里中満智子のレビュー一覧
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感想総まとめ
身分の低い女性を差別し都合のいい女扱いする不誠実な男性や、愛のことしか考えない視野の狭い女性親族が大勢周りにいる、みどりちゃん、
ロシア革命で孤児になったサーシャ、
優しいが甲斐性なしの父、有馬家の刀を売ったお金を着物に使い、子供を学校に通わせない非常識な母(せめて最年長のサーシャだけは学校に通わせたら良かったのに)の元に生まれ育った、さくらちゃん、
三人とも家庭環境に恵まれない上に、遊郭でこき使われた苦労人だけど、さくらちゃんは優しい旦那さんと結婚して子供たちに恵まれて、最終回で、みどりちゃんとサーシャが、あすなろの樹の下で結ばれて幸せになって良かった。
あすなろ坂は -
Posted by ブクログ
予想より早く完結!もうあと数年かかるかと思ってた。
362頁の
「(持統天皇は)その場しのぎの気休めはいっさいおっしゃらない それは真の優しさだとわたしは思います」
という阿閇のセリフがよかったな~。
相手の気持ちを慮って、と理由をつけて、その実自分がその場を快適にすごすためにその場しのぎの適当な事を言う、というのは責任感の強い讚良にはできなくて、でもそのことで人から「きつい」と言われたり、自分でも優しくなれない、と悩んでいて…という感じだったので、最後に阿閇にそう言ってもらえて、ずいぶん救われたのではないかと思う。
また、そう言える阿閇も、強くて優しい人だなぁと思った。 -
Posted by ブクログ
70年代にマンガを読み始めた人には、「里中満智子」は神様の一人(唯一神ではないけれど)だったと思います。
本書で紹介された「スポットライト」の初掲載号を買ってもらっていました。その時先生はデビュー11年目くらい…でも、「ピアの肖像」でデビューした天才少女の肩書はそのままで、天才の作品は読まなければ!と子ども心に思ったことを覚えています。
その後も多くの才能が生まれますが、やはりさきがけ。そのエピソードの数々にうわ〜と思いながら読み進めました。
一番印象に残ったのは、スペースシャトル搭乗ツアー申込、申込金額、チャレンジャー号の事故によるツアーの自然消滅、円高による返金額の為替差損…(!)約4 -
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感想
里中満智子というと少女マンガのまじめな恋愛ものを描く人だとばかり思っていたが、母子の話ではあるがちょっと変わったギャグマンガを少年誌に乗せていたことに驚いた。もっとも当時の掲載誌の少年マガジンは梶原一騎の作品群や釣りキチ三平などが人気を集め、立ち読みばかりしていた私の目にはほとんどとどまるところが無かった。ちいさな小学生のような姿の麦子の活躍に女性目線の風刺が効いていて、男の読者にも一考を促すような場面があり、ほのぼのとしていながらも毅然とした作者の主張がにじみ出ている気がした。最近、私は当時連載のデロリンマンやイヤハヤ南友を確かめたくて古いマガジンを入手後に、気になってこの電子ブックを購入し
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ヒロインは
今日子がヒロインだと思ってたけどメインは明日香なのかな。
里中さんの作品では女性3代記みたいなのがよくあるのでこれもそのタイプ。
しかしいきなり子供抱いた女性が息子の妻ですって出てきたらビビるわ。
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朝ドラ的
太平洋戦争時の満州を舞台にした作品です。
病院の娘の今日子は敗戦で混乱した満州から引き揚げるのですが、協力した中国人少女が殺されたのがかわいそうでした。 -
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全巻の感想
ワガママだった未来が、進吾との初恋で、素直な性格になり、後に進吾と結婚するシーンをみて、良い恋をすると人は成長するんだなぁと思った。
優等生で面倒見の良い明日香が、いい加減な矢代との初恋、失恋、その後復縁したのは、明日香にも男性を見る目が無いという欠点があり、作者さんが「欠点の無い人間はいない」というメッセージを読者に伝えたかったからなのかもしれない。
個人的に、あした輝くのベストカップルは、万葉集の歌のやりとりがきっかけで結婚した緑川先生夫婦(明日香の実の両親)だと思う。
香さんと今日子さんは、天真爛漫で可愛いカップルだけど、裸関連のエピソードだけは共感出来なかった。