感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2012年04月02日
王位に付ける人物がいなくなり、空のままですごす日々で
慌しくどころでなく忙しくなった城内。
猫の手、として借り出されただけのはずが
気が付けば命を狙われる非日常にこんにちは。
緊迫した状態に、きちんと役割を果たす騎士…を見て
普通? と首を傾げてしまう気持ちはこちらにもあります。
というか、この人...続きを読む一体いつ寝てるんですか!? と聞きたい。
そして新キャラ、曰く『狸親父』の息子。
登場した父親の姿に、狸の意味がよく分りました。
ほくろ親子? とも思いましたがw
前回の2時間ドラマより、もっと読みやすくなった感じです。
ノリはそのままなのですが…クライマックス、どきどきしました。
ええ、違う意味でw
自分の発言には、それが嘘でも責任を持ちたい…というか
本気で実行できる実力があるのが怖いww
しかし最後…という事は、彼は一体どういう立場で
あの場所に立っているのでしょうか?
Posted by ブクログ 2011年12月31日
二作目も面白かったです! 今回いろいろと新キャラが登場してきたり主人公が悩みながらなんとか前に進もうとする姿がかわいかったです。
ただ少女文庫にしては(?)ストーリーが複雑かもしれない……。と思います。恋愛要素は、首なし騎士とより主人公の兄(?)とのほうが強い気がする。
謎解きな雰囲気が強かったか...続きを読むなと。
ただ色々な謎が今回発生して、解決されたものも、されていないものもあるので、次回もとても楽しみです。
意外なところで意外な人物が関わっていて、読んでいておもしろい。ただ、挿し絵のロッティが幼すぎるイメージなのと、他の人物もあまり私のイメージとは合わないので、なるべく挿し絵は見ないようにして想像を逞しくしています。
Posted by ブクログ 2014年02月26日
横領、暗殺、求婚!?
イケメンが何人いても、甘々なのはシスコンの血みどろ王子(兄)だけという、この手の小説にしては糖度が低過ぎる所が難点なのだが……。
首なし騎士とロッティに、いつ、どんな風にラブが芽生えるのかが気になって、ついつい読んでしまうw
Posted by ブクログ 2013年07月27日
リオンとセシルという好対照な二人が登場。
この二人は、これからも重要な位置を占めそう。
シャーロットは内政にも携わることになり、持ち前の探究心を発揮して思わぬ発見をしてしまう。
しかし、そのために危険がせまる。
首なし騎士ことアルベルトは、前巻よりやや人間味がでてきたか。
というより、シャーロッ...続きを読むトに押され気味な場面も多々あって、それはそれでおもしろかった。
読み出すとグイグイ惹きつけられる展開で一気に読んでしまった。
次巻も楽しみである。
Posted by ブクログ 2012年06月04日
本の帯に書いてあったように「ミステリ風王宮物語」な話です。1巻で次の王位継承者を選ぶ役目を担うことになったシャーロット。けれど、どのように王を選べばいいのか検討もつかない。その上、現在、国は国王不在の緊急時。政務も滞り、兄王子もシャーロットも大忙し。そんな中、シャーロットに暗殺の手が忍び寄る……そん...続きを読むな始まりかたです。
「首の姫と首なし騎士」という結構すごいタイトル(笑)のこの話。文章はすごく読みやすく、続きが気になる書き方をしています。あと、キャラクターがかなり個性的。首なし騎士は何を考えているのかよく分からんし(なのにやけに印象的ww)、シャーロットは守られてるだけのお姫様じゃなく、きちんと信念を持って頑張るいい子だし(思ってることはダダもれだけどww)、兄王子レイフォードは美形でできる男(だけど、重度のシスコんww)。他にも個性的なキャラクターがいっぱい登場します。
3巻も楽しみ♪
Posted by ブクログ 2012年02月05日
1巻が面白かったので、買ってきました。
相変わらず気持ちがダダ漏れのシャーロットですけど、ダダ漏れ部分に「」が付いていないから、どこから漏れてるのか分かりづらいところが多かったです。
