田倉トヲルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ7巻目。
アルベルトがクローヴィスを殺害した容疑で逮捕され、シャーロットたちはさらなる窮地に立たされる。そんな中、リオンまでがエルマー家に連行され、大切な人たちが自分の側からいなくなっていくことをシャーロットは痛感する。刻一刻と迫ってくるセシルとの婚姻成立の期日。オウエン・エルマーの行方と薬石精製の証拠を追いかけるカルラとガイは間に合うのか。そして、アルベルトは?クローヴィスは?妹溺愛のレイフォードの我慢も限界に近づいてきている。シャーロットの選択と行動から目が離せない7巻。
エルマー家の面々が手強すぎて怖い。シャーロットやカルラたちがやっと掴んだ形勢逆転の切り札をことごとく奪って -
Posted by ブクログ
次の国王となることの出来る人物を見付け出すためには、引きこもっているわけにもいかず、超苦手なダンスのレッスンもせざるを得ないシャーロット。
昔は口を開けば嫌味ばかりだったリオンもシャーロットの良さを認めて、なんだかすごくいい奴になってくるし。
アルベルトは、剣を振り回すことしか能のない男かと思わせておいて、意外なスペックの高さを見せつけてくるし。
シャーロットの周りは一癖も二癖もある男ばかりだ。
シャーロットとアルベルトのやり取りもますます軽妙でおもしろくなってきた。
今巻で、アルベルトの過去が少しではあるが、明らかになり、今後の展開に結びつく模様。
次巻以降も楽しみ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第6巻。
---守るためにこの道を選んだ。奇跡を起こすために出来ることをしようと全てを賭けた(本文から抜粋)。
国を守るために覚悟を決める登場人物たちの心意気に胸が打たれます。
とうとう本性を現し、王家に反旗を翻したエルマー家。彼らの監視の目が厳しすぎて、シャーロット達は自由に行動することすら出来ない。婚約の公示期間中に解決策を見つけ出そうとするが、彼女らを取り巻く環境は厳しすぎて、ただ時間だけが無闇に過ぎていく。ひたすら耐えて考えて・・・。でも解決策なんてそう簡単に見つかるわけはない。けれど絶対に諦めようとしないシャーロットに成長の姿が見え、感慨深くなりました。試練は人を強くします -
Posted by ブクログ
ネタバレ兄弟ものだけど、そう身構えて読むようなものでなく、なんかこう…いろんなものが溢れてるなあって。
義兄弟もいいけど、血が繋がってる兄弟のお話だからこその葛藤と戸惑いとが見れてすごく切なかった。「兄さんを好き」のその「好き」がブラコン的なものだけでなく、恋の方面的なものと気付くまでの普通の場面と、気付いてからの、でもどうしようもないっていう豊の気持ち、そこから離れようともがく姿、でもやっぱりどうしようもないって揺れ動く様がたまらなく…。
豊が昔の手紙を読んだところと、稔が「弟と豊、って割り切ろうかと思うけどなんかできない」ってところ切なくてー><。「豊」が大切なんだろうけど、兄弟として過ごしてきた -
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