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8年間手紙だけでやりとりをしていた兄・稔が実家に戻ってくる。兄が好きでたまらない豊は、嬉しさとともに戸惑いも感じます。『帰ってきたからといって、ずっと一緒にいられるわけじゃない』。その言葉は豊の心にずしりと響きます。このままではいけないと「兄離れ」しようとする豊。溢れ出しそうな思いを懸命にしまい込もうとする豊のいじらしさに、胸が締め付けられます。
兄・稔も弟のことを大切に大切に思っているのですが、だからこそ余計に「兄」の立場を崩さずにいようとします。
互いを深く想い合っているからこそ、その先の一歩を踏み出すことができない。血の繋がった兄弟ならではの葛藤が丁寧に描かれているので、兄弟好きさんにはぜひ読んでいただきたいです…!
エロ度は低いものの、ちょっとした触れ合いがとっても色っぽい!特に、りんご飴のシーンは激萌え間違いなしです。
Posted by ブクログ 2013年06月24日
田倉先生の二冊目の単行本。
前作の「セロ・メロウ」とはうって変わり、表題作のみの収録。
年の離れた所謂兄弟ものなんだが、これまた純粋且つ純愛路線でまたもや眩しい。とにかく眩しい。
兄弟だときちんと分かっているからこそ、どうにもなれない。
死ぬまで消えない、何よりも強固な血の繋がりがあるが故に、変え...続きを読む
実兄弟ものですが、このなんとも言えない透明感があります。甘くて切ない…。
他の方のレビューにもあるように、リンゴ飴のシーンは秀逸です。
おにいちゃんはズルいよなぁ…。
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