田倉トヲルのレビュー一覧
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購入済み
緩くて温い
良い意味で独自のマッタリした世界観をお持ちの作家さんですね。基本的にコントラストのくっきりした作品を好んで読む私でもこれにはさすがに癒される(笑)エロくないのにこの充溢感は何よ?!みたいな。ちょっとした心情も拾い上げて上手く見せてくれるので豊に共鳴しちゃって切なかったり兄の一挙手一投足に嬉しくなったり現実的な兄弟だからの葛藤が手に取るよーに感じられたり。心理描写に長けていて絵柄も頼りなさそうなだけに何と言うか繊細な繊細な印象です。素直に美しい作品だな〜と思います。
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だだ漏れ姫(笑)
今回新キャラの登場で首なし騎士の人間味を感じられました。
ストーリーもラノベらしからぬ重みがあります。
ただ、タイトル通りロッティのだだ漏れ具合が悪癖を通り越して病気の域なので、その変の表現がくどく感じる方にはストレスを感じるかも。
(だだ漏れしちゃったかしら〜?な場面が頻繁に出てきます)
ロッティ以外の登場人物は文句無しに魅力的です! -
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ8巻。
レイフォードを自分の命を盾にし城外へ逃がしたシャーロット。エルマー家の追手を振り切り、無事逃げることができたのか。何もできないまま公示期間が終わり運命の評議会が始まってしまう。しかし、エルマー家の陰謀を決定づける確固とした証拠はいまだ見つからないまま。望みをクローヴィスと人喰い竜ガイに託し、彼らの到着を待つシャーロットたち。そんな中、首なし騎士アルベルトら騎士団の面々が評議会に乱入してくる。
長かったエルマー家との対立編がこれにて終了。彼らは最後の最後まで強敵でした。次々と策を弄し、シャーロットたちの行く手を塞ぎ逃げ道を失くしてしまう策略にはすさまじいものがありました。今巻 -
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