柳本光晴のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
時代を覆す圧倒的な文才を有し、決して引かない破天荒な振る舞いをする高校生の主人公を取り巻くエピソードを描いた作品。最後まで天才のエネルギーを感じた。
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Posted by ブクログ
ネタバレ竜王戦本戦4回戦。カイザー率いる「The John」のAI「餓狼」。しかし盤の向こうにいるのは、どう見ても山野辺彰人だった。遺伝情報は使われていないというが、その指し回し、その間合い、その圧。すべてが山野辺永世竜王そのものだ。
かつての記憶を揺さぶられながらも、相手はあくまでAI。しかも世界最大級AI企業群「ペンタゴン」の一角。苺ですら劣勢を意識する。そこで選んだのは、我慢に我慢を重ね、局面を混沌へ引きずり込む戦い方だった。読みの純度では届かない相手に、複雑さで対抗する。
確かに「餓狼」はその罠にはまりつつあった。――はずだった。だがある瞬間、盤の向こうの山野辺が変わる。それは単なる覚醒ではない。まるで山野辺その人が憑依したかのように、AIが人間へと近づいていく。
盤外ではシンギュラリティを巡る思惑が交錯するが、盤上で起きているのはもっと静かな変化だ。「餓狼」は強くなっているのではない。山野辺そのものになろうとしている。もはやこれはAIが人を超える物語ではない。人がAIに内包される、その瞬間を描く物語だ。 -
無料版購入済み
響の将棋版
同じ作家の「響」の将棋版である。乱暴 豪腕な性格は、小説よりも将棋のほうが似合っているような気がする。しかし将棋を知っている人間の目から見ると、棋譜そのものが甘く雑な描き方である。その観点から見るときっちり勝負がつく将棋よりはあいまいな小説のほうが適しているのかもしれない。でも勢いの良い作品である。
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Posted by ブクログ
作家の歪み辺りがテーマだったのかなこの漫画。
実際はこんな痛快な話になるわけないんだけど、そこを理想の存在として響が出てきて、好き放題暴れてそれが通っちゃう。
そんな話だったんだとわかった。
そして出てくる「響の同類」、これがラスボスになるんだろう。
丸くなっても負けだし、このままぶつかっても自分で自分をすり減らすだけになる。
結局破滅型の天才の末路は哀れなんだろうな。
そういう視点で見れば、まあわりとさっさと終わっているのも納得か。
敵の悪意が大体一方向からしか来ないので、攻撃としては弱いなあ毎回。
本来なら響の一番の敵はふみになるべきだったのに、そっちは非常に良好な関係築いてしまっている。
普通は任せきりになんてしないって。
富野由◯季がサンラ◯ズやバン◯イとばちばちに火花散らしながらガ◯ダムの続編作った話の方がよっぽど殺伐としていたなあ。
そして最後の解決法は大体暴力。そら先細るのも当たり前か。
作家なんてろくな人間いねえぞって意味ではまあその通りだと思うけど、やっぱり細部では所詮創作物語だなってところが多かった。
この漫画で一番バランスよくたまには美味しい目にもあって成功したのって、やっぱりかよだと思うのよ。
タカヤも最初の役割からしたらえらい丸くなっちゃって。
個人的にはリョータも一度痛い目見て欲しいところだけど、さあどうなるかな。