小学館文庫キャラブン! - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧
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3.9許されざる恋を描く和風王宮ファンタジー! 神話に由来する八つの家が支配する国「千和」。八家の者は「術」と呼ばれる特別な力を持ち、なかでも特に強い術を持つ男が千和の王位に就くことになっている。 七十年前、八家の中で最も神に近い家とされていた天羽家が、突然都を去り、政治を放棄した。天羽の強い力を必要とする七家は、新しい王の即位のたびに、天羽家から后と巫女を兼ねた女子を迎えて祭祀に関わらせるようになる。だが天羽と七家の関係は悪化、都に送り込まれる天羽の娘は、いまや人質同然に後宮で軟禁されることが慣例となっていた。 このたび、新王・一嶺鳴矢の后に選ばれた天羽淡雪も、都での天羽の者である自分の立場はじゅうぶん理解していた。后とは名ばかりで、ここでは異端の者。逃げることもできず、逃げたところで帰る場所もない――。 そんな淡雪には遠くの物事を見る能力があった。後宮からその術を使って鳴矢を見た淡雪は、彼が想像していたような厳しい王ではないことを知り、次第に興味を抱くようになるが……。 触れあうことはおろか話すことも許されない王と后。禁じられた恋と八家の謎を描く和風王宮ファンタジー!
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3.5桜の下で出会った呪われた姫と無官の公達。 「おまえ自身も、おまえに関わるすべてのものも、何もかもを滅ぼしてやる」 幼い頃、目の前で息絶えた女の最後の言葉によって、呪い持ちの姫君と呼ばれるようになった中納言家の娘、詞子。ある雷鳴が鳴り響く晩、屋敷に現れた恐ろしい“鬼”に妹が連れ去られそうになるのを見た詞子は、使ったこともない矢を射て、鬼を追い払う。だが、そのせいで詞子はさらに周囲から恐れられるようになり、数少ない使用人を連れて屋敷を出、寂れた別邸に移り住むことに。 それから数日後。満開の桜を眺めようと庭に出た詞子は、そこにいた狩衣姿の見知らぬ青年に姿を見られてしまう。彼の名は源雅遠。左大臣家の嫡子でありながら、無風流な変わり者と言われ、出世の道からも外れている男だった。雅遠は、鬼姫と噂される詞子を決して怖がらず、それどころか桜姫と呼んで詞子のもとに通うようになる。鬼も呪いも関係ないように振るまう雅遠に、災いが降るかかるかもしれないと恐れる詞子だが――。 平安貴族の許されぬ恋を描いた人気シリーズが、加筆改稿の上、装いも新たに登場。書き下ろし「兄の計画」収録。 ※この作品はルルル文庫『桜嵐恋絵巻』 の加筆改稿版となります。
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-神と交渉する一族の娘が選んだ男は……? 大陸の中央、九霊山脈のふもとには、どの国にも属さぬ《白梟の里》がある。そこには《神語り》と呼ばれる術者が暮らし、神々の調停者にして裁定者――心理の鎖をもって、世界のことわりから外れたものを縛る特別な力をもつという。そのため国に縛られることなく諸国を渡り歩いて依頼を受け、神々との交渉を生業としている。 里の娘・朱羅は、16歳になったばかり。一族の掟ではこの年になると皆、一年の修行の旅に出る。ただ、朱羅には幼い頃、禍つ神に触れて穢された過去があり、《神語り》としては落ちこぼれのはずが。本人には自覚がないが、幼い身ながら禍つ神を一瞬で浄化した、最強かつ最清浄な《神語り》だった。 旅立った朱羅は、宗国のある村で「土神の怒りを解き、恵みを取り戻してほしい」との依頼を受ける。実は村の地下牢には獣――神の祟りを受けて異形になった「穢れ者」がいて、その瘴気に村が包まれ、神が怒っているという。 紆余曲折あって神の許しのもと朱羅が後見人となったその青年は「善」と名付けられた。そして、赤子にも似た無邪気さと魔物の残酷さを抱えたまま、朱羅の旅の相棒となるが――。愛と冒険のエキゾチック・ファンタジー!