栗原ちひろのレビュー一覧

  • 有閑貴族エリオットの幽雅な事件簿

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    幽霊っているのかな?
    もしいたら、みえた方がいい。
    だって、そうしたら、もう会えない、話せないって思ってる人と、また会える。また話せる。。

    エリオットとコニーの絆が深い。
    最後の章で、自尊心かあ。と想いに耽った。
    まだまだ謎が多くて、続編に期待。

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    2021年01月02日
  • 死神執事のカーテンコール 時限爆弾の少年

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    人生最後の瞬間。怖いイメージがあるけれど、こんなやり直しができるならちょっと覗いてみたいかも。執事と「迷」探偵のやり取りも、噛み合ってるのかいないのか分からなくて面白くなってくる。他の人の「やり直し」も見てみたくなった。

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    2019年12月20日
  • ある小説家をめぐる一冊

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    設定を生かしきれてない感じはしたかな。でもキャラクターと、キャラクターが繰り広げる軽快な会話はよかった!

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    2019年10月05日
  • 死神執事のカーテンコール

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    ネタバレ

    最初、登場人物が総じて濃くて設定盛っていて仰々しいなあと思っていたのですが、読み終わってみると成程、誰もが「演じて」たんだなと。
    そう考えると、全てに納得、すとんと心の中の落ちるべきところに物語が落ちてきました。
    やっと安心できたと言うか。
    タイトルに「カーテンコール」とある通り(実際は別設定で出てくるカーテンコールではありますが)これは、登場人物たちが与えられた役割を演じた壮大な劇だったなと思います。
    誰も「素」を出していない。
    本当の自分は分からないまま。
    台詞はみんな台本の「台詞」じみて、本音を喋っていない。
    作者様の持ち味でもある会話のテンポは今回も健在で、会話自体は楽しいのですが、や

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    2019年05月13日
  • ある小説家をめぐる一冊

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    思ったほどミステリーでもなく、ファンタジーとも言い難い、現実世界から一歩あちらへ足を踏み入れちゃったかなというくらい。
    違う世界が視える、視えないで言えば、前作の面影がちらほら見える感じ。

    THORES様の絵から想像すると裏切られる。
    もっとだれてるもん(笑)
    料理や食事シーンにはだいぶそそられた!が。

    著者様は、現実世界より撚りファンタジーを書かれる方が良いのではないかね?

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    2017年02月27日
  • 悪魔交渉人 3.生贄の迷宮

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    序盤から依頼現場調査が始まり、人の奥底の本当の望みなど心理的な要素が多かった。
    五得&清水、晶&遊江、遊江&森木、晶&森木。
    それぞれの過去や想い、揺さぶられ、惑い、決別。
    悪魔との交渉は脇役に近くて、人間の心を解いてる感じ(表現しにくい…)。
    晶と遊江にも、それぞれ身体や心に良い変化と悪い変化が現れ始めた感じかな。

    もっと現実的(?)な悪魔との交渉術が見たいなぁと思った、ので、次巻を楽しみに待つ!

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    2015年08月04日
  • 悪魔交渉人 1.ファウスト機関

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    現代日本での悪魔と人との物語。最初はキャラ把握に戸惑ったが読み進めていくとしっかりキャラ立ちし(若干のBLっぽさも)、後半のややご都合主義な展開は気になるが、人の醜さと希望とを面白く読めた。続編前提か、伏線が結構残ってた。

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    2015年06月01日
  • 悪魔交渉人 2.緑の煉獄

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    前回に引き続き二人の掛け合いが面白い。前回同様、ドロドロ感が物足りないが、疲れている時に読むのには適していると思われる。
    まだ続きがあるのかなあ?

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    2015年05月23日
  • 悪魔交渉人 1.ファウスト機関

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    サクサク読める感じが心地よかった。
    二人の掛け合いも面白い。
    もっと悪魔なんだからドロドロしててもいいんじゃないって思えるけど・・・・。続きも楽しみです。

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    2015年05月23日
  • 悪魔交渉人 1.ファウスト機関

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    かっこいいおじさんがたくさん。
    悪魔はアキラが好きすぎる。
    登場人物たちの思いが、
    何が正しくて間違っているのか、
    読んでいるとよくわからなくなってきます。

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    2014年11月22日
  • 悪魔交渉人 1.ファウスト機関

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    ネタバレ

    わかりづらい。キャラは悪くないんだけど取っつきづらい入りだったのでどうにかならなかったのかなと。後半に入り彼と彼の関係なんかが色々わかってからは興味が持ててきたので、もし続きが出たら気にしてはみます。

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    2014年06月28日
  • 影詠みの天花―胡蝶の舞と月の記憶―

