里中満智子のレビュー一覧

  • 漫画を描く 凛としたヒロインは美しい

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    70年代にマンガを読み始めた人には、「里中満智子」は神様の一人(唯一神ではないけれど)だったと思います。

    本書で紹介された「スポットライト」の初掲載号を買ってもらっていました。その時先生はデビュー11年目くらい…でも、「ピアの肖像」でデビューした天才少女の肩書はそのままで、天才の作品は読まなければ!と子ども心に思ったことを覚えています。
    その後も多くの才能が生まれますが、やはりさきがけ。そのエピソードの数々にうわ〜と思いながら読み進めました。

    一番印象に残ったのは、スペースシャトル搭乗ツアー申込、申込金額、チャレンジャー号の事故によるツアーの自然消滅、円高による返金額の為替差損…(!)約4

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    2024年11月06日
  • 漫画を描く 凛としたヒロインは美しい

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    御大里中満智子先生の、私の履歴書のまとめ。

    本当に、真面目で真摯な人なんだなと思う。
    漫画家になる理由が、漫画を守るためって、どれだけ真面目なのって。

    今の漫画界を作って来られた英雄の一人。
    技法書では全くないし、今漫画家になりたい人が読んでも全然役に立たないと思うが、漫画に関わってる人は、一服してぜひ振り返ってもらいたい。

    そんな本。

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    2024年07月01日
  • ギリシア神話(1)

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    ネタバレ

    奇しくも語る。『要するにギリシア神話は「あんな話」「こんな話」がてんでバラバラ。だから、自分の解釈で順序だてるしかない!』

    ギリシャ神話もこのくらいのボリュームで端折ってくれると、わかりやすくなることに気づかせてくれました。削るのは大変だったろうね。一方では、神々の名前の羅列になっているのは、しかたがないのかもしれない。

    本当は、作品内に登場する神々に、それぞれの物語がある。たとえ、本書では名前だけでも。
    逆に、「パンドラの匣」では、匣を開けた後のくだりが素敵です。「そして 信じてください 私がいれば 道はひらけると」そんな気にさせられます。

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    2022年06月11日
  • 心中天網島

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    サクッと読めるけど、思ったより関係複雑!
    どの話を読んでも、なぜか 
    この男、情けない…
    という感想が出るものばかり。

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    2022年04月30日
  • 天上の虹(6)

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    壬申の乱、そういう物語だったか〜
    いやもちろん相当脚色はしてるだろうけど
    天智天皇は今更だけど、かなりの統治者だったような感じ
    また、蘇我氏の台頭(専横)を防ぎ、大化改新を開始?した点も偉業なんだろう
    里中満智子はやっぱり、世代のせいもあるけど「トキワ荘系」な感じする

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    2022年03月18日
  • 天上の虹(3)

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    ちょっと思うけど 死者に名誉毀損は適用されないそうだ
    まあ、歴史(小説)とか発表できなくなるからな
    にしても 、天皇家、えらい言われようやな〜 とは、ちょっと思う

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    2022年02月20日
  • 天上の虹(1)

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    昔全巻読んだのを読み返している
    なかなか興味深いというか おもろい展開
    それにつけても どこまでが本当でどこまでフィクションなのか
    確かめようが無い、ところにロマン?など盛り込める余裕があるよね

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    2022年02月13日
  • 天上の虹(11)

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    漫画なのに、考えながら読まないと、人間関係が分からない。それでも、この時代に想いを馳せ、考えるきっかけとなってくれる。漫画だからこそ絵としておちてくる。素晴らしい。

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    2021年01月11日
  • 天上の虹(4)

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    万葉集の世界は、恋に正直でおおらかな時代を感じさせるが、どっこい政治の世界は今と変わらずドーロドロ。

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    2020年12月13日
  • 天上の虹(2)

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    血族での婚姻。ぐじゃぐじゃ。そして、殺し合い。太古の昔から、権力志向って、危険の極み。純粋に民の為の政治家を目指す者って、稀なのか。

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    2020年12月03日
  • 心中天網島

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    日本の古典をマンガで読むシリーズの近松門左衛門シリーズ

    一話 奥さんに頼まれて嘘をつき通そうとした遊女と紙屋の主人の心中ものを描いた「心中天網島」
    二話 どうしようもないバカ息子が殺人を犯してしまう「女殺油地獄」
    三話 優柔不断な色男が流されるままになってたら大変なことになっちゃった~という「槍の権三帷子」
    四話 婿入りのための支度金を継母が使ってしまった&友人に騙されて大金を失った醤油屋のボンボンと遊女の心中を描いた「曽根崎心中」

    あ~もうね、心中ものに出てくる男の人ってホントにイライラする~。
    主人公の男の人がとことんどうしようもない!
    その反面、女の人が一途で泣かせる!

