死神執事のカーテンコール

死神執事のカーテンコール

660円 (税込)

3pt

3.0

死神執事と顔だけ探偵の謎ときファンタジー。

役者くずれの猪目空我は、かつてスタイリッシュな探偵役で人気を博した美形男子。とくに探偵としての能力があるわけではないが、とある事情で俳優業を廃業した今、ほかにやれることもないので、見た目重視の雰囲気探偵事務所を開業することにした。そこで格安賃料で借りたのは、とある古い屋敷の一角。ちなみにこの屋敷の住人は謎めいた年若いお嬢様と、彼女のお世話をする美しい執事のみ。ここに怪しさ爆発の大家と店子が誕生した。
一方、お屋敷のお嬢様に仕える執事にも秘密があった。それは彼の正体が死神だということ。その特殊能力としては、まずはひとの寿命が見え、さらに幽霊の姿を見ることもでき、たとえば死にゆく人に願われた場合、三回だけ「カーテンコール」と呼ばれる延命に応じることができる。彼は仕事だけが生きがいの自称エリート死神なのだが、過去の仕事での唯一の汚点を払拭するため、執事姿で人間界に留まっているらしい。
三者三様、それぞれの利害が一致して、なし崩し的に空我と死神は心霊がらみの依頼を解決することになるのだが……。

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死神執事のカーテンコール のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 死神執事のカーテンコール
    660円 (税込)
    死神執事と顔だけ探偵の謎ときファンタジー。 役者くずれの猪目空我は、かつてスタイリッシュな探偵役で人気を博した美形男子。とくに探偵としての能力があるわけではないが、とある事情で俳優業を廃業した今、ほかにやれることもないので、見た目重視の雰囲気探偵事務所を開業することにした。そこで格安賃料で借りたのは、とある古い屋敷の一角。ちなみにこの屋敷の住人は謎めいた年若いお嬢様と、彼女のお世話をする美しい執事のみ。ここに怪しさ爆発の大家と店子が誕生した。  一方、お屋敷のお嬢様に仕える執事にも秘密があった。それは彼の正体が死神だということ。その特殊能力としては、まずはひとの寿命が見え、さらに幽霊の姿を見ることもでき、たとえば死にゆく人に願われた場合、三回だけ「カーテンコール」と呼ばれる延命に応じることができる。彼は仕事だけが生きがいの自称エリート死神なのだが、過去の仕事での唯一の汚点を払拭するため、執事姿で人間界に留まっているらしい。  三者三様、それぞれの利害が一致して、なし崩し的に空我と死神は心霊がらみの依頼を解決することになるのだが……。
  • 死神執事のカーテンコール 時限爆弾の少年
    660円 (税込)
    雰囲気探偵と死神執事の不可思議なぞとき!  雰囲気重視で推理などろくにしない探偵・猪目空我は、古めかしい屋敷の一角で探偵事務所を開いている。まるで繁盛していないが、家賃が格安なのでなんとか操業できているのだが、くだんの屋敷の住人はワケアリお嬢様と、その側に近くに仕える自称・エリート死神の執事のみ。肝心の猪目は推理力に乏しいので、この怪しい探偵事務所でなぞときをするのは、主に美形執事の役割だ。執事は死神らしく、死者の霊を見る特殊能力がある。中でも特筆すべきは「カーテンコール」という力で、死にゆく人に願われると三回だけ延命に応じることができるというもの。この能力による不思議な出来事や、猪目のもとに舞い込んだ依頼を、彼らは力を合わせたり合わせなかったりしながら、解決しようとするのだが……。  静かな屋敷に唐突に現れる押しの強い押しかけメイド、爆弾をほしがる制服姿の少年、少女たちの避暑地でのひと夏の思い出、外国からホームステイにやってきた死者。死神執事の「カーテンコール」で現れる謎めいた人物たちは、やがて真実の路を通って彼方へ還ってゆく。エリート死神執事×ハリボテ探偵が贈る、人生最後の謎とき「やりなおし」ファンタジー、第2弾!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

死神執事のカーテンコール のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かつて人気を博していた探偵子役は、大人になって
    探偵をしてみる事にした。

    演じるのと職業はまた別では?! な最初ですが
    登場人物に執事がいる時点で、どうでもよくなる状態。
    大家に仕えている、という事なのですが
    何故大家は冷たいものしか口に入れないのか等
    色々な謎も次々と判明。

    しかしこの主人公、

    0
    2021年07月09日

    Posted by ブクログ

    最初がなかなか入り込めず、でも終わりは気になったので、まず最終章を読み、意外と面白かったのでもう1つさかのぼり…結局最初から最後まで読んだ。正確には、最後から最初まで、だけど。名探偵がいいキャラ

    0
    2021年05月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初、登場人物が総じて濃くて設定盛っていて仰々しいなあと思っていたのですが、読み終わってみると成程、誰もが「演じて」たんだなと。
    そう考えると、全てに納得、すとんと心の中の落ちるべきところに物語が落ちてきました。
    やっと安心できたと言うか。
    タイトルに「カーテンコール」とある通り(実際は別設定で出て

    0
    2019年05月13日

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