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    文章は、ああ手馴れた人の書いたものだなとそれなりに読み進められたけど……ヒロインとヒーロー(の、特に演技中のほうのわざとらしさ)がどうにも好きになれなかった。ヒロイン、可愛くないわけじゃないんだけど……ヒーローと対峙したときのそれでもわたしはあなたが好きなの!のテンションにまったくシンクロできなかったのが敗因かと。あと設定。物や人に憑く影の因縁を解いて斬るってモノノ怪しか思い浮かばなかった。その因縁を解く過程もほぼヒロインの連想力にだけ頼ってて、ちょっとずるいなーと思った

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    2012年09月14日
  • レッド・アドミラル 宿命は絆を試す

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    シリーズ最終
    前半、アルデアが超カッコいい。1巻とは大違いだ。
    後半はちょっと急いだかな…モーティマーの秘密もあっけなさすぎだし、大団円には一つ欠けた感じだし。

    それにしても主人公が男前でカッコいいね!
    シリーズ全体面白かった

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    2012年01月22日
  • レッド・アドミラル 新艦長は嵐を誘う

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    設定や世界観は深いのに、語り口とキャラクターはライトな感じでサクサク読めます。
    4冊目、新章突入にしてやっとなのか突然なのかラブが入ってきました。
    次で最終。今から読みます。楽しみです。

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    2012年01月19日
  • アルケミストの誓約 黄金の騎士の恋物語

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    *上巻『白金の王女の夢物語』の感想と同じです

     上下巻一気読み。おもしろかったー。
     舞台は「剣と銃と魔法」の世界、錬金術と科学、魔法と科学文明の転換点。第一次世界大戦くらいの感じかなと思います。博覧会はロンドン万博で、クライマックスの背景は水晶宮殿っぽい。魅力的な世界観でした。
     細部やサブキャラ関係で描写不足を感じる部分があるものの、主要人物三人の絆の物語としてきれいにまとまっていたと思います。作者あとがきに「アニメ映画の一本も観るような気分で読んでいただけるものを目指してみました」とあったけれどなるほどそんな感じ。
     わたしはご多分に漏れずエルネストが好きですが、ウィルとアンジェリンは

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    2011年07月02日
  • アルケミストの誓約 白金の王女の夢物語

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     上下巻一気読み。おもしろかったー。
     舞台は「剣と銃と魔法」の世界、錬金術と科学、魔法と科学文明の転換点。第一次世界大戦くらいの感じかなと思います。博覧会はロンドン万博で、クライマックスの背景は水晶宮殿っぽい。魅力的な世界観でした。
     細部やサブキャラ関係で描写不足を感じる部分があるものの、主要人物三人の絆の物語としてきれいにまとまっていたと思います。作者あとがきに「アニメ映画の一本も観るような気分で読んでいただけるものを目指してみました」とあったけれどなるほどそんな感じ。
     わたしはご多分に漏れずエルネストが好きですが、ウィルとアンジェリンはさりげなくけっこうな年の差カップルなので断然支持

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    2011年07月02日
  • レッド・アドミラル 英雄は夜明けを招く

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    何か、この巻で打ち切りエンドかと思うような急ぎ足の展開であったが、続くのか。
    続くのなら、これ、二冊くらいに分けてやった方がよかったんじゃないの?

    結構面白いと思ってたのに、今回の急ぎ足っぷりに萎えた。

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    2011年03月22日
  • レッド・アドミラル 羅針盤は運命を示す

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    まず主人公が、人によっては大幅に好き嫌いの分かれるキャラクターだと思います。
    それこそ「王子様」のような容姿に言動で、その上に頭も切れるらしいので理解力も高く、物語はさくさく進んでいきます。

    男所帯の中で平然としていながら、女だからって馬鹿にするのはおかしい・自分は男と同等もしくはそれ以上の働きをしているつもりだと、世の男の不甲斐なさを時おり冗句にも使う主人公。

    これはこれ、としてみればキャラクターも個性が強く、キャラクターの個性をあらわすさりげない描写もそこかしこに散らばっていたので場面を想像すると楽しい部分もありました。何より、絵がきれいです。

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    2010年07月12日
  • オペラ・エテルニタ 世界は永遠を歌う

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    第3回角川ビーンズ小説大賞〈優秀賞〉受賞作品。
    <魔物><呪われしもの><魔法><遺跡>というファンタジー定番のおきまりごとに、この作者ならではのとらえ方を+していて、世界観は面白いと思いました。
    前半は面白い!と思ったのだけど、後半になるとフツーの物語になってゆき、あんまり面白くなかったな。
    結局、世界とストーリーに深みがないのだと思います。
    とはいえ、病弱な主人公(そして剣士であり薬士である!)や、自分の力を制御できないヒロイン、美形の詩人というキャラ設定はいいと思います。主人公と詩人は黒と白でうまく対比されていて、私がいつか書きたい「光と闇」のモチーフ。

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    2009年12月07日
  • オペラ・アウローラ 君が見る暁の火

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    借本。
    シリーズ最終巻、ハッピーエンド好きにはたまらない一冊。
    出来たら、もう一捻り欲しかった。
    このシリーズを読み終えて振り返ってみると、著者の成長が凄く分かりやすい。

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    2012年12月29日