柳本光晴のレビュー一覧
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天才とは
天才とはどんな人か。その作品、偉業から天才を知ることは多いが、天才の人となりを知ることはあまりない。響は間違いなく天才である。しかし、その才能を知らなければ、ただの問題児に過ぎない。才能を見出し、守って育てる人がいてこそ。 出版社に勤めるふみ。響に惚れぬいた遼太郎、友人以上として接するリカの存在は大きい。天才は天才を求める。火花を散らして信条をぶつけ合う。響vs鬼島仁。響vs吉野桔梗。芥川賞作家とやり合う場面は見どころだ。当人同士しか分からない、凡人には踏み込めない世界がある。新人賞受賞後の響がどう成長していくのか。期待を持たせ、見どころの多い3巻だった。
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天才をスカッと楽しめる✨😍✨
一気に全巻読んでしまったぁ〜
天才って良くも悪くも本物や本気の人を惹きつけちゃう魅力があるものなのねぇ〜としみじみ感心🥰🥰🥰
天才少女が初応募した文芸新人賞で大賞
かついきなり芥川賞と直木賞のダブル受賞
なんて「御伽噺じゃん」と思いながらも圧倒的な主人公「響」の魅力は凄かった❣️❣️❣️
人を観切る能力に長け、畏れを知らず売られた喧嘩は必ず買って勝つ。。。なんていうぶっ飛んだ響沼にズッポリ引き摺り込まれちゃいました💓(o^^o)💓
脇役も老若男女盛り沢山で魅力満載
幼馴染のイケメンはハイスペックで響💖ストーカーレベル、親友文芸部先輩は大作家2世の育ちの良さで響の才能に -
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リカ目線で読むと映画アマデウスやグッド・ウィル・ハンティングを思い出します。ある一定以上の能力があるからこそ、自分と天才との間には大きな隔たりがあることに否応なく気づいてしまう。圧倒的な才能を前に、リカをはじめ周囲の人間がどういう道を選択するのかとても気になります。
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普通って
次は総理大臣か…………響が振り回してるのか、響が振り回されてるのか…。確かに響は普通では無いけど、響を普通にさせてくれないのは周りのせいかなって
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天才とは
響を見て自分の才能がないことに気付き小説家を辞める作家もいれば、自分を信じて努力を続ける人もいて、特別な能力を生まれ持った天才もいれば努力の天才もいるんだろうと思えた。最初から最後まで通して読むべき!!
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Posted by ブクログ
ネタバレ■あらすじ
出版業界が不況にあえぐ中、作者詳細不明の小説が編集部に届く。
その作品は文芸界を揺るがすほどの逸材であり、作者はなんと15歳の少女であった。
圧倒的な天才が急に現れ、自分の好きに生きていく様を描いた作品。
■感想
この作品は「マンガ大賞2017」に受賞していてかなり有名かと。映画化もしていました。
私は漫画やアニメは完結した後、一気に読みたいし見たい派なので今更読みました!
・天才が近くにいると自分が惨めな気持ちになるよなぁ…
主人公は天性の?天才。周りの人間は、努力型の天才・過去の栄光に縋る元天才…。
圧倒的な差を勝手に見せつけられて、勝手に心が抉られる(._. )
・好き勝手生 -
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天才に出会った凡人たちの話
主人公とは得てして特別なものであり、特別なものであるということはつまり他とはありとあらゆる扱いで一線を画すということである。
それは、言ってしまえば主人公が「唯一作品の外にいる」としてもいいということである。
この漫画は鮎喰響の物語ではなく、鮎喰響の周りの人物の物語だ。
読者は響ではなくその周りに共感を覚え、胸を痛みつけられるだろう。それがはっきりとわかってくるのがこの巻からだと思う。
だから、響の小説の凄さが全くわからなくても響の暴力性に嫌気が差しても、極端に言えばそんなものは関係ないのである。
鮎喰響は主人公であり普通の主人公ではないということを念頭に置いて読めば、それな -
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最後まで面白い
無駄なく、引き延ばしなく。
最後まで主人公の才能がバシバシ描かれていて最高でした。
壁にぶつかったりしないので、苦悩を読みたい方には物足りなさもあるかもしれませんが、
格好良い生き方を読みたい方にはオススメです。