佐藤文隆のレビュー一覧

  • アインシュタインが考えたこと

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    佐藤 文隆
    1938年山形県生まれ.1960年京都大学理学部卒業.京都大学名誉教授.専攻は理論物理学,一般相対論.著書に『職業としての科学』『宇宙論への招待』『アインシュタインが考えたこと』(以上,岩波書店),『ある物理学者の回想』(青土社),艸場との共著編書に「潜入! 天才科学者の実験室1-4」(汐文社),ほか多数.

    「われわれは、幾何学を数学の時間で習います。数学は理科とか物理というものとは、ぜんぜんちがうように思っている人も多いでしょう。しかし、よく考えてみると、実際の空間はいろいろな物質が存在している空間です。何もない空間があるのでしょうか。物質が存在している空間、ものがつまっている

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    2025年06月12日
  • 宇宙のしくみ

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    いや~難しかった...。

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    2013年05月18日
  • アインシュタインが考えたこと

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    初ジュニア新書。移動する座標系とか、理解できるなら普通の新書も問題なく読めるんじゃなかろうか、と思うような内容でした。
    アインシュタインの軽い伝記的な章や、物理学の簡単な歴史など、普段接している学問の生い立ちに触れることができる。難しい数学も一切出てこないし、読み物として面白い。最後の方の章はなんかもう理解してもらう気ないんじゃないかというような文章がちらほら見られたけど。

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    2012年08月24日
  • 破られた対称性 素粒子と宇宙の法則

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    ネタバレ

    鍵となる言葉を記録するので手一杯でした。内容は全部は理解できていません。
    対称性とその破れが大事だということはなんとなく感じました。

    アインシュタイン 特殊相対論
    ミンコフスキー空間
    一般相対論 対象性原理
    ねーターの定理 対称性と保存則 ワイル
    ディラック 相対論の対称性を量子力学に 反粒子、スピン
    弱い相互作用でのパリティ非保存 CP非保存
    超電導場の量子論 対称性の破れ
    相転移と対称性の自発的破れ

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    2012年03月02日
  • 新装版 相対論的宇宙論 : ブラックホール・宇宙・超宇宙

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    古典的名著といえるだろう。
    ブルーノ神父やらスコラ哲学からミックスマスター宇宙まで、宇宙観という統一の尺度でまな板の上にのせ、ケレン味のない料理に仕上げている。単に知っているだけではなく、この著者たちがいかにこの世界を愛しているかが伝わってくる。
    最近、あるSF作家のブログにおける相対論の記述について、著者の一人、松田先生がコメントされているのを拝見した。老いてなお意気盛んである。

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    2011年11月15日
  • 破られた対称性 素粒子と宇宙の法則

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    [ 内容 ]
    2008年ノーベル物理学賞は日本人3人、南部陽一郎、小林誠、益川敏英の独占であった。
    3人の功績は、ある物質を発見したわけではなく、アイディアと理論の提唱であり、35~48年前のことである。
    彼らの考えを、その結果で測るのではなく、誕生の場面に立ち戻り、創造の瞬間を捉えたい。
    当時の事情をよく知る著者は、彼らの功績を湯川秀樹、朝永振一郎、坂田昌一らの日本の素粒子物理の伝統の中に正しく位置づけし、その歴史的意味を跡づける試み。

    [ 目次 ]
    序章 国民的慶祝
    第1章 破られた対称性―二〇〇八年ノーベル物理学賞のキーワード
    第2章 素粒子場の量子力学
    第3章 対称性とその破れ
    第4

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    2010年07月13日
  • アインシュタインが考えたこと

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    動画で段階的に説明したら、もう少し分かりやすく説明出来そうなのになあ

    最後の章はちんぷんかんぷんだったけど、とりあえず

    ニュートン力学が通用しない世界について、アインシュタインはガリレオの相対論を発展させた。
    光は一定で、そこから色んな理論が導き出される。
    時間は相対的なもので、一定では無い。
    ブラックホールの出来た原因

