岩波明のレビュー一覧

  • 心に狂いが生じるとき―精神科医の症例報告―

    Posted by ブクログ

    世の不条理を淡々と語る本書。似非科学に切り込みつつ、現実を突きつける...。日本特有の社会構造にも言及し、現代の闇を鋭く抉っている。裁判員に選ばれたら? まっとうな判断をできるだろうか?

    0
    2020年10月04日
  • 狂気という隣人―精神科医の現場報告―

    Posted by ブクログ

    約10年前の著作。事例を用いた持論展開は良。精神科患者施策の歴史的な背景と制度などの構造的な課題提起、イギリスの例示等による改善策の提示。人口当たりの精神科病床数が減らない日本。精神疾患を抱える方々にはまだまだ地域移行の壁が高く重く立ちはだかっている...。触法精神障害者の対策、と言っている段階では排除の論理にならざるを得ない状況にあるのだろう。

    0
    2020年08月22日
  • 誤解だらけの発達障害

    Posted by ブクログ

    ADHD、ASDについて専門的な勉強をはじめるにあたり入り口としては良いのかなと思う。分量的には9割型子供のことに関しての文書なので、大人の発達障害について学びたい場合本書がメインではないと思う。

    0
    2020年08月13日
  • 天才と発達障害

    Posted by ブクログ

    創造性、独創性が高い天才たちの多くには発達障害と思わられる性質があった。
    ADHDや自閉症。鬱病や統合失調症らしき人もいた。
    しかし世間では、特に日本では常人から逸脱した人は排除されがち。
    この世界は才能ある人たちにとって生きずら過ぎるかも。

    天才たちのエピソードが単純に面白いので楽しく読める。
    個人的に島倉伊之助さんのエピソード好き。

    0
    2020年05月15日
  • 大人のADHD ――もっとも身近な発達障害

    Posted by ブクログ

    最近、診断を受けている人が増えているというニュースを聞いたので読んでみた。事例を示すのでイメージしやすい。

    0
    2020年04月11日
  • 発達障害

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    精神科関連の本を読んでいると、他の診療科では、そうそうある訳ではない誤診が平気であるということと紹介されている。
    そして、同じ精神科領域でありながら、一般人が新書で得られる知識すら持ち合わせていない事も多い。
    にも関わらず、日本の精神医学界で、それを何とかしなければならないという風潮や反省がみられない。

    0
    2020年02月28日
  • 発達障害

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者が発達障害、特にASD(自閉症スペクトラム)、ADHD に精通しており、誤診が多い特徴等を含め、発達障害についてわかりやすく説明されている。

    特に印象的であったのは、ASD とADHDの差だ。ASDは「対人関係の障害」「常同的な行動パターン」が特徴であり、対しADHDは「多動・衝動性」「不注意」が特徴であるが、ADHDは衝動性ゆえに、他者の気持ちを鑑みる前に思ったことを口にしてしまう等、一見対人関係の障害と類似した傾向が見られる場合がある。

    すなわち、ASDの場合はそもそも他者に興味がないため、対人関係を築かないが、ADHDの場合は、他者と関係を築きたくとも、目の前の刺激を優先してしま

    0
    2019年12月30日
  • 精神科医が狂気をつくる―臨床現場からの緊急警告―

    Posted by ブクログ

    食事療法、フロイトなどを大上段から斬りまくる爽快感のある論旨。ケースの紹介も交えながら説得力のある展開に頁を捲る手が止まらない...。ただ、残念なのは反論のデータの詳細が記載されていないこと。他の著作にはあるのかな...。他作品も読んでみたい。

    0
    2019年11月11日
  • 発達障害

    Posted by ブクログ

    「ああそうなのか」と思う部分もあり、「そうなのかなあ」と思う部分もあり。結局、人の行動を見て素人の私が判断するべきことはないし、どうこうできることもないということを痛感しました。

    0
    2019年10月31日
  • うつと発達障害

    Posted by ブクログ

    うつと発達障害の見分け方について書かれた本……のつもりで読んだら、「うつ病から発達障害様の症状が出る人より、発達障害の二次障害でうつ病になる人のほうが多い」旨の一言くらいしかその点については触れられなかった。ADHDとASDの差異についての話のほうが余程充実していた。帯や目次をよくみればわかることではあるが、うつ病についての文章自体が全体の割合として低いし、タイトルの付け方間違ったんじゃないかな……。内容自体は堅実でよかったのだけど。

    0
    2019年07月20日
  • 天才と発達障害

    Posted by ブクログ

    野口英世、南方熊楠、モーツアルト、マーク・トウェイン、ヴィトゲンシュタイン、山下清、大村益次郎、ダーウィン、アインシュタイン、ドイル、サティ、ヘミングウェイ、チャーチル、ルーズベルト、夏目漱石、芥川龍之介、サリンジャー、中原中也、エリック・クラプトン、フレディ・マーキュリー。。。

