toi8のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレもう、RPGそのもの。
この作品はずっと『読むRPG』として楽しめるから、本当にあっという間に読み終えてしまう。
2巻以上は勝手に出ないものだと思っていたし、3巻にいたってはタイトルだけが一人歩きするのだろうと思っていたら、しっかりと『誰が勇者を殺したか』という内容だった。
今作もしっかりと1巻の勇者ご一行が出てきて、魔王を倒す前の話が掘り起こされている。
3巻にもカルロスという、ザックに言わせるとアレスに似た勇敢な『勇者』が出てくるのだが、内乱を起こさせないために自ら毒をあおぎ、それが治らず最期を迎えたと知り、胸が締めつけられた。国を、民を、仲間たちを想って死んだ勇者。
カルロスの意思を受け継ぎ、カルロスの妹・エレナの想いを叶えようとしたシェイプシフターも、まごうことなく『勇者』だった。
今作も『誰が勇者を殺したか』が二転三転する。今作は、今までで一番切ない終わり方だった…。
まだ続くと書いていたので、次回作が楽しみ。
そして、ザックが本当に好き…!!!
私の初めてのライトノベルは、私が唯一買い続けるライトノベルになりそう。 -
Posted by ブクログ
視点人物がシーンで切り替わる、会話の途中で現在時間が遡るなど最初若干読みづらかったのだけど…会話が圧倒的に魅力的なのも変わらず、また今作もキラーフレーズが続出で(特に紫苑とネズミの互いへ向ける感情を吐露する箇所ね)マーカー引きたい箇所が続出。
今作ネズミの一番の読みどころは「あんたにはいつも失望させられる」的な発言のシーン。かわいいなぁ。あとネズミ、火藍のことをちゃんと尊重してて「あなた」呼びなの、ほんとずるい。火藍にだけは虚勢張ってない感じがほんとずるい(かわいい)な!
1、2で舞台設定が整って、いよいよこれから…というところで次巻は来春刊行だそうで…。あさの先生には信頼しかないけど早く読みたい!(続編を待てるのって本当に幸せなことだな…)
-
購入済み
原作未読ですが、雰囲気◎
他の方のレビューや、原作の前評判を見る限り、恐らく上質なミステリーファンタジーを基とするお話なのだと思う。
それを踏まえると、魔王を倒し死んだとされる、勇者に関する伝聞をメインに据えた構成は、ミステリーとしてかなり雰囲気のある内容に思える。
原作者のコメントからは、原作の雰囲気を壊さず漫画化されているようだし、原作では描かれていない、登場人物の成長した姿も見られるようなので、原作履修済みでも楽しめる要素はあるようだ。
ただ、一巻の終わりが本作品の全行程のどこまで描かれているかはわからないが、物語の真相に踏み込んではいないので、盛り上がりには欠ける。
また、次巻の発売予定が2026年初冬ということで、間が空くのももどかしい。
期待できる作品として印象には残ったが、面白い!と思える決定打には欠けた印象。