    のニュアンスくらいは理解出来た気がする
    名門中学に通いながらこの本を楽しめるような学生生活を送りたかった


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    2024年06月21日
  • イミダス 現代の視点2021

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    当時意識することのなかった問題や、時期を経て現在どう表面化しているかという議題について改めて触れるにはちょうどいい媒体。

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    2023年04月29日
  • イミダス 現代の視点2021

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    ネタバレ

    世の中のことにとても疎いので読んでよかった。


    印象に残ったワード「全体主義」「差別」「ファシズム」「水道法改正」「種苗法改定」「カジノ」「歴史修正主義」


    コロナ禍だからこそ伝えたい「自由」と「権利」と「多様性」
    p19「自由や多様性を守る」ということは、(コロナ禍で)マスクをしない人も、バーベキューをする人も、同じ社会で暮らす仲間として尊重するということ…せめて糾弾したり排除したりしないということ…自分たちの安全のためにどうしても行動を変えてもらう必要があるならば、その人の人権や生活が損なわれないよう、民主的な手続きを守りながら、理性的にお願いするということ
    p17〜18 社会を民主的

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    2021年03月06日
  • アインシュタインが考えたこと

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    面白い!…と言っても、特殊相対論と一般相対論の違いは?と聞かれたら全く説明は出来ない程難しく、本当に中・高生向けなのか疑ってしまう内容、書き振りであった。それでも、アインシュタインが考えたことについてはしっかりと記述してあり、また、知的好奇心をくすぐられた。

    Ⅶ章「相対論と宇宙」では、何を言っているのかさっぱりだったが、中・高校教科書に掲載されている宇宙のあらゆる事象について、紐の端っこを引っ張ると、もう一方の端は全部アインシュタインが握っている気がして、その偉大さは大いに伝わってきた。

    岩波ジュニア新書を片っ端から読み倒したい。

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    2020年08月25日
  • SF小説がリアルになる 量子の新時代

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    量子力学の話は、結局のところ、いろいろな本を読んでみたがよくわからない。本書でも同様の印象である。
    実際に論じている人も、不可解ながらも結果は受け入れざるを得ないということであって、理論的に整理できているわけではないのではないか、とさえ思えてくる。

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    2019年06月04日
  • SF小説がリアルになる 量子の新時代

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    量子力学難しい!けど、SFチックで、面白い。
     
    シュレディンガーの猫、
    多世界観、
    重なり、
     
    アインシュタインと言ったら、相対性理論が有名だが、
    本人は相対性理論よりも、量子力学についての方が100倍情熱を持っていた!?
     
    日々、分岐点で世界が広がっていき、無限に並列している。
    現在にも未来にも無限の世界がある。
    ゆえに、私たちは、いかなる未来をも選択することができる。
     
    掲載されていたSF小説を読んでみようと思う。

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    2016年01月18日
  • SF小説がリアルになる 量子の新時代

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    おそらくわかりやすく書いていただいたのだと思いますが、やっぱり難しい・・・。「もつれ」をなかなかイメージできません。ただ、暗号鍵の解読の話で「すごいことができる」というイメージがありましたが、確率論になるというところは初めて知りました。
    もちっと精進します。

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    2014年11月28日
  • アインシュタインが考えたこと

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    小4の息子に与えたが、50頁の斜め読みで挫折。うーん、確かにジュニア過ぎたなと、自分で読んでわかった(笑)
    ニュートン力学を素晴らしいと思っているが、アインシュタインもスゴイね。宇宙物理学の基礎的な考えがわかったような気になりました。

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    2013年04月05日
  • アインシュタインが考えたこと

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    [ 内容 ]
    光の速さで走りながら、光を見たらどう見えるのだろうかと、アインシュタイン少年は考えた。
    そして大人になって、相対論を発表した。
    相対論によると、光に近い速さでは、時間がのびたり、長さがちぢんだりする。
    重力や加速度がはたらくとどうなるだろうか。
    話は、ブラックホールや宇宙のはじまりにまでおよぶ。