    本書で、ADHD, ASD、うつ病、統合失調症として紹介された人々のエピソードが満載でした。人類の歴史や科学、芸術の発展に寄与したこれらの人々が、平均的性格傾向から、程度の差はあれ解離していたという事実に、大きな業績を生むにはある意味、その心的風景も並外れていることが求められているのか、という印象も持ちました。

    0
    2019年06月08日
  • 発達障害

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    そもそもなぜこの本を購入しようと思ったか、まずはそこから思い出すべきなのだろうが、いかんせん2年くらい前のため思い出せない。

    ポイントとしては、一部の人はその症状を抱えていたとしても「場数」をこなすことによって、どのタイミングでどう振る舞えば良いか学習ができること。一方、そこまで本人や周囲にも理解を持って接してもらう必要があることから、やはり幼少期にこの傾向に気付くかどうか、その上で対策を取れるかどうかに依るところが多いと感じる。

    特定のレッテル貼りや一部の天才を取り上げて肯定をすることが、昨今の流行りのようにも見える。曖昧であるがために、そういった用途には適してしまっている。(ある種の特

    0
    2019年05月06日
  • 他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑

    Posted by ブクログ

    日本人の特性、ネット社会、SNS、メディアの取り上げ方、興味があることは人の不幸、炎上、等々、現代社会での現状を語る。匿名性の中で他人を吊し上げることで溜飲を下げることが一般化しているのか。著名人や公の立場の人はうっかり本音など言えたものではない。

    0
    2019年01月20日
  • 狂気の偽装―精神科医の臨床報告―

    Posted by ブクログ

    心の病が「ブーム」になってしまっていないか?
    心の病の実態についてわかりやすく書かれている・・・のだけど、正直内容忘れちゃったな。またいつか読んでみよう。

    0
    2019年01月02日
  • 大人のADHD ――もっとも身近な発達障害

    Posted by ブクログ

    ADHD(注意欠陥多動性障害)について、初学者にもわかりやすくまとめられている。
    診断基準や症例、治療法なども数多く紹介されていた。
    ADHDの診断チェックリストなどもあるので、自分がADHDなのではないかと不安な人は試しにやってみるのもあり。

    0
    2018年12月06日
  • 発達障害

    Posted by ブクログ

    ●発達障害について知りたくて読んだ。どういう病気なのかはもちろん、主にマスコミによる報道の結果、世間での発達障害への誤解について解説している。

    0
    2018年10月27日
  • 精神鑑定はなぜ間違えるのか?~再考 昭和・平成の凶悪犯罪~

    Posted by ブクログ

    精神鑑定はすべて本人の訴えであり客観的な評価がそもそもできない。また、医師が何か精神状態に異変があったに違いないという態度で面接に臨むと一定の割合で、患者側もこれに応えようと医師が望むような症状に話してしまうという。ときには精神科医の誘導により偽の記憶が無自覚に捏造されることさえある。残念ながら精神科医がこれに気付くことはほとんどない。あまつさえ検察側が提供する資料は検察に都合の良いものばかり。被告に有利な資料は秘匿されてしまう。結果として検察側のシナリオどおりの鑑定となってしまう。鑑定書は矯めつ眇めつあらゆる角度から眺めなければならないということ。精神鑑定には自ずと限界があり、そういうことを

    0
    2018年05月13日
  • 精神鑑定はなぜ間違えるのか?~再考 昭和・平成の凶悪犯罪~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これまで大きな議論となった池田小事件、新宿バラバラ殺人事件、池袋通り魔事件、永山則夫、帝銀事件が扱われている。

    改めてこれらの事件を概観してみると、永山則夫のように情状で論じる必要はあるものの、責任能力には問題がないと思われるケースでも鑑定人の気持ちの持ちようでは(裁判では採用されなかったが)心神耗弱という鑑定結果になったり、池袋の事件のように明らかに責任能力の問題があっても世論におもねって(?)問題なし、という結論になっていたり、時代の空気のようなものも感じられる。

    帝銀事件も容疑者の死亡についてニュースで見たぐらいの知識しかなかったが、内村ー秋元の対立とか、被疑者が犯行自体を認めていな

    0
    2018年04月25日
  • 発達障害

    Posted by ブクログ

    空気が読めないとして爪はじきにされがちな人はASD・ADHDなどの発達障害かもしれない。ドラマや映画の中にもその傾向を持つ人がしばしば描かれる。発達障害であることを認識し適切に対応すれば、仕事も生きづらさも犯罪も、本人にも社会にも、よりよくすることができる。

    診断基準や人口におけるパーセンテージを常に提示し、メディアや実例での具体的な言動事例を描いているのがGOOD。

    0
    2018年04月09日
  • 心に狂いが生じるとき―精神科医の症例報告―

    Posted by ブクログ

    様々な精神疾患の症例が書かれていた。読んでいるわたしの心に狂いが生じそうになった… 現代社会においてこういった精神疾患は誰にでも起こりうるものだということを理解しつつ、それを回避するためにはどうすれば良いのかを考えながら生きていく必要がある。決して他人事ではない。自分がいかに幸せなのかを自覚するところから、改めて始めていきたいと思った。

    0
    2018年03月31日