05月26日
  • あすなろ坂 2巻

    ネタバレ 購入済み

    一巻と二巻の感想

    芙美や新吾の兄弟姉妹が、それぞれ何人いるのか、武史の両親や兄弟姉妹のことが描かれていないことが気になった。

    武史が脱藩した時に、武史が家族と別れるシーンが一切描かれなかった所は不自然だ。

    もし、あすなろ坂が再びコミック化されるのなら、作者さんが読者からの漫画に対する疑問にお答えするコーナーがおまけとしてついていたらありがたいと思う。

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    2017年05月26日