    ってあれま

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    2018年10月23日
  • ギリシア神話(1)

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    里中満智子さんがギリシア神話をマンガ化したシリーズの第1巻。
    サブタイトルは「至高神ゼウス」でした。

    旧約聖書とローマとギリシアの神話がゴチャゴチャになっているので、これで整理しようと思います。

    けっこう日本の神話も含めてかぶる話があるんだね。
    末子相続的な話とか、洪水とか…ね。

    しかし、ゼウスさんを筆頭とするオリンポスの神々は、かなりの恋愛至上主義で人間くさい感じがするなぁ…。

    至高神って言われても、ゼウスさんのどこが至高なのかは全然わかりませんでした。
    女性に超~積極的ってことだけは、よくわかりました。

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    2016年12月28日
  • 天上の虹(1)

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    「天上の虹」の第1巻をようやく読むことができた。讃良皇女の誕生から描かれるが、父である中大兄皇子や姉である大田皇女、夫となる大海人皇子が勢揃いし、のちの波乱の展開を思うと哀れさえ誘う。有間皇子の逸話も、あらためて読んで胸が痛んだ。

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    2016年02月24日
  • 天上の虹(8)

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    第8巻では、皇女たちの恋模様が描かれるが、何とそのとばっちりで高市皇子が亡くなってしまう。あんなに天武天皇と持統天皇のために尽くしたのに、可哀そうだ。そういったら、登場人物がすべて悲劇的なのだけれど。

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    2016年01月30日
  • 天上の虹(2)

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    第2巻では、白村江の戦いで日本が大敗し百済は滅亡する。あわてて防御態勢を整える中、遂に天智天皇が即位する。漫画では、激動の時代を背景にした人間ドラマが繰り広げられる。斉明天皇、間人皇女、大田皇女が次々に亡くなり、残された人々の運命を変えていく。

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    2016年01月29日
  • 天上の虹(10)

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    ネタバレ

    第10巻では、持統太上天皇の指揮の下、藤原京の建設、律令の制定、そして歴史書の編纂が進む。歴史書の編纂に関連して、多安麻呂が登場、しかも亡き大津皇子の息子という驚きの設定だ。その安麻呂と持統天皇の対決がクライマックスだが、持統天皇の国造りにかけた思いは一歩も退かない。最後は安麻呂が見守る中での大津の姉、大伯皇女の死で幕を閉じる。大津皇子の謀反というひとつの事件が、これほど多くの人生に影響を及ぼすのかとしみじみ思う。

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    2016年01月02日
  • 天上の虹(9)

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    第9巻では、弓削皇子と紀皇女の不倫が彼らの破滅を招き、心身ともに疲れ果てた持統天皇は、後継者争いを恐れて荷瑠皇子を天皇とする。しかし、その統治能力を不安に思い、自らは太政天皇となる。疲れた体に鞭打って国造りに邁進する讃良皇女に「ご苦労様」と同情を覚える。

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    2016年01月01日
  • 天上の虹(6)

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    第6巻では、遂に大海人皇子(天武天皇)が崩御し、讃良皇女たちは長い喪に服す。その間に、息子の草壁皇子も亡くなってしまい、失意の讃良皇女は、亡き夫の遺志を継ぐため女帝になることを決意する。草壁があまりにひ弱で、ちょっと可哀そうだった。

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    2016年01月01日
  • 天上の虹(7)

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    ネタバレ

    第7巻では女帝となった持統天皇が藤原京建設と歴史書編纂を強力に推し進める。一方で、穂積皇子と但馬皇女、弓削皇子と紀皇女など皇族間の様々な愛の形、というか不倫が描かれる。さすがレディスコミック。しかし、こんなにも不倫ばかりではなかったと思うのだが、どうだろう。また、男に頼らないと言った紀皇女が、不倫の愛に夢中になるのは無理があるのではないか。

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    2016年01月02日
  • 天上の虹(5)

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    第5巻では、草壁と大津、二人の皇子の結婚生活と、大名児(おおなこ)という采女を奪い合う様を描き、やがて来る悲劇を予感させる。

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    2015年12月30日