    [ 目次 ]
    1 相対論のふしぎな世界
    2 ガリレイからアインシュタインへ
    3 アインシュタインの登場
    4 相対論の考え方
    5 その後のアインシュタイン
    6 相対論を確かめる
    7 相対論と宇宙
    8 きみたちとアインシュタイン

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ 

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    2011年03月26日
  • SF小説がリアルになる 量子の新時代

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    ネタバレ

    ・江崎玲於奈 エザキ・ダイオード「トンネル効果」
    扱っている相手が電流という無数の電子の群れだった.「電子の雲」というあいまいな表現も電子がたくさん存在すれば,密度の濃淡というイメージを思い描くことで納得がいく.
    電子を一個ずつ扱うときにこそ,腑に落ちない不可思議さが姿を現す.

    ・ムーアの法則 トランジスタの集積密度は、18〜24か月ごとに倍になる、という経験則.
    素子の配線を「より細く,より高密に」する微細加工技術のおかげ.配線をあまり細くし続けると量子力学の効果が現れる.

    ・量子非破壊測定は不確定性原理をを利用した技術.
    片方(光子数)はものすごく正確に測るけれども,もう片方(位相)は

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    2011年05月14日
  • 新装版 相対論的宇宙論 : ブラックホール・宇宙・超宇宙

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    [ 内容 ]
    すべての力を幾何学化しようとしたアインシュタインの大いなる「非常識」―相対性理論。
    その相対性理論が予測する、星の終末、ブラックホール、宇宙、超宇宙の我々の常識を遙かに超えた驚異の姿とは…多くの宇宙物理学者を生んだ名著の復活です。

    [ 目次 ]
    第1章 強い重力と一般相対論
    第2章 星の終末
    第3章 ブラック・ホールの時空構造
    第4章 宇宙観の「膨張」
    第5章 我々の宇宙の構造
    第6章 我々の宇宙の進化
    第7章 超宇宙―現代宇宙論の基本的諸問題
    第8章 マッハ原理と物理法則の相対化

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章

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    2010年05月23日
  • SF小説がリアルになる 量子の新時代

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    大学の授業でつまずく理系学生
     同じように悩んだ仲間たちよ、量子情報科学が台頭してきたいまこそ、つまずきの石をとり除いていこうではないか。(P.30)

     努力してみます。

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    2009年10月04日
  • 宇宙のしくみ

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    宇宙物理学の入門的解説書です。

    本書の中核をなしているのは、第二部の「相対論談義」です。これは、『僕がアインシュタインになる日―相対性理論講義』(朝日出版社)をもとにしており、元来は著者がSF作家の光瀬龍に宇宙論にかんする六回の講義をおこなうという構成でしたが、本書では著者の説明部分のみをまとめて再構成しています。多少議論があちこちに移っている印象もありますが、宇宙についての研究と現代物理学がどのようにかかわっているのかということについて、わかりやすいことばを用いて解説がなされています。

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    2022年01月31日
  • 宇宙のしくみ

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     宇宙を詳細に調べれば調べるほど謎が深まるばかりである。宇宙の96%はどんな素材でできているかさえわかっていない。只し、最先端物理学が迫る人間と宇宙の真実として語られる(以下本書とはなんら関係なし)・・・宇宙の謎を簡単に解決できる方法は存在する。それは宇宙が仮想空間であり、巨大なコンピューターで制御されているシュミレーション世界なのだということ、にわかには信じられないが宇宙の観測結果から導きだした答えがこれだ。

     本文中にも「現代の宇宙論は人間の理性も人間の存在も否定し、多くの偶然の産物でいてもいなくてもよく何の絶対性もないと言わざるおえない」(P260参照)と記載がある。人類誕生に目的はな

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    2016年09月23日