アルベルトとの絡みが少なくなってて、シャーロットの方はアルベルトの自分への気持ちに気付いてそうですけど、シャーロッ...続きを読むトの気持ちは未確定で、アルベルトも自覚してないし、彼の気持ちは書かれないので、ちょっともやもや。
レイフォードのシスコンぶりはこの巻でも一層明らかになってて、確かにシャーロットが死んじゃったりしたら、最も王位を取らせたくない人になりそうです。
今回新キャラとして出て来た、リオンとセシル。リオンは真面目な好青年で明らかに味方ですけど、セシルはまだ敵なのか味方なのか分かりません。どっちもシャーロットを好きそうな感じで、次巻もどう絡んできて、それに対してアルベルトがどうなるのか楽しみ。
次巻は4月。遠いです。
Posted by ブクログ 2012年01月27日
面白くなってきた。
シャーロットも少しずつ成長しているし、あとはいまいち思考の読めない新キャラがどう出てくるかが気になるところです。
騎士の出番ふえろー(笑
Posted by ブクログ 2012年01月18日
キャラクターは良いです。2巻目になり、それぞれが動き始めた感じですね。新キャラのリオンたちもしっかり書き分けられていて、誰だか分からなくなることはありません。
が、どうも1巻と同じく分かりにくい箇所がいくつかありました。ロッティが主人公のせいでまわりくどい表現が多いからなのかも知れませんが、騎士との...続きを読む関係性(お互いどう考えているのか)も不明。
無理に恋愛しなくてもいいのですが、ぼかしすぎているような気がしてなりませんでした。
だけど次巻にも期待していますー!!
Posted by ブクログ 2012年01月08日
面白かった!
シャーロットがかわいい。
特に最後の方のあせってるかんじのところが、かわいかった。
恋愛色が強すぎなくて、私的には嬉しかった。
首なし騎士は、前回より影が薄いなあと思った。
というか、兄が濃いと思う。
Posted by ブクログ 2012年01月05日
首なし騎士が、前回よりもおとなしかったような。
もっと傍若無人さがあってもよかったかな、と思いましたが、
〝人は、呆気なく死ぬものだ。
呆気なく、死ぬものだ。〟
を強調するためか…。
〝死〟を知っているから、首の姫から離れられない→
気にせずに行動できない、ですか。
Posted by ブクログ 2012年01月04日
ここまで恋愛色がないのに面白いと感じる少女小説も珍しい。首なし騎士の無自覚さがかわいいです。そしてレイフォードのシスコンぶりがガチすぎて怖い。敵の片鱗が見えてきたものの、味方の新キャラも着々と集まりつつあるしこれからが楽しみ。
Posted by ブクログ 2021年12月11日
王と第2皇子を幽閉したため、シャーロットを溺愛する第1皇子のレイフォードに国の重責がかかってしまい超多忙になる。シャーロットも財政の仕事を手伝うことになったが、帳簿を調べるうちに、長年に渡っての横領の跡を発見する。と同時に、シャーロットとレイフォードは、何度も暗殺されそうになる。その度に首なし騎士の...続きを読むアルベルト・ホースマンにからくも助けられる。ところが、暗殺者は思い切った手に出てきて…。
シャーロットが王国の政治に関わっていこうとしていく姿がこの巻の肝かな。様々な登場人物があらわれて、物語も彩り豊かになってきた。
Posted by ブクログ 2020年07月30日
何だか新たなキャラたちも加わって、これからのフォルモント国の行く末が気になるところ。シャーロットの成長を嬉しく思うも、勢いで女王になっちゃえと思ったり。
Posted by ブクログ 2018年10月25日
相変わらず作者の見えている舞台が狭く
地方都市の突然家業継ぐことになって難儀する職場ものにしか見えないのだが
かえってそこがこの分野の他にない取り柄になっているような気もする作品
許されるのが「姫」か「花嫁」どちらかだけだという極狭い範囲でも
『風の王国』のような歴史風味もあれば
時代背景無色の時代...続きを読む劇もありということを教えてくれる
女子向けライトノベルとしてはいろいろ足りないがゆえに妙な味わいの一品
Posted by ブクログ 2013年06月08日
首なし騎士は愛を知らないってことですかね。
前回の伏線回収も早速しましたし、もっと愛情表現してくれてもいいのですがね。
とりあえずレイフォード兄様はヤバい人認定です。
