あらすじ
末姫シャーロットに、新たな受難が。なんと豪商エルマー家が、息子セシルとの結婚を迫ってきたのだ。それはシャーロットが、国を支える豪商がひた隠す恐ろしい裏の顔を知ってしまったため。妹を溺愛する長兄レイフォードは“愛人二十人”と浮き名を流すセシルとの結婚に断固反対、次兄クローヴィスの動きは怪しく、護衛騎士のアルベルトはかつてない殺気を放つ。そのとき、シャーロットは!? 大人気、新感覚王宮ミステリ第5弾!!
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Posted by ブクログ
ますます追い込まれる王家の人々。
これまでは、腹の探り合いという感じだったのが、もう探る腹も無いじゃないか!
人喰い竜と親方妹やクローヴィスも心配だ。
敵が強すぎて絶体絶命な気がしてきた。
首なし騎士がなんとかしてくれるのか?それともやはり姫が起死回生の秘策をひねり出してくれるのか?
Posted by ブクログ
面白くなってきました。どうなるんだろうとドキドキ。
そして、クローヴィスにフラグが立っているのが気になって気になって。。。
早く次巻が読みたいです。
Posted by ブクログ
薬の石の売買でエルマー商会が暗躍していたことが分かったが、そのエルマー商会が牙を剝いてきた。セシル・エルマーとシャーロットの結婚を迫ってきたのだ。怪物オーガを持っているし、諸侯とも手を結んでいて、皇族側には選択の余地がないのだ。不思議なことに、セシルは婚約までに3日の余裕をくれる。監視役が配置されるのを密かに後らしたのだ。
しかし、形勢は絶望的であることには違いない。王国がエルマー商会の手に落ちるまでわずかしかない。
シャーロットの成長物語として読んできたのだが、事態はとんでもないことになって仕舞った。どうなる?先が読めない。
他の人のレビューを読んだら、このシリーズをあさのあつこが絶賛していたとのこと。へえー。
Posted by ブクログ
遂にエルマー家が攻め込んで来たなぁ…婚姻という、表向き体裁の良いカタチでw
もちろん裏はドッロドロだけど、国や家族を守りたいロッティに選べる選択肢はほぼ1つ。
邪魔な監視も付いてアルベルトも思うように動けないし、どうなっちゃうのかぁ…今後?
Posted by ブクログ
謀略溢れるシリーズ5巻目。
4巻で薬石を巡る陰謀の黒幕がエルマー家だと判明しましたが、5巻ではそのエルマー家が王家に魔の手を伸ばしてきます。密かに張り巡らされていた陰謀の糸を手繰り寄せるように次々と明らかになっていく事実。まさに八方塞がりの状態でちょっと息が詰まりました。しかし、巻末で突破口が見え始めたか?ってとこです。物語が一気に動き始めた気がします。その分、嵐の前の静けさという感じで、首なし騎士も溺愛王子も人喰い竜も静かでした(笑)次巻では暴れてくれるのかなww続きに期待!