ちなみに個人的にリオンが一番タイプです。
Posted by ブクログ 2012年07月21日
内容…★★
人物…★★★
文体…★★★
今回は典型的な守られヒロインなシャーロット。
シャーロットは王族で身分高いし、お兄ちゃんはシスコンだし、正ヒーローは騎士だし、怒ってくれる人がいないよね。
だからリオンが良い男に見えるのか。
キツイ女のライバルとかでてこないかな。
Posted by ブクログ 2012年04月20日
面白かったのだが、いかんせんとにかく、読みづらい。わかんなくて前の部分を読み返したところが多々あった。そこまで駄々漏れって、逆にすごいな。
しかし、悪口は言いたくないんだが、いい加減ロッティに苛々する部分も多少あり。そんな簡単に国とか領地とか背負えないだろうってのはわかるつもりだが、自分一人で何も...続きを読むかもを片付けろと言ってるわけでなし、自信がないのかあまりに固辞し続ける姿を見てると、責任負うの嫌なだけなんじゃと意地悪な穿った気持ちも湧いてきてしまった。まあロッティが簡単に決断してしまったら話終わっちゃうし仕方ないんだが。
ロッティの性格と、前述の読みにくさのせいで、いまいち気持ちよく読み進めることが出来なかった。ロッティ、馬が合わないんだろうか・・・
本当に純粋な意味でネガティブなヒロインだと思う。ここまで後ろ向きな子も珍しい気がする。私は正直好きではない。
Posted by ブクログ 2012年01月14日
“「……ねえ。彼、"王にとって国民は自分の所有する物でしかない“って言ってなかった?あれ、どういうこと?」
「ああ……。そういえば、お前は他国に行ったことも、他の王に会ったこともなかったな」
「他国の政治の仕組みをまとめた本は読んだわよ?」
「本が全てを語っているとは限らない。それに、当た...続きを読むり前過ぎることは、書かれないものだよ」
部屋の本棚に並ぶ、政治に関する本の数々を見やるレイフォード。つられて私もそちらに視線を向ける。
「この国は特殊な成り立ちから生まれた。でもそれだけじゃない。政治から思想から、あらゆる点で他国とは違っている。第三者的に言うなら、間違いなく異色だよ」
「異色、って……そこまで?」”[P.119]
2巻目。
続きが出て嬉しい。そして願わくは長く続いてほしい。
しかし表紙が物騒すぎる。
ミステリ要素があるのが堪らん。
ロッティの頭の切れが読んでて楽しい。
エルマー家辺りの波乱が怖い。
P.21、P.155あたりがうまいと思った。
“「貴方——……、恐いの?」
頭が言葉を選び取るより先に、心が"答え”を吐き出した。
戦場で生きた男は、誰よりも命の儚さを知っている。目を離した次の瞬間、失われているかもしれないことを、知っている。
(ああ、だから)
だから、徹底して守ってきたのか。
……まるでその言葉が合図だったかのように、彼は剣を手に取った。反射的に団長が抜いた剣を薙ぎ払い、その勢いのまま、私の首を目がけて——
ぎいん。高い金属音が、耳を劈いた。
音の余韻が、まだ耳の側で響いている。が、手で押さえることは出来ない。首のすぐ真横に鋭い銀の光を放つ刃があった。衝撃で削れた石壁の破片が、ぱらぱらと床に散った。……もし城が木で造られたものだったら、壁ごと首を持って行かれていただろう。
呼吸も、瞬きも止まった。耳鳴りがする程の静寂の中、聞こえるのは心臓の音だけ。目の前の悪魔は、奥底に火種を燃やす闇色の双眸で、私を見据える。
「このまま剣を滑らせれば、あんたの頭は呆気なく体を離れる」
「……」
「あんたは戦う術を持たない。こうして剣を向けられても、逃げることすら出来ない。……俺が城下に行かないのは、そういう理由だよ、お嬢さん。オーガを恐がってるからじゃない」
「……驚いた。貴方、先程の言葉をそんな風に受け取ったの?」
「ふうん。違うのか。なら、どういう意味で言ったんだ?考える頭のない俺にもわかるように、説明してみろよ」
「お断りするわ。“答え”は奪い取るものなのでしょう?」
自由奔放で我が道を行く男が、どうしてそんなに自分の感情に関しては鈍いんだ。殺意には一も二もなく反応するくせに、その殺意が何故生まれたのか、前提にある”感情”の正体がわかっていない。ああ滑稽だ、またしても彼の歪んだ愛情表現に振り回されるとは!”[P.155]